一方通行「あァ?サッカーだァ?」【1】 | とあるSSのクライアント

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とある魔術の禁書目録のSSのまとめブログです。

打ち止め「やったー!決勝トーナメント進出だー!!!ってミサカはミサカばんざいしてみたりー!!!」

一方「うるせえェンだよ、ガキ。試合終わったんならとっとと寝ろ」

打ち止め「ねえねえ、ミサカもサッカーやってみたいって、ミサカはミサカは上目遣いで頼んでみる!」ウルウル

一方「ふざけてンのか!?学園都市第一位の一方通行がサッカーだァ?」

打ち止め「学園都市第一位の一方通行はサッカーもできないの?ってミサカはミサカはがっかりしてみる…」

一方「オイ、ちょっと待て。サッカーなンざ余裕でできるに決まってンだろォがよォ」

一方「勝手に決めてンじゃねェよ、クソガキ」

打ち止め「嘘だ嘘だー!ってミサカはミサカは疑問に思ってみたり!」

一方「…クソガキがァ…、上等じゃねェか…」

一方「やってやろォじゃねェか、この一方通行にかかればサッカーなンざ片手でも余裕だぜェ!」

打ち止め「サッカーは手を使っちゃだめだってミサカはミサカはダメだししてみる」

一方「…さァて、行くぜェ…」

打ち止め「どこに?ってミサカはミサカは質問してみる」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 22:02:02.16 ID:4viZ/8xb0

とあるグラウンド

一方「…誰もいねェな」

打ち止め「この時間じゃ当たり前だよ、ってミサカはミサカは目をこすりながら言ってみる…」

一方(…頭に血が上って忘れてた…、今は完全に深夜じゃねェか…)

一方(ったく、騒いでる奴らが多すぎて時間のことを失念してたぜ)

一方「しゃねェな、明日から色々考えるかァ。帰るぞ打ち止めァ」

打ち止め「…」スー スー

一方「…面倒くせェな」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 22:15:08.55 ID:4viZ/8xb0

翌朝

一方(…一回寝れば忘れる能天気野郎だと思ったンだけどなァ…)

打ち止め「早くサッカーしようよ、ってミサカはミサカはせかしてみる!」

一方(面倒になってきた…)

一方「じゃあ適当にサッカーしてる奴ら見つけたら即潰すって感じで行くかァ」

打ち止め「試合で潰すんだよね!?ってミサカはミサカは驚愕な言葉に突っ込んでみる!」

一方「とりあえずボールとって蹴ればいいだろ」

打ち止め「…まあ大体あってるけど、ってミサカはミサカはため息をついてみる、
       あとメンバーはどうするの?ってミサカはミサカはさらに質問してみる」

一方「ンなもン俺一人で十分だろォが」

打ち止め「…サッカーは一人じゃできないよ、ってミサカはミサカは教えてあげる」

一方「だァから一人で十分だっつってンだろうがァ」

打ち止め「ちゃんとした試合ならチームを作らないと出れないよ、ってミサカはミサカはどんどん駄目押ししてみる」

一方「…あァ、面倒臭ェ…。どォすりゃいいんだよ…」

打ち止め「まずはチーム集めだね!、ってミサカはミサカは宣言してみる!」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 22:18:15.64 ID:4viZ/8xb0

一方(11人かァ…、グループ集めても俺を入れて四人。全く足りねェ…)

打ち止め「ねえねえ、誰誘うの?、ってミサカはミサカはウキウキしてみる!」

一方「とりあえずあいつらだな」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 22:23:58.74 ID:4viZ/8xb0

一方「結局行けたのは土御門だけかよ…」

打ち止め「…もしかして友達すくないの?、ってミサカはミサカは心配してみる…」

一方「うっせェぞ、ガキ。まず俺に友達なンざいるわけねェだろォが」

打ち止め「うう、ごめんね一方通行、ってミサカはミサカはあなたの心を抉りに抉った事を謝罪してみる…」

一方(…余計に惨めだろォが)

