転がるお前に『苔』は生えない

Gregory Isaacs

「Soon Forward」 Virgin  1979

Playlist :
Universal Tribulation
Mr. Brown
Down The Line
Lonely Girl
Bumping And Boring
My Relationship
Slave Market
Black Liberation Struggle
Jah Music
Soon Forward

Engineer : Sylvan Morris & Crucial Bunny

Producer : Gregory Isaacs & Robbie Shakespeare & Sly Dunbar

Studios :
Channel One (Kingston, JA) & Harry J (Kingston, JA)



今日の日記は、5,8の日記の続きに当たります


EARLY 80'Sにおける、COOL RULERS' BIG SHOT、"SOON FORWARD"

タイトル曲はもちろんながら、"MR.BROWN"、"LONELY GIRL"、"SLAVE MARKET"など

グレゴリーの代表曲を収録した名盤

重厚なバック・サウンドとグレゴリー独特の粘っこいヴォーカルが見事に調和したた最高傑作盤


グレゴリー・アイザックスのハイテナーは、たたずまいこそ実にクールだが、

同世代のUSソウル・シンガーがそうであったように、

男性の傷つきやすく繊細な感情にスポットを当て、女性を熱狂させてきた。

面白いのは、ジャメイカ音楽全体が文化的な覚醒に覆われていた70年代後半、

アイザックスは、女性の仕打ちに傷ついた気持ちを切々と訴えかけるそのスタリッシュなヴォーカル・アプローチを、

社会的な困難に打ちのめされた悩める者たちの代弁にそのまま応用し、成功したことだ。

 アイザックスがこの二面性をはっきりと打ち出したのが、

77年にリリースした通算4作目となるアルバム≪Mr. Isaacs≫

当時のジャメイカの政治的騒擾に駆り立てられ、闘争モードに入ったアイザックスは、

"Sacrifice""Handcuff""Slavemaster"、なかんずく"Set The Captives Free"といった、

彼の作品のなかでも最もタフなルーツ・トラックの数々を通じて、

当時の騒然とした精神に声を与えている。

アイザックスのくつろいだ語り口は激しくも冷静なスタイルで、

リヴォリュショナリーズとソウル・シンジゲイトのたゆみなく高く足を上げて進むリズムと

際立ったコントラストを描いている。

もちろん一方で、ラヴ・ソングも歌っているが、

テムプテーションズ"Get Ready"に、

シルヴァートーンズのスタジオ・ワン・クラシック"Smile"と、いずれもカヴァーだ。


アイザックスのスタイルがひとつの絶頂を極めたのが、

79年にヴァージン・フロントラインからリリースされた、彼の最高傑作と誉れ高い≪Soon Forward≫

スライ&ロビーがプロデュースしたタイトル・トラックのヒットをうけて作られたアルバムだが、

残りのトラックは全てアイザックスの作曲、編曲、プロデュースによるものだ。

落ち着いて愛撫し、苦悩するアイザックスは、征服しがたい冷静さが音になったイメージを体現し、

哀しげでなだめるような中テムポの公式は、リズムだけでなくメロディも持ちこたえさせる。

スライ&ロビー、アンゼル・コリンズといった

チャンネル・ワンのハウス・バンド、リヴォリュショナリーズの面々を中心に、

リロイ・シブルズ、グラッドストーン・アンダスン、ウィンストン・ライトらが織りなす

歯切れのいいロッカーズ・リズムに対し、

タメるように粘っこく糸をひきながら絡みつくアイザックスの

ユニークなフレージングは力強さと優美さをあわせもっている。


柔らかな歌唱は心に染み渡ります。 

Ansil Collinsらが奏でる控えめながら耳に残る音色も 

秋の夜長の虫の声のように印象深いものが。 

さらに「Slave Market」や「Black Liberation Struggle」にみられる真摯な主張や

 「Sooon Forward」の先鋭的な音作りが加味され 甘味と塩味が絶妙の按配です。 


そんな話



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転がるお前に『苔』は生えない

静岡県藤枝市の地酒 杉井酒造(有)

