不況による奨学金滞納者の増加に対応するため、独立行政法人「日本学生支援機構」は９日、奨学金の返済猶予を認める対象を従来の２・５倍にあたる１０万人に拡大すると発表した。
景気の急激な落ち込みで修学困難に陥った学生のため緊急奨学金の枠も２倍の８０００人に増やす。
同機構によると、就職難などの影響で奨学金を３か月以上滞納している人は毎年増加し、今年３月末時点では２０万３０００人。昨年から、債権回収機構に督促を委託したため、この１年は経済状況が激変したにもかかわらず、増加の幅は３０００人にとどまっているが、５年前との比較では３万人以上も増えている。
返済猶予は、卒業の半年後から始まる返済を最長５年間見合わせる措置
この措置で，
踏み倒す学生が多くなるのではないかしら？
借りておいて，逃げた方が楽だ。
もしかすると返還できる人の方が少なくて，返還不要などということになりかねないから。
月額５万どころではないのですよ。８万～１０万借りている人もいるんです。
月額１０万を１２ヶ月×４年で計算してみてください。４８０万です。
新卒の段階で，４８０万もの借金を持っている人を雇うなんて考えたらどうですか？
新卒の給料なんて一人暮らしをすれば，貯金すら出来ないマイナスの生活の方が多いのに，学生であったときの方がずっと楽で良い暮らしができるはず。
学生生活辞められなくなるはずです。だって，バイトをして稼ぐことが出来るので，学生時代の収入って凄いものだと思う。
今までですら，滞納者は増え続けていたのに，ますます財政悪化です。
大学の先生方が食いっぱくれないようにしているようにしか思えない。
元官僚や，会社の役員だった方が，大学で教鞭を取っていることだってあるので，そこのあたりは怪しいと思っている。