打ち止め「そうだ!、ってミサカはミサカは提案してみる!」

一方「何だァ?」

打ち止め「私にもお友達がいるんだよ、ってミサカはミサカは発表してみる!」

一方「そォなのか、そいつと連絡取れるか?」

打ち止め「ちょっと待ってて、ミサカネットワークをフル活用して検索してみる」

一方(妹達もいい迷惑だろォな)

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 22:59:39.30 ID:4viZ/8xb0

一方「待ち合わせはここかァ?」

打ち止め「そうだよ、ってミサカはミサカは頷いてみる」

一方(誰を呼ンだンだこのガキ。黄泉川あたりかァ?)

打ち止め「あ、来た来た!オーイ!ってミサカはミサカは大声を出してみる!」

初春「あー!誰かと思ったらあの時の迷子の子供ですね!元気そうで良かったです」

一方「…誰だこいつ?」

打ち止め「迷子の時にお世話になったジャッジメントの人だよ」

初春「初春飾利です、よろしく…おねがいします…」

初春(…なんだか怖そう…)

一方「そォか、俺は一方通行だァ」

初春「…はあ…」

初春(…あれ?どこかで聞いたような…?)

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:02:50.17 ID:4viZ/8xb0

初春「そういえば今日はどうして私を呼んだのですか?」

打ち止め「サッカーするの!ってミサカはミサカはここに宣言します!」

一方「…だってよ、お前はサッカーできンのかァ?」

初春「…すみません、運動は全然ダメなんです…」

一方「…まあ数合わせになるからいいか、これで三人か…」

打ち止め「まだ三人か…、ってミサカはミサカは不安になってみたり…」

一方(チッ!どうする…)

??「う~、おなか減ったんだよ~」

一方「…あいつは…」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:05:14.39 ID:4viZ/8xb0

禁書「とうまはケチなんだよ~…」

一方「オイ、オマエ」

禁書「何?ってあれ?あなた…」

一方「久しぶりじゃねェか」

禁書「誰?」

一方「…」

打ち止め「大丈夫、私は一方通行を忘れないよ、ってミサカはミサカは慰めてみる」

一方(…もう帰りてェ…)

初春(あれ?あの子は…)

一方「あんだけ飯くわせてやって忘れるとはいい度胸じゃねェか」

禁書「…あー!あの時の!久しぶりだね!」

一方「…やっと思い出したかよ」

禁書「おなか減ったよ~」

一方「…」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:45:42.34 ID:snT2c4HXO
・初春は一方通行に助けられたことあり
・インテグラルさんは完全記憶能力者なので、忘れることはない

>>33
禁書読んだのかなり昔だから忘れてた。
禁書ってなんかよく忘れてる気がするんだけどな。

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:46:05.57 ID:Us5FvxFG0
インデックスさん忘れがちだけど記憶力最高だよ

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:16:19.70 ID:4viZ/8xb0

ファミレス

禁書「おいしいんだよ!」

一方「…どんだけ食う気なンだよ」

打ち止め「ジュースお替りしてくる!ってミサカはミサカは意気揚々とドリンクバーへ向かってみる!」

初春「…あの、すみません、私まで…」

一方「あァ、気にすンな」

一方(まともなのはこいつだけだかよ…)

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:31:46.23 ID:4viZ/8xb0

一方(…それにしてもバイキングにしといて正解だったな…)

禁書「おかわり行って来るんだよ!」

一方「サッカーのこと話す暇がねェよ」

??「疲れているようですね、とミサカは見た感じから判断したことを発言します」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:32:27.82 ID:4viZ/8xb0

一方「あァ?なんだ妹達か」

初春「この子のお姉さんですか?」

ミサカ「どちらかと言えば部下になります、とミサカは不服な事実をあっけからんに話します」

一方「…で、何しに来やがったんだァ?」

打ち止め「私が呼んだの!ってミサカはミサカは胸を張ってみる!」

一方(本当に迷惑かけてンのかよ…)

