朝、四時半起きで列車に乗って県外に向かってます。
地方のJRはガラガラで、この車両は自由席にもかかわらず、今数えたら、13名。イギリスでは不吉な数字。
でも、イギリスの車両とは比べものにならないほど、快適で日本のグリーン席に居るような感覚。
切符を往復で買ったら安いし、鉄道好きの少年達はこんなのを使って、初めての旅をするのかしら。
うちの坊主は、今、ガンダムのプラモデルに、はまっているので(ケロロ軍曹もガンダム好きらしい。蛙の分際で、
かかりすぎだ。)、一人旅に興味が持てるようになるにはまだ時間がかかるだろうが、
いつかその日がくるのを、女王様が、彼になりきって想像してみる。
んー、
どうかな?イメージ出来ない。
だって、うちの子は、父親に似ている。
冒険好きの私と全然違うんです。
石橋を叩いて渡るタイプです。
この間だって、
あんまり私が彼を連れ回るものだから、
海外に行く時は、頼むから一人で行ってくれと言われた。
ハワイから帰ってきた時だって、
1番楽しかったのは何かと聞いたら、
「家に帰って来たこと。」だって。
あの費用はどうなるのか?
・・・・・
それでもめげずに、坊主と海外に行きたい女王様には、
企んでいることがある。
もうすぐ、カブトムシ、クワガタの季節がやってくる。
虫大好きの小坊主に、
「虹色クワガタを取りに行こう。」
っと誘った。
「どこにあるか知っているの?オーストラリアの何処で取れるか知っているの?」
と聞くので、
「しっ、知っているに決まっているでしょ。」と私。
今まで数々の策を見破ってきた小坊主は、簡単には女王様を信じてくれない。
彼の中で、父親は尊敬と羨望の存在。
小坊主の中で、女王様は、小坊主と同等かそれ以下。
だって、
私にものを聞いて来て、その後、一々父親に確認するって、相当信じられてない証拠。悲しすぎる

今、小坊主は、
「カブトムシなら、エクアドルに行く。」って言ってます。
親の思惑通りにはいかない。
そんなものです。