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ifpチャリティージュエリーを本日~9日(日)午後23時終了でヤフーオークションに出品中です!


先日もお伝えしましたが・・・・準備出来ました~

2月2日(日)スタート・・・・2月9日(日)午後23時終了でヤフーオークションに出品します!!!!
ぼくらがインディアンアーティストやトレーディングポストのオーナーたちから預かってきたチャリティージュエリーも今回の4点のオークションを持って、いったんひと区切りとさせていただきます。もしよろしければオークションにご参加いただけたらと思います!!!!
Yahoo! JAPAN ID:xhrmx019   となります。








それではよろしくお願いします!!!!

<リトルクラウド>新島 功

ifpチャリティージュエリーを2月3日(月)~9日(日)午後23時終了でヤフーオークションに出品


先日、ズニ族居留地にあるトレーディングポスト<ターコイズビレッジ>オーナーのグレッグが亡くなったことはこのブログでも書きましたが、インディアンアーティストやトレーディングポストのオーナーたちから、そのジュエリーを売った金額の全額をチャリティーとして、必要としてる場所に届けて欲しいと提供されたジュエリーが、今現在で、残り4点あります・・・・
正直・・・・インディアンアーティストから預かってきたものは、数千円~数万円前後のものもあって金額的にも買いやすかったため、すぐに現金化出来て、2012年の陸前高田<桜ライン311>さんへの義援金として手渡してきて・・・・
トレーディングポストのオーナーたちが提供してくれたものは、その思いもさることながら、素晴らしい品が多く、ぼくらが店で置く販売価格よりは安い値段をつけていたのですが、ぼくらの力不足で、それを義援金に変えることができなくて・・・

今度の3月11日で丸3年が経つということもあり、ずーっとこれらを預かりっぱなしにしてることはアメリカのみんなも望んでないのかなと思いまして・・・

2月3日(月)スタート・・・・2月9日(日)午後23時終了でヤフーオークションに出品することにしました。

ちなみに最低落札価格はぼくがこれらに対して払える金額を設定します。もし最低落札価格以下で終了した場合は、その金額をぼく自身が募金します。

また、オークションの■落札システム利用料 (※)の5.25%(税込)と有料オプションの最低落札価格・105円x4点=420円を引いた全額を募金します。ヤフーでもチャリティー募金の送り先はあるのですが、ぼくらのプロジェクトでは前回同様、震災によって両親を失った児童への震災奨学金<石巻市奨学資金基金>として、子供たちのために役立てていただけたらと思いますので、いったん当店で集めさせていただいて、それを直接届けます。

・・・・と、いうわけで当店<リトルクラウド>の新島が、オークション出品・落札・発送にかかる労力と時間をチャリティーとしてやりますが、ヤフーに支払う手数料以外はすべて募金しますし、それを届けに行く際の交通費や経費も、もちろんいつも通り、自己負担で行きますので、どうかみなさま、ご検討の上、オークションに参加いただき、入札していただけたら嬉しいです!

ちなみに、現物を見てご確認したい方は、代官山<リトルクラウド>店頭にありますので、お気軽に見に来てください。

で、チャリティージュエリーのラインナップに入ります・・・・

①<ターコイズビレッジ>オーナーのグレッグより・・・・
ジェムグレードのランダーブルー・ターコイズを使用・・・・
ズニ族のコンテンポラリージュエリー作家<ric laselute>制作のペンダントです。
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これは白色蛍光灯下での撮影・・・・
サイズは・・・・・丸カンなしで、たて40xよこ37mm、全長は52mm、丸カン部12mmくらい。
ターコイズの大きさは・・・・16x16mmくらいです。
暖色系照明での撮影だとこちら・・・・
過去のブログもご参考下さい・・・・
2012-05-03 10:01:31
http://ameblo.jp/indianfriendshipproject/entry-11240171296.html

ブラックの細やかなスパイダーウェブの入った、とても透明感のある濃いブルーです・・・・ターコイズとしてもこの大きさで、このウェブのものは我々インディアンジュエリーを扱ってる人間としても、かなり入手困難です。
グレッグが全幅の信頼を置くアーティストに、自分の日本の被災地のひとびとへの思いを伝え、そのイメージを参考に・・・・このターコイズのもつ意味合いも理解してアーティストはデザインしたであろうかと思います・・・・
ズニやホピなど・・・プエブロインディアンがジュエリーとかを作り出すはるか以前から壺やバスケットなどにも使われてきた伝統的なウオーターウェーブ・・・・波の模様のデザイン・・・・農耕民族のプエブロインディアンにとって水はいのちと繋がるくらい大切なものとしてリスペクトされてきたもの・・・・
水だけでなく、自然のすべてに敬意を持って生きてきた彼らの慎ましく謙虚な生き方・・・・家宝であるランダーブルーターコイズを提供したグレッグと、アーティストの祈りににも似た・・・・ただのインディアンジュエリーではない、そんな意味合いをも持っています・・・・