ミサカ「話は聞きました。まさかあなたがサッカーをやりたいと駄々をこねるとは驚きました、とミサカは驚愕の事実を話します」

一方「オイコラ打ち止め」

打ち止め「どうしたの?ってミサカはミサカは口笛を吹いてみる」

一方「誰が駄々こねたのか言ってろォ」

ミサカ「あなたです、とミサカは即答します」

初春「そうだったんですか!てっきり私この子が言い出したのかと思ってましたよ」

一方「……」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:36:00.77 ID:4viZ/8xb0

禁書「…ただいまなんだよ」

ミサカ「お久しぶりです、とミサカは丁寧に挨拶をします」

禁書「クールビューティーだ!久しぶりだね!」

ミサカ「そちらは相変わらずですね、とミサカはまたしても見た感じをそのまま口に出します」

禁書「それほどでもないんだよ。あとクールビューティーも好きなだけ食べるといいんだよ!」

ミサカ「了解しました、とミサカはつい先程まで努力してきたダイエットを諦める悲痛な決定をくださいます」

一方「待てコラ」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:38:35.45 ID:4viZ/8xb0

ミサカ「何故止めるのです?とミサカは疑問を口にします」

一方「勝手に奢られてんじゃねェよ」

ミサカ「サッカーの人員が足りていないのではないのですか?」

一方「チッ!そういうことかよ、好きにしなァ」

ミサカ「出場するとは言ってませんけどね」

一方「出ろコラ」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:41:29.33 ID:4viZ/8xb0

禁書「サッカーがどうしたの?」

一方「あァ、おまえも出るんだぞ」

禁書「知らないんだよ!」

一方「奢らなねェぞ」

禁書「サッカーするんだよ!」

一方(アホだ…)

ミサカ(アホですね)

初春「一緒に頑張りましょうね、て言っても私運動苦手なんですけどね…」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:44:22.29 ID:4viZ/8xb0

ミサカ「ふ~、食った食った、とミサカは膨らんだお腹を悲しげに見つめます」

初春「すみません、奢っていただいて」

打ち止め「いいんだよっ!ってミサカはミサカは寛容な心で受け止めてあげる!」

一方「うるせェから会計終わるまで店出てろ!」

禁書「そっちだってうるさいんだよ」

一方「あァ?」

禁書「先に行っておくんだよ」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:49:49.88 ID:4viZ/8xb0

店員「お会計……35万7千8百円になります…」

一方「あァ!?食い放題三人分だろうが!どォなってンだよ!」

店員「…い、いえたしかにそうなのですが、食べ放題のメニュー以外にも料理をかなり食べていて…」

一方「それって…」

店員「あのシスターさんです…」

一方「シィィィィィいいいいいいいいいいいスタァァァァァァああああああああああ!!!」

禁書「…なんだか嫌な感じがするんだよ」

初春「今明らかにあの人の声が店の中から…」

ミサカ「お葬式の準備はいかがですか?とミサカは気を利かせます」

禁書「…私は仏教徒じゃないんだよ…」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:08:13.62 ID:l9dDzLGe0
相変わらず妹が可愛いのでとっても幸せ

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:53:08.04 ID:4viZ/8xb0

その夜

一方(とりあえず俺を入れて花女、土御門、妹にあのクソシスターで五人か…)

打ち止め「楽しみだな~、ってミサカはミサカは胸を躍らせてみる!」

一方「…面倒臭ェ…」

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:14:56.33 ID:dFmVZie60

翌朝

一方「もう知り合いとかいねェのか?」

打ち止め「黄泉川とかならいるけど…」

一方「大人とか入れていいのかよ、基本ここは学生の町だろ。だったら学生だけにしておくべきだろうなァ」

打ち止め「久しぶりにまともなこと言ったね、ってミサカはミサカは感動してみる」

一方「怒られたいのか?」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:45:25.17 ID:dFmVZie60

