~参考~
〔 「揺れる日本の移民問題! 外国人と暮らす不安&難しさ」

湯浅誠氏(法政大学教授)〕

 

【大竹まこと ゴールデンラジオ】
〔ドイツ・ホロコーストから学ぶこと! 映画「ナチス第三の男」〕
~ゲスト:石岡史子さん

(特定非営利活動(NPO)法人
「ホロコースト教育資料センター」理事長)

(2019年2月1日放送分)

 

洋画【ナチス第三の男(2017/フランス/イギリス/ベルギー)】

 

 

~参考~
〔移民増加と共に水面下で再び浮上しつつある

歪んだ日本民族優越主義&周辺アジア定住外国人排斥行動〕

 

 
米トランプ政権等「超・保守主義」
          の国際的煽りを受け
 
(移民政策の是非は別論としても)
潜在的に国際的人権意識の未成熟な日本民族に
その抜本的意識改革がなされないまま、
強引に事実上の移民政策を大規模導入することで、
中長期的には、
新たな火種が生じることは目に見えている。
 
「移民政策」「排他主義」
~参考~
 

日本国内への移民の増加とともに

社会の水面下で再び浮上しつつある(戦前同様の)

歪んだ日本民族優越主義(国粋主義)&

周辺アジア定住外国人排斥行動&運動。

日本人内部での歪んだヒエラルキー(階級)構造が、

その不満の矛先を変え、

今度は特に周辺アジア定住外国人を巻き込み、

更なる歪んだヒエラルキー(階級)構造を新たに生み出す恐れ。

(既発の特に朝鮮人&中国人に対する蔑視運動は除く)

 

(2018年12月10日 ANN)

 

 

 

〔ヘイトスピーチを問う~戦後70年 いま何が~〕
(2015年1月13日放送 NHK「クローズアップ現代」)

 

参考

 

 

 

~参考~
〔『断捨離』と『優生思想 』とは紙一重

/物の「断捨離」⇒人の「断捨離」⇒「優生思想 」へと〕

 

~参考~
〔伝説ではないリアルな「姥捨て山」

~高齢化&被曝問題の果てにあるもの〕

 

 

 

物の「断捨離」

⇒人の「断捨離」⇒「優生思想 」へと

 

近年、社会的ブームが到来している「断捨離
 
本来的「断捨離」は、
「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、
ヨーガの行法である
断行(だんぎょう)・
捨行(しゃぎょう)・
離行(りぎょう)
を応用し、
断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。
として不要な物を断ち、捨てることで、
物への執着から離れ、
自身で作り出している重荷からの解放を図り、
身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。
ヨーガの行法が元になっている為、
単なる片付けとは一線を引く。
 
ただ、『断捨離』と『優生思想 』とは
紙一重&表裏一体の関係で、
『断捨離』が本来的目的(ヨーガの行法)を逸脱し、
物の「断捨離」⇒人の「断捨離」へと過度に移行すると、
『優生思想 』へと転換しやすい。
それは、身近な友人&知人の選別に始まり、
家族&親族内の選別に移行し、
特に肉体的&経済的弱者に関しては、
「歪な階級(ヒエラルキー)社会」⇒
「社会的差別」「姥捨て信仰」「安易な離婚」等
直結しやすいのである。
身近な人の「断捨離」化が過度に進行したあげく、
終局的に待ち受けているものは、
自分自身の「断捨離」化=自殺(「孤独死」の極なるもの)
を意味することは言うまでもない。
その意味でも、近年の社会的「断捨離」ブームには、
非常に危険な悪魔的萌芽が潜んでいると言える。
本来的(適度な)「断捨離」の効能まで否定しないが、
潜在的には、「優生思想」と紙一重&表裏一体であって、
過度な人の「断捨離」という次なる悪魔の段階に移行しないよう、
自らを厳しく戒めなければならない。
「断捨離」含む合理主義は、精神的解放感を伴うものの、
その(特に精神的)代償も少なからず存する事も常に念頭に。
(博愛&共存を度外視した)
合理主義の果てにあるものは滅亡以外の何物でもない。
 
 
 
/差別主義と表裏一体
 

<第5回シンポジウム>
〔「現代生命科学と「新しい優生学」
~「人間を作り変える医療はどこへ向かうのか?」〕

(2018年2月18日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考

 

