子供のころ、
夕ご飯の片づけが終わると
母は解放されたかのように
横になってうたた寝をしていた。
ものの数十分、
起きたらすっきりしたと
その後テレビを見たりお風呂に入ったり。
それが日課だったと記憶している。
あの頃の私はうたた寝もお昼寝も嫌い。
かえって頭がぼうっとするようで
母のルーティンを理解出来ないでいた。
それが最近、
うたた寝が気持ちよくって…。
読書中でもパソコン中でも眠いと思った瞬間、
眠れる喜び。
その後自分のいびきで目が覚める。
時間にしてやはり数十分。
睡眠時にはいびきで目が覚めないので
うたた寝の時だけ目が覚める不思議。
そして睡魔が吹っ飛び頭がすっきり。
これは中年にありがちな事なのか
母に似てきたという事なのか。
