64. 鶏肉との死闘 | 憂さ憂さうさぎ

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世の中は憂さだらけ!
はき出す場所のない憂さを、ここで晴らしてみましょうか。

友人の妹さんを家に送る。

友人は母親に、先日の米の量では少々心もとないからと、もう少し米を

わけてくれるように頼んでいた。

先日頂いたのと同じくらいの量の米を頂き、帰宅。

さあ、試合開始!のゴングだ。鶏肉は手ごわいぞ。

解凍は、電子レンジには任せられない。

なんたって、彼の口の中には2kgの鶏肉の塊は、普通には入らない。

無理に入れて扉を閉じ、スイッチを入れようものなら、即座に「ピッピッピ」

とギブアップの声を上げるはず。

これは相手の出かたを見るか。とりあえず、鶏肉の態度が軟化するまで

放置プレイだ。

放置中。

『結構柔らかくなってきたな。よしよし。』

相手が隙を見せたその時、バキメキ!っと真っ二つにへし折り、そのまま

息の根を止める。フフフ勝った!『何のこっちゃ?』

コホンッ・・・。ふざけ過ぎたな。

気を取り直して、とにかく真っ二つにされ、まだ結構固いままの鶏肉と

第2ラウンドへ突入。

15×20センチ程度の大きさになったそれを、約3cm幅に切り分けていく。

それを更に3mm程度にスライスしていき、一回分ずつビニール袋へ詰め

ていく。鶏肉はまだ凍っていて固い。慎重に作業を進める。

冷たい、手が痛い、・・・疲れた。

3×15センチの鶏肉の塊3本残したところでギブアップ。

第2ラウンドは自分の敗北だ。

この戦いは引き分けといったところか。

『やるな鶏肉ぅ。』『フッ(不敵な笑み?)

ふざけ過ぎました。ごめんなさい。