100. 自分の中のくぎり | 憂さ憂さうさぎ

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世の中は憂さだらけ!
はき出す場所のない憂さを、ここで晴らしてみましょうか。

とりあえず、“東日本大震災” というテーマではひとつの区切りが出来た。

既に自分自身は、ほぼ震災前と同様の生活が出来るようになっている。

そのため、“被災者” という視点で今後の事を書き続ける事が出来ない。

しかしこれは、単なる自分の中の区切りである。

これからは、今まで書いてきた文章の補足や、震災時の事について思い

出した事等の追加を書いていく予定である。

また、これからの生活の中で見聞きした事や、マスメディアを通じて得た

情報に対して自分がどんな事を感じたか等、折に触れて書いていきたい

とも思っている。

更新頻度が減少する可能性もあるが、今後も引き続き読んで頂けたなら

幸いである。

今現在、東日本大震災の影響で苦しんでいる人達は、まだ沢山いるのだ。

その苦しみの種類は多種多様で、みなそれぞれ辛い状況におかれている。

震災から3か月近くが経とうとしているが、現在この “東日本大震災” に

対して、本当に関心を持ち続けている人達はどれだけいるのだろうか。

自分の利益にとらわれずに、復旧・復興について真剣に考えている人達が

どれだけいるのだろうか。

現在、自分が日々マスメディアを通して見聞きする内容には、憤慨してしまう

内容が多く含まれる。

それは、被災地の事を考える前に、先ず自身の利益や保身を最優先として

いるとしか受け取る事の出来ない内容が、溢れているからだ。

今こそまとまらなければいけない “何か” がばらばらに思えるのだ。

この社会はこんなにも “ばらばら” で、この先着実に進んでいけるのか。

不安ばかりが、自分の心を埋め尽くして行く。

今の自分には見えない未来が、良いものであってほしいと願わずには

いられないのである。