こちらは最低落札価格120、000円

正直・・・・ターコイズだけの価値としても3000ドル(30万円くらい)相当はしてもおかしくはないグレードかと思います。


②当プロジェクト発足時からサポートしてくれてるナバホ族スティーブ・イエローホースの大きめのモレンシーターコイズのバングルです。
スティーブはこれ以外にも数点のバングルやペンダントを提供し続けてくれていて、これが残りの1個となります。
サイズは・・・・・内周135mm、開口25mmくらい。こちら調整出来ます。
ターコイズの大きさは・・・・20x26mmくらい。

女性にフィットする感じの作りですが、華奢な男性でもつけられるサイズ感ではあります。スティーブの代名詞でもある自然界を彷彿とさせるリーフのデザインが上品な感じになっております。

ワイヤー部分にスティーブの馬のホールマークが入っています。

ターコイズも光の加減で銀色く見える、モレンシー特有のパイライトが自慢です。
また、ブラックウェブもいい感じで入っていて、表情豊かです。
こちらは最低落札価格15、000円
当店でしたらこの大きさのパイライト入りモレンシーもついてることですし、49、000円とかの販売価格になるかと・・・・

③と④は、キャリコレイク・ターコイズの鉱山主でもあり、アルバカーキ市内のインディアンジュエリー&ターコイズ業界では有名な・・・・

<SUNNWEST SILVER>のオーナーのアーネスト・モントーヤ氏
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アーニーはインディアンジュエリー業界でももちろんですが、アメリカのターコイズ界でも有名人で、魅力的なグリーンが特徴的なキャリコ・レイク(カリコ・レイク)ターコイズの鉱山主でもあります。


アーニーは、自身のVIPルームに通してくれて、「日本の震災に関しては私も家族もとても心を痛めているし、募金もしてきた。でも、このプロジェクトで自分の手渡したものが誰かのために使ってもらえて、直接君達が被災地に行って手渡してもらえるのであれば、どれでも好きなものを持っていってくれていい・・・」

とまで言ってくれて、自身が所蔵するお宝物の大きいターコイズのもや、自慢の一品を預けようとしてたのですが、「正直、高値すぎてみんなが買えないものだと、義援金にならないから・・・」と、いうことで手頃な大きさのものをチョイスしてもらいました。
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はじめは、ぼくらとインディアンアーティストとで始まったプロジェクトも、ギャラップという街の<インタートライバル・インディアン・セレモニアル>実行委員会とともに街ぐるみで応援してもらって・・・・


今は、そのインディアンたちを支援してきた側のトレーディングポストのオーナーやジュエリー店のオーナーたちも、みんな口を揃えて、「なんで私たちに相談してくれなかったんだ・・・・」と、次々に協力してくれていて・・・・・


今でも変わらず、日本のことを考え、心配してくれてる仲間たちがいること・・・・


ぼくも金田も、あらためてそれを感じてきましたし、これからも自分たちのペースで継続的に被災地の支援は続けていこう・・・・と


アーニーから預かった作品は以下、2点となります。


③鉱山主が厳選したハイグレードのキャリコレイク・ターコイズ

ナバホ族・ホールマーク<ETB・Sr>制作のバングル
wwj996さんのブログ
サイズは・・・・・内周133mm、開口35mm、幅27mmくらい。

ターコイズの大きさは・・・・25x16mmくらい。
wwj996さんのブログ

今回の作品にセットされているのは・・・
勿論・・・
キラキラキャリコレイクキラキラ になります⑤

しかも・・・キラキラアップルグリーン系のトップグレードキラキラ!!
wwj996さんのブログ
こちらは最低落札価格25、000円

アーニー自慢の大ぶりなターコイズがついてるのと、ナバホのベテランアーティストの作品ということで当店なら20万円オーバーの販売価格をつけると思います。


④鉱山主が厳選したハイグレードのキャリコレイクターコイズ<ブルー系>

ナバホ族のジェニファー・カーチス制作のリング
wwj996さんのブログ
リングサイズ・17号

ターコイズの大きさは・・・・30x18mmくらい。

ケース部・36x22mmくらい。

リング幅最大で12~エンド部分の最小部・6mmくらい。

(サイズは別途3150円にてお直しも出来ます。)
wwj996さんのブログ

ターコイズはもちろん魅力的ですが、このリングを制作したジェニファー・カーチスの卓越した上品なデザインと仕事もさすが・・・・の出来栄えです。

父・トーマスから受け継いだ技術と道具を確実に自分のものにしてさらに昇華させて現在も精力的に制作活動をしています。
wwj996さんのブログ
とても綺麗なブルー系のトップグレードのターコイズ・・・・

こちらは最低落札価格25、000円


キャリコレイクターコイズ鉱山主が厳選したターコイズに、トップアーティストであるジェニファー・カーチスが組んだこちらのリングは当店なら15~20万円はつけます。


と、いうことでこの4点を2月3日(月)スタートの2月9日(日曜日)午後23時終了のヤフーオークションに出品します。


と・・・いうか、こうして宣言しちゃったけど、まだオークションの方の準備は今からです(汗)あはは・・・・


2月3日にオークションを出品しましたら、オークションIDや、urlなどをブログにて載せますので、是非みなさまふるってご参加していただけたら・・・・と思います。


それではよろしくお願いします!!!!