打ち止め「じゃあとりあえず外に出ようよ、ってミサカはミサカはデートに誘ってみたり」

一方「はァ?デートだァ?外に出るならまだしもなんdねそんなことしなきゃいけねェんだよ」

打ち止め「うう、久しぶりに遊ぼうよ、ってミサカはミサカは誘ってみたり」

一方「サッカーは?」

打ち止め「外で歩いてたらいい選手をゲットだぜ!ってミサカはミサカは少ない可能性に賭けてみる」

一方「あのシスターとか花女に集めさせりゃいいだろォが」

打ち止め「…とにかくミサカはあなたと一緒に外に出たいの!」

一方「あーもう仕方ねェなァ」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:47:27.88 ID:dFmVZie60

街中

一方(いい選手なんざ見つかるかよ)

打ち止め「わあ、この服綺麗、ってミサカはミサカは見蕩れてみる」

一方(はァ…)

一方「…ん?あれは…」

??「…久しぶりだな、一方通行」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:56:25.68 ID:dFmVZie60

一方「…第二位!?生きてやがったのか!?」

垣根「お前のおかげで冷蔵庫付きの体になっちまったけどな」

一方「そりゃァおしゃれなことだなァ、チンピラがァ」

垣根「てめえ…」

打ち止め「この人見たことある、ってミサカはミサカは思い出してみる」

一方(…チッ!ガキがいたんじゃ戦えねェ!)

垣根「どうした、かかってこいよ。今度は殺す」

一方(…一か八かだ)

一方「そんなに俺と勝負してェンならよォ、…サッカーってのはどうだ?」

垣根「…は?」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 01:01:02.16 ID:dFmVZie60

一方「てめえだってわかってんだろ、その体で俺を殺すなんざ無理だってな」

垣根「…」

一方「だったら違うことで勝負といこうじゃねェか

垣根「ふざけるのも大概にしろよ!一方通行!」

一方「そォかい、だったら…」ガッ

垣根「グッ…ガハッ」

一方「どォだ?わかったかよ」

垣根「クソが!」

一方「どォだ?このまま死ぬか、それとも俺を潰すチャンス棒に振るか…」

垣根「…サッカー…か…」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 01:05:24.69 ID:dFmVZie60

垣根(今の体じゃこいつを殺すのは無理だ…
   …だったらどんな形でもこいつを潰せるのなら…)

垣根「クソが、やってやろうじゃねえか…、サッカーをな」

打ち止め「わーい!ってミサカはミサカは大喜び!」

一方「…物分りがいいじゃねェか…」

垣根「てめえに褒められてもうれしくねえよ」

一方「…そういや最初に言った冷蔵庫はどこにあるんだ?」

垣根「…かなり小型化されて今じゃストラップ並に小さくなった。
   ちなみにこの体は作り物だ」

垣根「この借りは必ず返すぞ」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 01:07:33.09 ID:lQSljdADP
学園都市の科学力は世界一ィィィ

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 01:07:01.64 ID:dFmVZie60

打ち止め「行っちゃったね」

一方「…あいつ…、俺らと同じチームとは思ってねェんじゃねェか?」

打ち止め「…結果オーライだよ、ってミサカはミサカは苦笑い」

一方「また悩みの種が増えちまった…」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:08:59.21 ID:dFmVZie60

??「すごいパーンチ」

スキルアウトA「ぐあっ!」

スキルアウトB「がっ!」

スキルアウトC「クソっ!覚えてろコラァ!」

??「大丈夫か?」

生徒「すみません、助かりました」

打ち止め「あの人強そうだね、ってミサカはミサカはオススメしてみる」

一方「…いや、やめとけ。なんか嫌な感じしかしねェ」

削板「…ん?お前たち、何か用か?」

一方(…最悪だなァ、オイ)

一方「…なんでもない、じゃァな」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:14:38.43 ID:dFmVZie60