天保13年(1842)創業。

以来「亀川」の酒名でしたが、昭和になってから蔵元さんの姓にちなんでなずけられました。

地元で飲んでもらうことを第一としてお酒造りをしていて、

今でも藤枝市・焼津市でも安定した人気を誇っています。

昔ながらのお酒造りに徹していて、お酒本来の自然な味わいを生かすことを心がけています。

また、有機栽培米だけで仕込んだ純米吟醸などもあり、今全国的に注目する蔵元さんのひとつです。

さわやかな吟醸タイプと、熟成されることにより、

よりマイルドになる純米酒を基本として、努力を惜しんでいません。



杉錦 特別純米酒 生もと仕込み

生産地/静岡県
原料米/山田錦
精米歩合/60%
日本酒度/+4
酸度/1.7
酵母/静岡HD-1
alc/15~16%



静岡県といえば名の知れた銘酒が多い銘醸産地ですが、

この「杉錦」さんは静岡のお酒にはない独特の歩みを進めています。


それは、「読む純米酒」という本にも紹介され、

また酒業界の著名の方にも「注目の蔵は杉錦」と言わせるほどです。


このお酒は、昔ながらの『生(き)もと』仕込みで造られた純米酒。

もろみを入れた酒袋から無加圧でしたたり落ちる原酒だけを瓶詰めしました。

自然の乳酸菌を生かして醸す生もとならではのコクをもった純米酒です



初めて飲む蔵です


とても美味


静岡、酒美味いね~



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転がるお前に『苔』は生えない

The Stone Roses

「Second Coming」 1994

Breaking Into Heaven
Driving South
Ten Storey Love Song
Daybreak
Your Star Will Shine
Straight To The Man
Begging You
Tightrope
Good Times
Tears
How Do You Sleep
Love Spreads


レーベル移籍にまつわるトラブルと長い法廷の闘争、

いつ終わるともしれないスタジオセッションの末、

(彼等のファーストから)約5年半ぶりにリリースされたセカンドだ。


1994年12月、セカンドアルバムとしては異例の5年以上の歳月を経て、
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ジョン主導で製作された2ndアルバム『Second Coming』発売。
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UKチャート4位、USチャート47位。
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復帰にあたり、インタヴューをホームレス救済雑誌ビッグ・イシューのみで行う。
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レッド・ツェッペリン に影響を受けたと思われるこのアルバムは
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ファースト・アルバムの内容とは大きく変化し、賛否両論を巻き起こす。



しなやかさと快楽性を極限までつき詰めたバンドグルーヴ。

伝統的ハードロックのテイストを取りいれたギターフレーズ。

スケール感を増した楽曲。

イアン・ブラウンの(根本的にヘタなのだが・・・)神がかり的ヴォーカル。

それらが見事に一体化された今作は、タイトルどおり圧倒的な肯定感に満ちた大作となった。

しかし、この作品を最後にバンドは急速に求心力を失っていき、崩壊への道をたどることになる。



ストーン・ローゼズが前作『石と薔薇(The Stone Roses)』から

約5年ぶりの1994年に発表したセカンド・アルバムで、

結果的にラスト・アルバムとなってしまった作品。


メジャー・レーベルのゲフィンと契約し、まさにアメリカ進出を狙おうか、という一枚だった。

前作の冒頭曲”憧れられたい”やラスト曲”僕の復活”にあった

恍惚のサウンド感から発展してきたような音、

ジャングルの奥地を潜り抜けてくるようなサイケ感を纏ったM1から圧巻のサウンド。

シングルとなったM3”テン・ストーリー・ラヴ・ソング”の

いかにも従来のローゼズ節を見せるナンバーを除けば、

全体的にはジョン・スクワイアによる力強いギターをフィーチャーした、

レッド・ツェッペリンばりのグルーヴィなハードロック・サウンドを聴かせる。

結果論になるが、ジョンのドラッグ耽溺から生まれたクラシック・ロック志向と、

他のメンバーがより好んだグルーヴやダンス・ミュージックに傾斜した音楽嗜好が

バンド決裂の要因のひとつになった気がする。


サウンドの支柱は、ドラムのレニだったと言っても過言ではない。

その彼が、最初に脱退してから、既に歯車が狂い始めていたのかもしれない。

古典的なロックに拘ったギターのジョン・スクワイアが(方向性の違いから)次に脱退した事によって、

マスコミやファンから、このバンドはもう終わりなんじゃ・・・と危惧され、

新体制で何度かギグはやってみたが、

周囲の予想通り解散した。


ジョンが当時は別格として崇め奉られているようで、

フロントマン・ヴォーカルのイアン・ブラウンなんかはクソ・カスに言われたい放題だったようだが、

ベースのマニに関しては全く見向きもされなかったが、

ストーン・ローゼス崩壊後を見てみろよ。

ジョン・スクワイアのその後の活動が一番無価値なゴミ同然。

ジョンの新バンド、ザ・シーホーセズ、なにそれ?

聞いたけど、クソでした。


イアンのソロ活動や、

プライマル・スクリームに加入したマニの方が、遥かに面白い。




この作品を先日、聞き返してみたけど、

周囲が言うほど(当時は新鮮だが、今聞くと・・・)薄っぺらなんかじゃないと感じた。


アルバム2作だけで何がわかる?

もっと聞かせて欲しかった。




そんな話