障害年金をもらっているのですが、

仕事を始めたいと思っています。

これって詐欺ですか?

 

先日、このようなご質問を受けました。

 

今日は、障害年金をもらっている方が

障害の状態が良くなって、

働ける状態になった場合について

ご説明します。

 

 

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働き始めたら障害年金は止まる?

障害年金を請求した時は

症状が重く、働ける状態ではなかったけれど、

症状が良くなって

働ける状態になったとき、

もらっている障害年金は

どうなるのでしょう?

 

 

答えは、

 

 

次回の更新までは、

そのまま変わらず

もらえます!

 

 

ほとんどの場合、

障害年金には期限があり、

定期的に「更新」が必要です。

 

更新の間隔は、

その方のケガや病気、症状によって

1~5年ほどの間で、決まります。

 

更新のときには

お医者さんに診断書を書いてもらい、

日本年金機構に提出。

 

審査が通れば、また次回の更新の年月が

決まる、という流れです。

 

 

もし途中で、症状が良くなっても、

仕事を始めたとしても

次回更新までは、ずっともらえるのです。

 

仕事を始めたからといって、

すぐに年金が止まることはありません。

 

 

ですので、

もし、働くことを検討しているのであれば、

次回更新までの間に、チャレンジしてみても

よいと思います。

 

実際、仕事をしてみたら、思った以上に

心身に負担がかかり

体調を崩すこともあるかもしれません。

 

いきなりフルタイムで働くよりも

障害者雇用、パートなどで

自分に合う働き方が見つかるかもしれません。

 

 

次回の更新までは、障害年金を受け取りながら、

自分の体調とよーく相談して、

仕事の取り組み方を考えてみる チャンス 

だと私は思うのです。

 

勉強をする男の子の画像

 

 

もちろん、

症状が良くなった状態が続き、

安定した就労ができるようになると、

そのときの診断書は、軽くなるはずですよね。

 

その場合は、更新時の審査で、

支給が止まったり、等級が下がったり

といったことも、ありますので

頭に入れておいてくださいね。

 

※ もし症状が重くなった場合は、

また年金を再開することが可能です。

 


 

私はうつを患っていたのですが、

仕事に復帰するときは、

とても不安でした。

 

自分のメンタルは耐えられるのか、

また、あの地獄に引き戻されるんじゃないか…

と、すごく怖かったです。

 

幸せなことに、職場の理解があり、

週1回、3時間からと

本当にゆっくりゆっくり、

リハビリをしていきました。

なんなら、まだリハビリ中ですアセアセ

 

 

もし、働こうと思えるほど

症状が良くなったのなら、

それはとても喜ばしいことです。

 

だから、障害年金を受け取りながら

無理せず、ゆっくり

心と身体を慣らしていってほしいと思います照れ

 

 

必要な人に障害年金が届きますように虹