打ち止め「待って、ってミサカはミサカは引き止めてみる」

一方「オイ、いつ俺達のチームは誰でもようこそみたいな状態になったンだよ!?」

削板「まあ落ち着け。子供の言うことぐらい聞いてやれ。根性が足りてねえぞ」

一方「お前には関係ねェよ、あとガキも黙ってろ」

打ち止め「あのね、今度サッカーするのにメンバーが足りないから探してたの、ってミサカはミサカは無視して説明開始してみたり」

削板「なるほど、俺に任せてくれ。俺の根性を見せてやる……って、どこに行った…?」

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:17:44.40 ID:dFmVZie60

打ち止め「どうしていきなり逃げ出したの?ってミサカはミサカは質問タイム」

一方「…面倒な雰囲気が出まくりだっただろォが」

打ち止め「ム~、絶対そんなことないと思うのに、ってミサカはミサカは拗ねてみる」

一方「勝手にしてろ、置いてくぞォ」

打ち止め「わ~ん、待ってよ~」ドン

打ち止め「イタッ」

??「あ、悪い、大丈夫か?」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:28:10.24 ID:dFmVZie60

打ち止め「大丈夫だよ、ってミサカはミサカは元気にアピールしてみたり」

一方「オイ、なにしてんだガキ、さっさと行くぞ……?」

??「お、お前はあの時の…」

??「どうしたの、浜面?」

一方(…どこかで見たような…)

滝壺「…あの人…」

浜面「あの占拠されたサロンの時の…」

滝壺「はまづらが間違えて殴りかかったあげく、見事にそれを返り討ちにした人…」

浜面「…あの時はすみませんでした…」

一方(あァ、あのテロリストの時のガキ共か…)

滝壺「大丈夫だよ、私はそんなはまづらも好きだから」

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:33:24.39 ID:dFmVZie60

一方(…こいつらならまだまともだなァ…)

一方「オイ、お前、…浜面だな」

浜面「え?ああさっき滝壺が言ったな、名前。それでなんだ?」

一方「お前、サッカーやれ」

浜面「え?いやいや意味わかんねえよ。てかいきなりすぎるだろ」

打ち止め「あのね、今サッカーするためにメンバー集めてるんだよ、
     ってミサカはミサカは丁寧に事情説明してみたり」

滝壺「…かわいい」

浜面「そう言われてもな…」

一方「だったらこの前の続きといくかァ?」

浜面「わ、わかったわかった」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:36:25.08 ID:dFmVZie60

打ち止め「ヤッホーイ!ってミサカはミサカは大喜びー!!!」

浜面「先に言っとくけど滝壺は出場しないぞ」

一方「そもそもそンな考えねェよ」

滝壺「応援してるよ、はまづら」

浜面「お、おう、まあ安心して見ててくれよ」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:42:04.10 ID:dFmVZie60

一方「これでメンバーは、俺に土御門、大食いシスターに妹達、花女…初春だったか、それに第二位に浜面」

打ち止め「これで七人だね」

一方「もうこれで十分だろォ。あとは他の連中に任せりゃいいかァ」

打ち止め「ミサカも入れたら八人だよ」

一方「…あァ?お前、出るのか?」

打ち止め「当たり前だよ、ってミサカはミサカは再確認」

一方「やめとけ、怪我して終いだァ」

打ち止め「ム~…」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:52:21.66 ID:dFmVZie60

試合当日

一方「…でなンでテメェがいンだよ、三下ァ!!!」

上条「いや、インデックスが無理矢理」

一方「チッ!うっとォしィ」

上条「不幸だ…」

五和「あの…大丈夫ですか?」

上条「ああ、まあ大丈夫だよ。それにしても悪いな、インデックスのお願いにつき合わせちまって」

五和「いえいえ、私が好きでやってることですからっ」

土御門「カミやんモテモテだにゃー」

御坂(イライラ…)