 
【近未来日本でナチス優生政策が復活し障害者等大量虐殺の時代の到来か】
[ナチスドイツにおける優生政策]
ナチスドイツの最高指導者であったアドルフ・ヒトラーは
優生学の信奉者であり、
「ドイツ民族、即ちアーリア系を世界で最優秀な民族にするため」に、
「支障となるユダヤ人」の絶滅を企てた(ホロコースト)以外に、
長身・金髪碧眼の結婚適齢期の男女を集めて
強制的に結婚させ、「ドイツ民族の品種改良」を試みた。
民族衛生の旗の下に実施された様々な優生計画を通して、
純粋ゲルマン民族を維持する試みが行われた。
つまり、強制断種と強制結婚を両用したのが、
ナチスドイツである。
1930年代、エルンスト・リューディンが
優生学的な言説をナチスドイツの人種政策に
融合させる試みを開始し始めた。
<人体実験>
ナチス政府は、
自らの遺伝理論を検証するために様々な人体実験を行った。
それは単純な身体的特徴の測定から、ヨーゼフ・メンゲレが
オトマー・フライヘル・フォン・フェアシューアーに対して
強制収容所で行わせた双生児への
驚愕すべき実験まで広範に渡るものである。
<T4作戦>
1933年(昭和8年)から1945年(昭和20年)まで、
ナチス政府は、精神的または肉体的に「不適格」と判断された
数十万の人々に対して強制断種を行い、
強制的安楽死計画によって
施設に収容されていた数万の人々を殺害した(T4作戦)。
<レーベンスボルン(生命の泉)計画>
ナチス政府は「積極的優生政策」をも実施し、
多産のアーリア民族の女性を表彰し、
また「レーベンスボルン(生命の泉)計画」によって
「人種的に純粋」な独身の女性が
SS(ナチス親衛隊)の士官と結婚し、
子供をもうけることを奨励した。
ナチス政府による優生学や民族浄化への関心は、
ホロコースト計画を通してユダヤ人・ロマ・同性愛者を
含む数百万の「不適格」なヨーロッパ人を
組織的・大量に殺戮する形となって現れた。
そして、絶滅収容所において、
殺害に使われた多数の装置や殺害の方法は、
安楽死計画においてまず最初に開発されたものであった。
ナチス政府の下で、優生学といわゆる「民族科学」のレトリックが
強引に推し進められていったのと時を合わせ、
ドイツ優生計画に伴うその範囲と強制は、
第二次世界大戦後の優生学とナチスドイツの間の、
消せない文化的連関を作り出していったのである。
明治政府設立時から、日本の国家構造そのものも
基本的にはドイツの国家構造をモデルにしていて
ナチス政府成立後も、ドイツとの緊密な関係は続き、
ドイツの優生政策が積極的に導入され、
更には、戦後の日本でも受け継がれ
優生学的なイデオロギーが政策的に色濃く反映されました。
その中核となったのが、
1948年(昭和23年)に成立した優生保護法の施行で、
人権上の配慮から
これを消滅させるべく
1997年(平成9年)に法改正がなされ、
名称も母体保護法と変更された後も、
こうした違法行為が事実上野放しにされ、
水面下での差別は、今日に至っても延々と続いています。
(⇒潜在的に残存している。)
特に、フクイチ事故後、もっとも怖いのが、
国力の低下に伴い、
特に人道的差別主義者の多い右派の国外(周辺アジア)に
対するはけ口が事実上封じられ、
今度は、そのはけ口が国内の肉体的&人種的差別
に繋がる可能性が濃厚なのではないでしょうか?
特に、今後、被曝疾患を起因としての障害者が
爆発的に増加し、福祉国家構造そのものが
大幅に変更を迫られるのは目に見えています。
つまり、憲法上の人権思想そのものも、
大きく消えうせ、(潜在的に潜んでいた)
肉体的&人種的差別が、今後、露骨に
顕在化する可能性も十分考えられるのでは
ないでしょうか?
優生政策の果てにあるものは、
ナチスドイツと同じく、肉体的&人種的弱者の
大量虐殺(ホロコースト)です。
歴史では、予想もつかない方向性に
唐突的に進みます。
戦前の福祉モデルの起源ともされる
ワイマール憲法下のドイツが、その後大きく変貌
したことはもとより、そのドイツをモデルにした
近代国家としての明治政府も、歴史の荒波に飲まれ
最悪の差別&侵略国家として変貌したことから
もお分かりになるかと。
今日の憲法改革は、9条ばかりがクローズアップ
されておりますが、やがて憲法上の人権規定そのものも
骨抜きにされることは、目に見えています。
歴史的にも、再び、危険な徴候が現れている
ということです。
今日の安倍政権の延長上にあるものは、
優生政策の顕在化⇒国民淘汰の時代の到来であって、
終局的には、肉体的&人種的弱者の
大量虐殺(ホロコースト)の時代の到来を
示唆しているとは思われませんかね?
今日では想像もつかないような恐ろしい社会状況に
日本が大きく変貌するような嫌な予感が致しますが。
特に、右派の今後の行動には要注意かと感じます。
自由主義経済(自由競争原理)の行き着く先とは何か?
 
