〔梅毒患者、2年連続で6000人超…女性は20代目立つ〕
(2019年12月10日 読売新聞)

 

~参考~
〔「梅毒」感染:2019年10月13日:5221人

~3年連続で5千人超⇒昨年過去最多に迫る勢い〕

 

~参考~

2019年8月下旬~異例の早さでインフルエンザ患者数が

急増4543人(2018年同期比4倍以上)
福島で梅毒患者が急増する真の理由~米20世紀初頭、

急速な人体崩壊を梅毒要因として扱われた被曝症状

「梅毒」感染:6千人/年超時代/

「フェラチオ」「クンニリングス」でも感染する梅毒【口腔咽頭梅毒】

新規・性感染症/

「梅毒」(約6000人↑)「HIV」(約1300人→)「エイズ」(約400人→)

 

 

 

〔梅毒患者、3年連続5千人超え 薬の服用徹底を国確認へ〕
(2019年10月28日 朝日新聞)

 

~参考~
〔「梅毒」感染:2018年11月18日:6096人、

48年ぶり1970年(6千人/年超)と並ぶ〕

 

~参考(昨年データとの対比)~
〔「梅毒」感染:2017年11月19日:

5053人、44年ぶり1973年(5千人/年超)と並ぶ〕

 

 

〔梅毒患者6000人超える=1970年以来-感染研〕
(2018年11月28日  時事通信社)
国立感染症研究所は2018年11月28日、
2018年初めから2018年11月18日までに報告された
梅毒の患者数が
計6096人に上ったと発表した。
年間で6000人を超えたのは1970年以来という。
都道府県別では、
東京が1548人で最も多く、
大阪1043人、
愛知399人、
神奈川314人、
福岡272人
が続いている。
厚生労働省によると、
男性は20~50代、女性は20~30代の増加が目立つが、
明確な原因は分かっていない。
同省は2019年1月から、
医師に義務付けている患者発生の届け出の項目に
性風俗の利用歴などを追加し、増加の原因を調べる。
梅毒は
主に性的な接触でうつり、
感染後数カ月で体全体に赤い発疹が出ることがある。
早期の薬物治療で完治するが、
放置すると数年後に脳や心臓に重大な合併症を起こし
死に至る場合もある。
妊婦が感染すると死産や早産などの恐れがある。
厚労省は、
コンドームの使用による予防や早期発見につながる検査
に加え、皮膚や粘膜に異常があった場合は
医療機関を受診するよう呼び掛けている。
 
 

~参考~

〔汚染地区傾向:NK細胞の弱体化(免疫不全)⇒前白血病状態/チェルノブイリ10年目(1996)〕

   《消滅確定自治体の末期的状況》

将来を悲観した福島県内の被曝女性による二次的拡散の可能性

 

 

参考

 

〔性感染症、福島県で急増中!特に梅毒が〕
~横田崇医師
/大森中央泌尿器科・内科・外科クリニック(福島市)
(2018年2月25日 福島民友)


