The Upsetters
「Blackboard Jungle Dub」
Auralux
2004
Record date : 1973
1973年夏ジャマイカのUpsetterからジャケ無し限定300枚(200枚説もあり)でリリースされた↓
最初期のダブアルバム。
Junior BylesのFever, Place Called Africaや
UpsettersのBucky Skankや
WailersのKaya, Dreamland, Keep on Movingなどの70年代黄金期のリズムトラックを
King Tubby(かどうかは異論はあるが)が完全ステレオでミックスしたもので、
中途半端なミックスで音も悪かった今までのClockTower12曲バージョンは
比較にならないほど圧倒的に素晴らしい。
DillingerによるKing Tubby賛歌のDub Organizerなどオリジナルのものはもちろん、
Black Ark時代のマスターから収録の未発表トラックも面白い。
本アルバムのマスターテープは紛失されており、
本再発では貴重なオリジナルプレスから盤起こしが使用されている。
音質を損なわない為にあえてデジタル処理はしなかったとのことだが、
その意図通りアナログらしい太い音が再現できている
(当時のジャマイカプレスのレベル-音はよいが針音が頻繁に乗る-から考えるとこの品質は驚異的に良い)
ちなみに以前出ていたJet Starからの"original"バージョン↓
は前妻のPaulineが勝手に出したもので無関係。
本人からライセンスを受け、ライナーもDavid Katzで、そういう点でも安心できる再発である。
ちょっと前まで、↓このジャケの盤↓、レコ屋で頻繁に見かけました。
こういう時のために、買っておいて損は無かったかもしれませんが、
買いそびれてしまいました。
Playlist :
Blackboard Jungle Dub Version 1
Blackboard Jungle Dub Version 2
Rubba, Rubba Words
Elephant Rock
Dub From Africa
Dreamland Dub
Pop Goes The Dread Dub
Fever Grass Dub
Cloak A Dagger
Loving Skank
Moving Forward
Kasha Macka Dub
Setta Iration Dub
Sinsemilla Kaya Dub
Comment :
see also 「Dub Triptych
」 Trojan
2004 CD (Other releases)
ncludes 3 dub albums
: 「Cloak And Dagger
」 「Blackboard Jungle Dub
」 and 「Revolution Dub
」
音質劣悪だのミックスが中途半端だのと言われますが、
このジャケが、正直、思い入れが強いです
↓クールに見えて、訳わからん感じのこのジャケ↓、最高っす。
The Upsetters
(Alt. title : Original Black Board Jungle Dub)
Playlist :
Original Jungle Dub
Rubba Dub
Cloak & Dagger
Dub From Yard
Mother Land Dub
Pop Goes The Dub
Fever Grass Dub
Sensemilla Dub
Moving Forward
Blackboard Dub
Kasha Macka Dub
Iration Dub
そんな話
ダブの金字塔的アルバムとして1973年にリリースされた本作は
膨大なLee Perry作品群の中でも最高の作品の一つともいえます。
その奇抜な発言や奇行の為に少し難解なイメージがあるLee Perryですが
本作を聴けばそのイメージも払拭できるはずです。
いかにLee Perryがダブという当時出来たばかりの表現方法と
真剣に対峙した真摯なアーティストか窺えます。
Lee Perryの無限に広がるイマジネーションを音像化したともいえるサウンドは強烈です。
ジャマイカが誇るリズム隊バレット兄弟のAston Familyman Barrettの黒光りするベースラインに
尋常じゃない狂気うごめく音響処理は
巷に広がるダブを謳った音楽とは一線を画します。