その意味で
「自由主義国家」と「福祉国家」の理念は
相容れずに相反する部分も多分にあると思います。
特にエーリッヒ・フロム「自由からの逃走」における、
人間が相対的自由を模索しつつも、終局的には
皮肉にも
生物本能としての弱肉強食的支配構造(ヒエラルヒー構造)
が優先してしまうという人間の真実の醜い姿。
今日の日本人が今一度、自らの醜い内面を見つめ直さなければ
再び日本は暗黒国家として大きく変貌してしまうのでは?
 
 
~「差別」と表裏一体の「優生思想」~

明治政府設立時から、日本の国家構造そのものも
基本的にはドイツの国家構造をモデルにしていて
ナチス政府成立後も、ドイツとの緊密な関係は続き、
ドイツの優生政策が積極的に導入され、
更には、戦後の日本でも受け継がれ
優生学的なイデオロギーが政策的に色濃く反映されました。
その中核となったのが、
1948年(昭和23年)に成立した優生保護法の施行で、
人権上の配慮から
これを消滅させるべく
1997年(平成9年)に法改正がなされ、
名称も母体保護法と変更された後も、
こうした違法行為が事実上野放しにされ、
水面下での差別は、今日に至っても延々と続いています。
(⇒潜在的に残存している。)

 

 
【「江戸期の差別構造」を助長させた明治以降の「独モデルの国家構造」】
映画化もされた作家・住井すゑ原作「橋のない川」にも
描かれているように、
***
江戸時代に「士農工商」という身分制度が
存在していたことはご存知かと思いますが、
その四つの身分からはぐれた人々は「えた・ひにん」
として非人道的な差別を受け、
仕方なく、彼らの仲間同士で全国各地の
特定の地域に一種の「共同体」を
作りました。しかし、明治に入って
名目上は「四民平等」→「四民(士農工商)平等」にすぎず、
更には、歴史的に日本民族の血に染み付いた
差別構造(ヒエラルヒー構造)を
他民族差別として更に助長させたのが、
ゲルマン民族ドイツをモデルにした近代国家構造(明治新政府)
であって、ナチス独の「優生思想」(超差別主義)によって
特に明治以降の(アジア諸国の中でも稀有な)
新たな超差別主義国家として、日本人の精神構造を
根底から最悪なベクトルに変えてしまいました。
江戸期以前の日本人の魂というべき
義の精神「自己犠牲の精神」「相互扶助の精神」は
根こそぎ破壊され、
逆に、日本民族優越主義というドイツから
学んだ超民族的差別主義という国家思想(歪んだナルシズム)が
日本民族のDNAに刷り込まれ、
アジア諸国侵略国家としての
悪魔の国家として生まれ変わりました。
戦後、戦勝国・米国由来の人権思想が
日本の(憲法を筆頭に)国家構造に幾分か導入されたものの、
その国家的体質は戦前も戦後もほとんど変化がありません。
今日でもなお、(部落差別は大幅に減少傾向にあるものの)
(韓国&北朝鮮を筆頭に)周辺アジア諸国に対する差別は
延々と続いております。
今日、脱原発モデル国家として再度「ドイツ」を模倣している
ようですが、その脱原発に向けた方向性には賛同するものの、
日独両国の歴史的因縁を感じてしまいます。
今日の「ドイツ」にしても、ゲルマン民族としての血に染み込んだ
潜在的差別思想までは拭い去れていないようですし。
多民族国家形成するアメリカでも、戦前から
差別主義としての負の側面をもっとも有するのが
アメリカ・南部(特にテキサス州)におけるドイツ系移民であって、
アメリカ本体を侵略&差別国家として豹変させたのが
ドイツ民族である事も、あまり日本では知られていません。
歴史的にも、
世界における悪魔の本家がドイツであることは、
水面下では明らかになっているにもかかわらず、
戦時の同盟国たる日独関係がいまだに根強いのか
ドイツ&ドイツ人に歴史的民族的懸念を示さない
日本人の大多数に違和感を感ぜざるを得ません。
繰り返しますが、
その脱原発に向けた方向性には賛同するものの、
過去の歴史的経緯を振り返っても、
ドイツ&ドイツ人との依存関係は得策とは言えず、
一定の距離感をもって慎重に接するのが
妥当な選択と言えるのではないでしょうか?
最近、脱原発派の中でも、ドイツを過剰に崇拝する輩が
再び増えていることに、潜在的危機感を感じてしまいます。
血塗られた民族的体質は顕在的には消失しても、
潜在的には残存しているわけですから。
むしろ、今日の日本が学ぶべきは
近代国家成立以前に圧倒的歴史的先輩格で
日本民族の義の精神構造の構築に大きく貢献した
中国&韓国であって、今日でもなお、
彼らを高飛車な姿勢で見下すのではなく、
彼らとともに、真の調和のあるアジア諸国を構築することが
何より重要なのではないでしょうか?
そして、我々日本人が絶対に忘れてはならないのが、
特に、今日の中国を軍事防衛大国として豹変させた
最大の原因が我々日本の戦時の侵略行為としての愚行
であって、血塗られた日本民族としての負の側面を
反省すべき点は、今日でもなお多分に存すると思います。
特に、国内右派を中心とした
周辺アジア諸国に対する排斥主義が再び
不穏な動きをしておりますが、
我々日本人が精神的挑発行為をするから
周辺アジア諸国を精神的&軍事的にも刺激するという
悪循環の火種を作っているのが、我々日本人であることも
多くの一般国民もいまだに気づいておられない方が
少なくありません。
如何せん、先進国とは名ばかりで、
(島国特有の閉鎖的)精神構造そのものは、
アジア諸国の中でも二流&三流以下の
日本&日本人が、歪んだナルシズムを撲滅
させることが、アジア諸国の新平和秩序に
不可欠の要素と言えるのではないでしょうか?
今日のフクイチ原発問題が
日本社会の闇に潜む負の側面を一気に露呈(顕在化)
したように思えて仕方がありません。
 
