「梅毒」感染/2013年~稀に見るペースで急増

 

 

≪IDWR速報データ 2017年9月(~17日)≫

※次回更新:2017年10月3日

 

2017年9月(~17日)年度累積:3974人
2016年:4559人(42年ぶり4千人/年超)
~比較参照[2017年9月(~17日)気になる他の感染症]~
結核菌:15989人
腸管出血性大腸菌:2957人
侵襲性肺炎球菌:2351人

レジオネラ菌:1188人
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE):1134人
後天性免疫不全症候群(AIDS):982人
アメーバ赤痢菌:767人
急性脳炎:508人
劇症型溶血性レンサ球菌:400人
侵襲性インフルエンザ菌:270人
日本紅斑熱:227人
ウィルス性肝炎:204人
デング熱:177人
クロイツフェルト・ヤコブ病:145人
破傷風:91人
風疹:66人
マラリア:44人
 
 
 
 

 

~参考~

 

〔梅毒感染、42年ぶり4千人超 20代女性で急増〕
(2017年1月13日 朝日新聞)
国立感染症研究所は
2017年1月13日、

201年1年間の国内の梅毒感染者数が

4518人(速報値)に上ったと発表した。

4千人を超えたのは1974年以来、42年ぶり。

大西真・細菌第一部長は

「不特定多数との性行為などリスクの高い行動を取った人は、

検査を受けてほしい」と呼びかけている。
梅毒は

主に性行為で広がる細菌性の感染症で、

性器や唇にしこり、ただれが起き、

進行すると全身に赤い発疹ができる。

感染者は戦後まもない時期は年10万人を超えていたが、

治療薬の普及などで減少。

2012年までの20年間は

1千人未満と落ち着いていたが、

2013年以降、急増している。
201年の患者を都道府県別でみると、

東京1661人、大阪583人、神奈川284人、愛知255人、

埼玉190人、兵庫181人、千葉139人、北海道117人、

福岡107人などと都市部で多い。
全体の約7割を占める男性は

各年齢層から偏り少なく報告されているが、

女性は20代が女性全体の5割超を占め、感染増加が目立つ。

男性の同性間の性的接触による感染だけでなく、

近年は異性間での感染も広がり、

患者増加に拍車がかかっているとみられるが、

原因ははっきりしない。

妊婦が感染していると死産・流産のほか、

胎盤を通して赤ちゃんが感染し障害や病気を持つ危険がある。

 
~参考~
 
 

 

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チェルノブイリ原子力発電所事故後に、
作業員や住民にみられる症状のひとつ。
[概要]
チェルノブイリ原発事故の処理にあたった
作業員(リクビダートル)や現地住民に、
癌以外に
免疫機能の低下、貧血、非常に疲れやすい、
胎児の発育不全、先天性異常など
様々の症状が現れている。
これらのうち、
免疫機能の低下とそれによる症状や病気は、
後天性免疫不全症候群(AIDS)になぞらえて
「チェルノブイリ・エイズ」とよばれている。
原因は未解明であるが、
内部被曝が関係するとの見方がある。

