何日も前の事だが、友人が言っていた。
巨大地震には26日説というものが存在するらしい。
なんでも、巨大地震の後の最大余震は大体26日後くらいにくるという
説らしい。
これは、科学的に実証されているという事ではなくて、統計的な観点
からみた話のようだ。
今日、友人の実家で友人が母親と妹にその事を言っていた。
そして、一応警戒するようにと。
彼女達は、あまり信用していないようだったが。
この “26説” についてネットで調べてみた。
科学的に証明されていないという事で、否定的な見方をする方もいる
ようだ。
この世の中で、人間が科学的に証明出来ている事は、まだまだほんの
一部だろう。
人間が全てを科学で証明出来るのかどうか。
もし仮に出来ると仮定して、どれほどの年月がかかるのか。
正直自分は、人間が科学の力で全ての事を解明出来るとは思っていない。
ましてや、科学が万能とも思っていない。
そもそも人間が、この地球や自然をコントロールするなんて、その考え方
自体が傲慢であり思いあがりなのではないか。
今回の震災において人間は、大自然の前でいかに無力だった事か。
科学で実証出来ていない事象については、統計的なデータを参考にする。
それを否定する事に何の意味があるのか?
科学で解き明かせない以上、統計的なデータが示す可能性を頭のどこかに
とどめて、それを警戒するというのが、今自分達に出来る備えの一環なので
はないか。