<リトルクラウド> 新島 功

もうすぐ震災から3年…ズニ族居留地<ターコイズビレッジ>オーナーのグレッグが旅立ちました…

2014年がスタートしました。 正月気分も抜け、みなさまそれぞれの日常に戻っていることかと…

昨年度も細々とですが、チャリティーTシャツやチャリティージュエリーを販売し続けまして、2013年度は石巻市震災奨学金に2件・合計714,568円、石巻祥心会100,000円、石巻スコッパーズ60,000円・・・・

トータルで874,568円の義援金を東北被災地に届けることが出来ました。

ご協力いただいたみなさま、当プロジェクトにご賛同いただき、ありがとうございます。そして、今後も細々とですが、ベストを尽くして応援していきたいと考えておりますので、今年もよろしくお願いします。

早いもので、あの震災から、もうすぐ3年。最近、東京でも寒い日が続いてますが、東北のみなさまはさらに厳しい寒さの中で暮らされていて、いまだ仮設住宅での生活をされている方もまだまだ沢山いますし、どうかお身体に気をつけて、ご自愛ください…


そして、タイトルにも書きましたが、先日アメリカから悲報が届きました…

アメリカはニューメキシコ州のズニ族居留地で、たくさんのインディアンアーティストを束ね、そのアートワークを支援し続けた、トレーディングポスト〈ターコイズビレッジ〉のオーナーであるグレッグが、スターネーションに旅立ちました…

彼は、ぼくらが震災直後インディアンジュエリーの親交のあるアーティストと立ち上げたこの〈インディアンフレンドシッププロジェクト〉の事を知ると、“なんで、すぐに私に相談してくれないんだ!”と言って、すぐにチャリティージュエリーの支援をしてくれました…


それは、とても高価なハンドメイドのズニ族の伝統工芸でもあるフィティッシュのネックレスと、店では売らず家宝のように保管していた、とても希少で高価なランダーブルーターコイズを惜しげもなく差し出し、それをズニ族アーティストが日本への祈りを込めて作ったペンダントでした…

その後、フィティッシュのネックレスの方は売れたのでそれはすぐに義援金として東北被災地に渡ったのですが、ランダーブルーターコイズの方はまだ行き先が決まらず、震災から3年経ち…ぼくもどうしたものかと、気にしてたところでした…

グレッグはその後も、ぼくと会う度に、日本の被災地やひとびとの事を聞いてきて、いつも心配し、気にしてくれていました。とても義に熱い、愛情深い、器の大きなひとでした…


またズニ族の居留地内にトレーディングポストを構え、たくさんのスタッフを雇い、アーティストからも、ズニのひとびとからも信頼され、親愛されていました・・・・

ズニ族の伝統的な儀式や、急に日程が決まる雨乞いの儀式などの時は、部族のやり方を尊重してお店を閉店し、スタッフがそれに行きやすいように・・・・と、そのおかげで、はるばるズニの居留地まで行ったのに、店が開いてないということもたまにありましたが(笑)・・・・

ぼく自身は彼とは、年に3~4回の買い付けの度に会っていましたが、正直ビジネスだけの付き合いだけで、このプロジェクトがなければ、ここまで彼の持つパーソナルに触れる機会はなかったと思います。

困っているひとが身近にいたら、考えることなく、さっと手を差し出す…

あたりまえの事だけど、それを実践できるひとでした。

ぼくは彼の事を少ししか知りませんが、彼との出会いに、彼の存在に感謝します…どうもありがとう。よい旅を・・・・


昨年8月には宮城県亘理町で、仮設店舗からの再建に尽力していた<リオグランデ>の宍戸さんも亡くなりました・・・・

病気と闘いながらの復興は、どれほどのものなのか・・・・想像もつきません。

街の復興を見届けることなく、志半ばでの早すぎる死・・・・

どうか家族や友人、街のことを、これからも空から見守っていて下さい・・・・


・・・・この<インディアン・フレンドシップ・プロジェクト>を立ち上げなければ、出会わなかったし、ここまで親しくなることもなく・・・・なんというか、生命の儚さというか・・・・なんとも言えません。


アメリカサイドで支援のサポートと祈りを捧げてくれたグレッグと、日本サイドで、すべて流されてしまった自身の仕事と生活を再建させようと、それも闘病しながら尽力していた宍戸さん・・・・

ぼくはあなたがたを忘れません。この出会いと別れに感謝します。

どうか、よい旅を・・・・

<リトルクラウド> 新島 功