ウクライナの生化学者セルゲイ・コミサレンコ(1943年- )は、
1978-1985年に
ウクライナ免疫科学プログラムの責任者を務め、
続いて1986-1988年に同研究を指導した。
ここで、
事故による放射性降下物からの低線量放射線のために、
ヒトのナチュラルキラー細胞の数と活性が
劇的に低下することを見出し、
この免疫抑制現象を"チェルノブイリ・エイズ"と名づけた。
事故後にベラルーシで診療にあたった
医師の菅谷昭(現松本市長)は以下のように述べている。
子どもたちに、免疫機能が落ち抵抗力が下がって、
感染症にかかりやすく、
風邪は長引きぶり返し、異常に疲れやすい、貧血状態、
などの症状が出ており、
学校の授業なども短縮しなければならないほどである。
被曝した女の子たちが出産する時期を迎えているが、
産婦人科医の話では、
胎児の発育も悪く、
早産、未熟児、先天性異常などが増えている。
出産前に異常が見つかれば、
統計上発生率を減らすため、
半強制的に人工妊娠中絶が行われている。
[
ヤブロコフらによる研究]
ロシアの科学者
アレクセイ・ヤブロコフ、ワシリー・ネステレンコ、
アレクセイ・ネステレンコは、
2007年、『チェルノブイリ:大惨事が人々と環境に与えた影響』
を出版した。
同書は、チェルノブイリ・エイズの発生機序について、
セシウム137による内部被曝で胸腺が破壊され、
ヘルパーT細胞を含むリンパ球のT細胞系が作れなくなり、
B細胞に抗体グロブリンを作るように命令してくれるはずの
T細胞が存在しないので、
血中の免疫グロブリンの数が激減してしまう、等と述べている。
[胸腺の特性]
胸腺は
放射線や副腎皮質ホルモンなどに暴露されると萎縮するが
特にT細胞を盛んに産出している時期は感受性が高い。
胸腺中のリンパ球が最も多いのは
思春期(10代前後)でピーク時の胸腺は30~40gに達する。
その後は急速に萎縮し脂肪組織に置き換わる。
そのため胸腺は最も老化の早い器官といわれる。
逆にいえば
胸腺は発達が早く、
たとえば、
出生直後のマウスで胸腺摘出を行うと、
マウスは免疫不全に陥るが、
成熟マウスで摘出をしても免疫系に影響は少ない。
これは、
成熟した個体では十分なT細胞のプールができ、
末梢でもリンパ球が生理的増殖を行うようになるからである。
 
胸腺
胸腺は
胸腔に存在し、
T細胞の分化、成熟など
免疫系に関与する一次リンパ器官
胸小葉とよばれる二葉からなっており、
胸骨の後ろ、心臓の前に位置し、心臓に乗るように存在する。
子牛の胸腺はフランス料理などの食材として使用される(シビレ)。
 
 

~参考~

〔水面下で急増する (福島県を中心とする)東日本広域の「被曝被害」の悲惨な現状〕

~参考~

〔2017~2011 / 「被曝関連死」が 既に約100万人を突破か!〕

 

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 〔学術雑誌ネイチャーが公表した日本の放射能汚染の実態〕

 

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【放射線管理区域の10分の1(3700Bq/㎡)がデッドゾーン】

チェルノブイリ専門家も総じて、

「3000Bq/㎡」(⇒50Bq/kgに相当)

が、究極的には生死にかかわる健康被害の大きな分岐点と指摘。

 
 
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参考
   <「被ばく感受性」に関する一般法則>
 
一般に、
放射線に対する生物細胞の感受性は
細胞分裂が活発な若いものほど大きく、
安定した状態の細胞では感受性は小さい。
放射線が生物に作用する場合、
主に細胞の分裂を阻害するように
作用する場合が多い。
従って、
放射線によって細胞はただちに死亡するのではなく、
細胞は分裂能力を失うことにより
老化等を起こし徐々に死亡することになる。
*また、このことは、以上の「年齢的」素因に限らず、
既存疾患(潜在的疾患)に関しても、
悪化(再発)リスクが飛躍的に高まるといえ、
その意味においても、「被ばくリスク」が高いと言える。
 
 ~本編~

 

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〔ウクライナ報告【低線量長期被ばくの初期症状】

エフゲーニャ・ステパノワ博士 〕

〔1986年の事故当年の初期症状〕

〔1986年の事故当年の最も典型的な反応〕
〔1987年~1991年の初期症状〕

l略
〔1987年~1991年の初期症状『機能障害』〕
①動脈圧の不安定(70.3%)
②肺の呼気機能障害(53.5%)
③心臓の機能変化(40.0%)
④胃の機能障害(39.6%)
⑤運動後の疲れやすさ(31.5%)
⑥免疫力の低下(60~70%)
⑦肝臓機能の一時的障害(52.8%)

 