今、われわれ福島県民が直面している

由々しき医療健康問題が二つあります。

一つは

東京電力福島第一原子力発電所事故による放射線障害、

特に若年者の甲状腺に対する影響です。

現在見つかっている甲状腺がんと事故との関連性については、

現時点では不明とのことですが、

検査対象者は甲状腺エコー検査を積極的に受けて、

早期発見に努めるべきでしょう。

もう一つの問題は

性感染症の増加です。

性感染症とは

読んで字のごとく

セックスによってうつる感染症で、

性器の接触ばかりでなく口腔セックスでもうつります。

反対にセックスをしなければうつりませんし、

温泉やお風呂でもうつりません。

クラミジア、淋菌、HIV(エイズ)、梅毒、尖圭コンジローマ

が主なものですが、

そのほかにもB型肝炎、C型肝炎、ヘルペスなどがあります(図1)。
近年、多々ある性感染症の中でも梅毒にかかる人が

全国的に増えています。

特に福島県での梅毒患者数が

他県に比べて増えていて、

2016年、

人口10万人当たりの梅毒患者は

福島県では3.63人で、

東京都、大阪府に次いで

第3位でした(図2)。

14年までは

全国で40位以下の患者数だった

にもかかわらず

15、16年と急激に増加しています。

特に10代後半から20代の女性の感染が

増加しているのが特徴で、

今後母体内での胎児梅毒感染が増えることが危惧されます。

私の診療所でも

梅毒やそのほかの性病を心配して受診する方が最近増えています。

過度に不安となり受診する方も多い半面、

何度も感染して受診する患者さんが多いことも事実です。

セックスは本能であり、

1度経験すると快感を伴うためやめられないことから、

感染を予防するには慎重な性行動が大切です。

感染のリスクを回避するためにどうすれば良いのか、

性感染症を疑って当院を受診した患者さんから探ってみました。
15年10月から16年9月までの1年間に、

性感染症を心配して当院を受診した患者さんは220名で

全員が男性です。

その中で64名の方は幸いにも性病ではありませんでした。

残りの156名の方が性病と診断され、

そのうち梅毒に感染していた人は9名で、

性感染症の5.8%を占めています。

そのほか

クラミジア42名、

淋菌40名、

クラミジア淋菌同時感染が8名、

性器ヘルペス33名、

尖圭コンジローマ24名

という結果でした。

どこで誰から感染したと思うかを尋ねてみますと

図3のような答えでした。

性病に感染していた割合は、

性風俗店を利用した人の99名中63名63.6%、

パートナーなど一般の方とのセックスと答えた人は

104名中77名74.0%で、

その感染率はほとんど変わりませんでした。

それぐらい性感染症は身近なものであり、

誰でもかかりうる病気であると理解できるのではないでしょうか。

特に知人やセックスパートナーなどアマチュアと思われる人からの

感染が若干高いことから、

今後性感染症が拡大するのではないかと心配になります。

かかったかなと思ったら検査を受けてください。

クラミジアや淋菌は感染から3日もすれば尿検査で診断可能ですが、

梅毒やエイズは血液の抗体を調べる検査ですので、

感染してから約2か月以上経過しないと抗体ができないため

診断がつきません。

感染した人はその間は潜伏期間といって症状が無いにもかかわらず、

ほかの人にうつしてしまう期間ですので誰ともセックスは禁止です。

梅毒検査とエイズ検査は福島県内のどの保健所でも無料で受けられます。

受付時間を確認して受診してください。

また性感染症は性活動が活発な若い人に多い病気ですので、

交際を始める前に性病検査を受け、

お互いが健康であることを確認する思いやりも必要です。

最近はブライダルチェックという性病検査を

結婚前に交換し合うことも行われています(全額自費)。

 
 

「梅毒」感染/

(福島第一原発事故後の)

2011年を境に増加に転じ、

特に、2013年~稀に見るペースで急増傾向

 

 

〔梅毒感染5000人超す=1973年以来の水準〕

(2017年11月28日   時事通信社)
今年(2017年)の梅毒感染者が

11月19日時点で、5053人に達した

ことが28日、国立感染症研究所の集計(速報値)で分かった。

年間で5000人を超えるのは

5281人だった1973年以来。
都道府県別で、

東京が1561人と突出。

大阪703人、

愛知310人、

神奈川286人、

福岡202人

などが続く。
梅毒は

主に性交渉によって感染拡大し、

感染から数カ月後には全身に赤い発疹が出ることもある。

早期の薬物治療で完治するが、

放置すると脳や心臓に重大な合併症を引き起こすほか、

妊娠中の女性が感染した場合は

死産や早産、奇形など先天梅毒の恐れがある。
1993年以降は

400~800人台で推移していたが、

2011年から増加に転じた。

2016年は4559人に上り、うち7割が男性だった。

厚生労働省は

性交渉の際はコンドームを使用するほか、

皮膚や粘膜に異常が見られた場合は

性的接触を控え医療機関を受診するよう呼び掛けている。

 

≪IDWR速報データ 2017年11月(~19日)≫
2017年11月(~19日)年度累積:5053人
2017年9月(~17日)年度累積:3974人
2016年:4559人(42年ぶり4千人/年超)

~比較参照[2017年11月(~19日)気になる他の感染症]~
結核菌:20091人
腸管出血性大腸菌:3747人
侵襲性肺炎球菌:2730人
レジオネラ菌:1594人
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE):1472人
後天性免疫不全症候群(AIDS):1222人
アメーバ赤痢菌:947人
急性脳炎:597人
劇症型溶血性レンサ球菌:486人
日本紅斑熱:322人
侵襲性インフルエンザ菌:320人
水痘(入院例):269人
ウィルス性肝炎:259人
デング熱:230人
麻シン:188人
クロイツフェルト・ヤコブ病:173人
播種性クリプトコックス症:117人
破傷風:115人
風疹:81人
バンコマイシン耐性腸球菌:70人
マラリア:55人
ジアルジア症:50人

 
 
 
 
 
 

~参考~

 

〔梅毒感染、42年ぶり4千人超 20代女性で急増〕
(2017年1月13日 朝日新聞)


 
~参考~

 

 

〔梅毒患者 今年は新たに1105人

~昨年同期比2割増 青森や香川など地方で急増〕
(2017年5月24日 ハザードラボ)

 

***

 

チェルノブイリ・エイズ(Chernobyl AIDS)は
チェルノブイリ原子力発電所事故後に、
作業員や住民にみられる症状のひとつ。

~詳細は、以下、特に後半参照のこと!~
〔「梅毒」感染:2017年9月で既に約4千人、2016年(42年ぶり4千人/年超)率を大幅超過〕