〔バスの運転手が意識失う・相次ぐ事故の対策は… 〕
(2018年6月4日  テレビ朝日 【報道ステーション】)
2018年6月3日東海北陸自動車道で
運転手が走行中意識を失い、
乗客がブレーキを踏んでバスを停止させた。
走行中の異変を察知するため、バス会社も対策に乗り出した。
ウィラーエクスプレスジャパン(東京都台東区)の
モニタールームでは
全国各地を走るバスの運行をリアルタイムで管理。
運転手にセンサーを付けて体調を把握。
メーカーも動き出した。
乗客が操作する非常ブレーキを紹介。
日野自動車・北沢啓一常務は
「運転手が高齢化している。
若い人のなり手が少ないということで、
健康の問題はこれから大きくなっていく」
と話した。
ウィラーエクスプレスジャパン
運輸本部長・柳原昭仁、運転手のコメント。
ジャーナリスト・後藤謙次が
「国土交通省によると
バス、タクシー、トラック、
事業用の運転については
健康管理を厳しくやっているが、
5年間で健康問題から事故になった例は
1000件。
一番多いのが
脳の疾患、次が心臓疾患。
気分が悪くなって、
その日の乗務はやめると言い出せる職場環境を
いかに作るか」とスタジオコメント。
関越自動車道事故、長野・軽井沢での事故、
健康診断について言及あり。
 
〔運転手の「脳疾患」事故 増加 バスやタクシー、8年で261件 〕
(2018年1月14日  日本経済新聞)
バスやタクシー、トラックの運転手が
業務中に「脳疾患」に見舞われ、事故を起こしたケースが
2009~16年の8年間で261件に上る
ことが2018年1月13日、国土交通省の調査で分かった。
2016年は
48件で、この間の最多を記録、
同省は増加傾向にあると分析している。
乗客を巻き込んだ大事故につながる恐れもあるとして、
事業者に対策強化を促す指針を
2018年3月末までにまとめる。
 
 
 
…内「第三者」巻き込み事故86件〕
(2017年11月17日   読売新聞)
運転中に急病で死亡した
トラック、バス、タクシーの運転手が、
2016年までの5年間(2012~2016)で
計196人に上った
ことが、国土交通省への取材でわかった。
第三者が巻き込まれて死傷した事故も
86件発生。
脳や心臓の疾患が多くを占めていることから、
国土交通省は、
ドライバーに対する専門的な検査を促進するため、
事業者向けの指針作成に乗り出した。
「突然意識がもうろうとして、記憶がなくなった。
アパートに衝突した記憶はない」
東京都小金井市で2016年1月、
回送中の路線バスが歩道に乗りあげ、
アパートに突っ込んだ事故。
通行人などにけがはなかったが、
50歳代の男性運転手は事故後、
国の事業用自動車事故調査委員会の調査に対し、そう話した。
これ以外にも、2016年9月13日には、
千葉県の東京湾アクアラインで、
高速バスの60歳代の運転手が脳出血となり、軽乗用車に追突。
異常に気付いた乗客が急ブレーキをかけて停車させた。
 
参考
⇒「事故率」ランキングの最上位に、
人口密度とは無関係に非先進国の
チェルノブイリ原発事故の直接的影響下のウクライナ(2位)
中国の核実験場の間接的影響下のモンゴル(1位)
が位置している点が特に興味深い。
それだけ、直接的&間接的被曝環境影響が、
慢性被曝状況が長期化するにつれ、
社会の水面下に広く&深く浸透し(特に脳への影響)、
事故が日常茶飯事になってきている証だろう。
 
~参考~
 
〔2017年の救急車出動、634万件と8年連続で過去最多更新〕
(2018年4月18日 nippon.com)
日本の救急車の出動件数が増え続けている。
総務省消防庁によると、
2017年の救急出動件数は
前年比2%増の634万2096件
と8年連続で過去最多を更新した。
10年前の2007年に比べて100万件以上増加。
1日当たりの出動件数は
1万7000回を超える。
 

~参考~
〔「2011」~「2018」~「2111」100年間の減衰推移/東日本土壌ベクレルプロジェクト〕

【FukurouFoeTV】

〔3・11から7年〕
(2018年3月13日)