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:55:46.18 ID:dFmVZie60

メンバー表

顧問

選手  一方通行
    土御門元春
    初春飾利
    インデックス
    ミサカ妹
    垣根帝督
    浜面仕上
    上条当麻
    五和
    御坂美琴
    打ち止め

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:02:10.67 ID:dFmVZie60

一方「打ち止めァ…何勝手に登録してンですかァ?」

打ち止め「に、人数足りなかったから、ってミサカはミサカは言い訳してみる」

一方「…はァ…、とりあえず怪我すンなよ」

御坂「…本当に変わったわね」

一方「あァ?何がだ?」

御坂「この試合だって打ち止めのワガママ聞いてあげたんでしょ?
   優しくなったなって」

ミサカ妹「それは違います、これは一方通行がワガママを言ったからだと聞きました」

御坂「へ~、あんたもカワイイとこあんじゃん。どうせワールドカップに触発されたってとこかしら?」

一方「だから俺じゃねェって言ってンだろォがァ!!!」

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:07:17.26 ID:dFmVZie60

上条「そういやなんで御坂がいるんだ?」

御坂「友達に誘われてね、あんたこそどうしたのよ?」

上条「インデックスがな…」

御坂「まあそれはいいわ、それよりも横の女の人、前に銭湯で会ったことあるんだけど」

上条「五和とか?ああそういえば前にインデックスが言ってたな」

御坂「友達…なの?」

上条「う~ん、なんていうかな…、仲間…ってとこかな」

御坂「なんというか煮え切らないわね」

五和(仲間かぁ…)

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:13:17.80 ID:dFmVZie60

垣根「おい、お前、確か暗部の人間だよな?」

土御門「第二位、垣根帝督か、それがどうした?」

垣根「…いやなんでもない。それよりこのメンバー表見てみろ」

土御門「ポジションのことか?それならGK以外適当だぞ」

垣根「いや…顧問がいねえんだよ、こいつがいねえといくら小規模の高校生の試合でもできねえよ」

土御門「…確かに、どうすんだこれ。ていうか意外とノリノリだな」

垣根「…そうかもな。さっさと一方通行の吠え面拝んでやりたくてウズウズしてくるからなあ」

土御門「お前はこっちのチームだぞ」

垣根「…は?」

土御門「メンバー表見て気づけよ…」

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:18:36.79 ID:dFmVZie60

垣根「おいコラちょっと来い、一方通行」

一方「あァ?なんだァ?」

垣根「俺とお前は敵だろ、なんで一緒のチームなんだよ!?」

一方(やっぱりかよ…)

一方「……点を多く取ったほォが勝ちなンだよ、俺達は個人でやるよォなもンだ」

垣根「…なるほどな」

一方(一発で納得かよ!)

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:21:27.08 ID:dFmVZie60

土御門「カミやん、カミやん、顧問って誰なんだ?」

上条「いや知らないけど」

禁書「私もなんだよ」

ミサカ「私もしりません」

御坂「ていうかこんな寄せ集めチームに顧問とかいるの?」

五和「…そもそも対戦相手はどこなのでしょうか…?」

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:24:44.86 ID:dFmVZie60

土御門「これじゃ試合できないぞ」

上条「ていうか俺達はなんのためにサッカーをするんだ?」

御坂「…さあ?」

浜面「悪い!遅れた!……」

上条「……」

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:32:33.19 ID:dFmVZie60

浜面(あの時俺を殴った奴…)

上条(御坂の親を殺そうとした奴…)

上条・浜面(…どうする…)

御坂「どうしたの?知り合い?」

上条「い、いやいやまるっきり初対面、な?」

浜面「え、あ、まあそんなとこ。それより何かあったのか?」

土御門(暗部の人間大集合だな…)

土御門「顧問がいないんだにゃ~」

ミサカ「困りましたね、とミサカは思案します」

??「俺にまかせろ!!」

上条・御坂・浜面「「「え?」」」


続く