秋を迎える

連日の猛暑。

でもあっという間に日が落ち、

気が付けば夕暮れ。

夏をもてあましたまま

季節は変わっていた。

多くの人がそうであるように

私もどこにも行かない夏。

移り行く時の中で

動きのなさに

もやっとする心。

瞑想をしながら

まるで山籠もりしているみたいだと。。。

こんな時だから

止まった心を見つめよう。

心が平安なら

何もなくても幸せ。

今を丁寧に生きて

秋を迎えよう。

澤瀉屋の夏

本来なら

今年の八月は

回る舞台で「ヤマトタケル」を

観ているハズだった。。。

そんな残念な気持ちを

吹き飛ばしてしまうほど

面白かった半沢直樹。

きっとテレビの前で皆さん

澤瀉屋！と。

歌舞伎では共演があまりない二人。

こんなにがっつり

共演するだけでも嬉しいのに、

しっかり澤瀉屋の夏に。

テレビでは経験豊富な

中車さんがリードして

猿之助さんの魅力も引き出し

話題もさらう。

この二人、

熱量もすごいし

ものすごくクレバー。

私も最初は蜷川さんの舞台から。

猿之助さんのオーラに驚き

魔法の粉をかけられた。

あの引き込まれる様を

歌舞伎で感じたいと

思っている人、多いといいな。

夏の思い出に

立ち寄ったお店で

ステキな扇子を発見。

お花模様が可愛い。。。

今年はどこにも行かない。

予定もない。

出番もないし、

沢山持ってるし。

買わない口実を考えつつも

心がときめいてしまった。

大変だった夏の思い出に

買っておこう。

実は扇子が好き。

汗っかきだから

最近はミニ扇風機も

色々買ったりしたけど

やはり優雅に扇子を使いたい。

去年はプーさん柄。

一昨年は市松模様。

コレクションが増えて

眺めて悦に入る。

いつかの夏、

この扇子を使いながら

今年の夏を振り返る。

その時のために。