とりあえず、“東日本大震災” というテーマではひとつの区切りが出来た。
既に自分自身は、ほぼ震災前と同様の生活が出来るようになっている。
そのため、“被災者” という視点で今後の事を書き続ける事が出来ない。
しかしこれは、単なる自分の中の区切りである。
これからは、今まで書いてきた文章の補足や、震災時の事について思い
出した事等の追加を書いていく予定である。
また、これからの生活の中で見聞きした事や、マスメディアを通じて得た
情報に対して自分がどんな事を感じたか等、折に触れて書いていきたい
とも思っている。
更新頻度が減少する可能性もあるが、今後も引き続き読んで頂けたなら
幸いである。
今現在、東日本大震災の影響で苦しんでいる人達は、まだ沢山いるのだ。
その苦しみの種類は多種多様で、みなそれぞれ辛い状況におかれている。
震災から3か月近くが経とうとしているが、現在この “東日本大震災” に
対して、本当に関心を持ち続けている人達はどれだけいるのだろうか。
自分の利益にとらわれずに、復旧・復興について真剣に考えている人達が
どれだけいるのだろうか。
現在、自分が日々マスメディアを通して見聞きする内容には、憤慨してしまう
内容が多く含まれる。
それは、被災地の事を考える前に、先ず自身の利益や保身を最優先として
いるとしか受け取る事の出来ない内容が、溢れているからだ。
今こそまとまらなければいけない “何か” がばらばらに思えるのだ。
この社会はこんなにも “ばらばら” で、この先着実に進んでいけるのか。
不安ばかりが、自分の心を埋め尽くして行く。
今の自分には見えない未来が、良いものであってほしいと願わずには
いられないのである。