 
 
PS
 
 
 
【 異常胎児選んで減胎手術36件~長野の産科医 】
(2013年8月5日)
出産の危険が高まる双子や三つ子などの多胎児を妊娠した際、
胎児の数を減らす減胎手術の実施を公表している
諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町、根津八紘院長)で、
異常が見つかった胎児を選んで手術を行ったケースが、
これまでに36件あることがわかった。
8日から大分県別府市で開かれる
日本受精着床学会で発表される。
母体保護法は減胎手術について定めておらず、
国も具体的な指針を作っていないが、
こうしたケースが初めて明らかになったことで、
今後、議論を呼びそうだ。
同クリニックによると、
減胎手術の理由は、
ダウン症などの染色体の病気が25件、
胎児のおなかや胸に水がたまる胎児水腫などの病気が
11件だった。31件が不妊治療による妊娠だった。
いずれも、夫婦が「減胎できなければ、
すべての胎児を中絶する」との意向を示したという。
今回の減胎手術について、
根津院長は「一人でも命を助けるために、やむを得ず行った」
としている。

◆減胎手術=多胎妊娠となった場合に、
母子の安全性を高めるための処置として始まった。
超音波で確認しながら、子宮内で一部の胎児を心停止させる。
通常、胎児の異常がほとんどわからない
妊娠初期(12週未満)に行われる。
************************************************
特に今後、深刻な放射能汚染に起因して、
多胎児&「異常胎児」の増加が懸念されるわけですが、
「減胎手術」も一歩間違えれば「堕胎罪」「業務上堕胎罪」
に抵触する可能性も少なくなく、医師としても
慎重にならざるを得ません。
特に多胎児&「減胎手術」に関しては、
生命倫理とも大きく関係しているために、
今後大きな社会問題に
なりそうな気配を感じますが、
二者択一的リスクがあるにせよ、
「健常胎児」を優先するがために、
(僅かながらも生存可能がある)
「異常胎児」までも犠牲にする
医学的手法について、どのような感想を有しますか?
極論して言えば、安易な「減胎手術」が今後普及化すると
ナチス・ドイツの「優生思想」に繋がりませんかね?
いわば、「生命そのものの人為的自由競争原理」
とも言えますが。
「その子の誕生後の幸福を考えれば」という
道義的理由を「減胎理由」に挙げる親も少なくないとは
思われますが、特に誕生段階から、
(生存に関する)潜在的意思決定の自由までも
人為的に奪われてしまう事に対し、非常に複雑な心境です。
社会的差別に晒される可能性が高いとしても、
何が幸福的生き方かは当人が決める事ですので。
今回の問題は、一般的「堕胎」とも関連してくるわけ
ですが、二者択一的「減胎手術」は、一歩間違えれば
ナチス・ドイツの「優生思想」とも密接に関連してくる
ため、
「一人でも命を助けるために」「やむを得ず」
という要件を非常に厳格にするのは、当然の事
として、「優生思想を基盤とする人為的選別手法」
を極力排除する要件を加える事は人道上
当然ではないでしょうか?