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~チェルノブイリ原発事故
(1986年4月26日)から約14年後~

(2000年12月発表の研究寄稿)
川野眞治氏(京都大学原子炉実験所) 
<リクビダートル(事故処理作業従事者)>


• ウクライナ内被曝者数、
約342万7000人、
そのうち、病気にかかっているのは、
10代の子どもを含む大人では82.7%、
10歳未満の子どもは73.1%で、
作業員は86.9%で最高と指摘

(ウクライナ非常事態省)


~チェルノブイリ原発事故
(1986年4月26日)から約19年後~

【ウクライナ犠牲(だけでも)150万人か
~チェルノブイリ原発事故】
(2005/04/24 【共同通信】)
~旧ソ連ウクライナ共和国だけの2005年度データ
(⇒ベラルーシ、ロシア除く)~


被曝者:約350万人(⇒うち120万人が子供)

被曝関連死:150万人以上(被曝者の約43%)

 

【現在でも200万人の子供達が

放射能被害で治療を必要としている

~チェルノブイリ26年目】

 (現EU議会環境委員会・副委員長コリーン・ルパージュ氏)

現実には、チェルノブイリの被害は終わっていない。
そして、今後何世代にもわたって、
私たちはその影響に悩まされ続けなければならない。

現在200万人の子どもたちが放射能による被害で起きた病気
への治療を必要としている。
しかし(被害者の数は今後も増え続けることが見込まれることから)、
2016年までは

最終的な放射能による重病患者の数を確定することができない。

これらの被曝による被害者達は、
白血病、脊柱や肺への癌、膀胱癌、腎臓癌、甲状腺癌、乳癌といった
放射線による病に苦しめられている。
また、被曝によって通常より多くの人が亡くなっている。
心臓や血管への疾患が発生するからだ。

放射能に汚染されたある地域では、

80%にものぼる子どもたちが
心臓疾患、肝臓障害、腎臓病、甲状腺疾患、
抗体への異常

を抱えている。
また、母親の子宮の中にいるうちに
被曝を受けて生まれてきた子どもたちの中には、
脳の発達停止、白内障、遺伝子の突然変異、先天性の奇形、
神経系異常や水頭症などの疾患が発生している。


最も深刻な影響を被っているのは、

今日、汚染地域に生活する子どもたちである。
例えば
チェルノブイリから30キロ以内に位置するイワコフ地区では、
5600人の子どもの中でチェルノブイリの放射能汚染による
健康被害を受けていない子どもは40人しかいない。

 

 
 
 

【 WHO報告書~抗生物質効かなくなっている 】

(NNN 2014年5月1日)

~参考~

【 抗生物質が効かない時代が来る? 】 

~参考~

【放射線照射した微生物の突然変異~凶暴化する細菌類、ウィルス】

【放射線の生物学的効果~下等生物ほど強い放射線耐性】

【放射性物質、9日間で北半球をほぼ1周 九大・東大研究グループ発表】

 

放射線の影響の発現は下等生物ほど高い被ばく線量を必要とし、

カビや細菌、ウイルスでは人間の1千~10万倍も放射線に
対して耐性がある。

DNA含量は、

細菌類の場合を1とすると、
ウイルスで0.01~0.1、
カビや酵母菌で10、
虫で20、
哺乳動物で1,000、
植物で5,000~50,000となる。


DNA含量比からみても

微生物は放射線に対して非常に強いことがわかる。

 

特に(1F由来の)環境&人工放射線の特性として
免疫反応における「抗体」の退化。
更に最悪な状況は、
突然変異による「抗原」(細菌類等)の進化も。

「抗体」の退化⇔「抗原」(細菌類等)の進化
の著しい乖離は、
深刻な免疫不全の徴候を示し、


既に、フクイチ被曝(初期被曝+慢性被曝)

によって潜在的に免疫力が著しく減衰し、
諸々のウィルスの突然変異&進化

の土壌となりやすい東日本を中心とする

日本国内人にとっては非常に危機的状況と言えるのでは?