電気が復旧し、テレビが見られるようになってから、ずっと思っていた事
がある。
『このコマーシャルは、これほど頻繁に放送する必要があるのか?』
この時期、全てのコマーシャルの後に流れる 「エ~シ~」
自分が覚えている物だけでもざっとこんな感じ。
◎挨拶するだけで友達ふえるね。
ぽぽぽぽ~んでおなじみ
◎子宮頚がん乳がん検診を受けましょう。
◎心は見えなくても心遣いは見える。
◎忘れないでください。あなたの手で伝えられることがたくさんあります。
◎読んだ分だけ知層になる。
◎ここには、極限の状態があります。
うろ覚えなものも多々ありますが。
さて、ここで自分が思った事。
【ここには、極限の状態があります。】
東日本にも極限の状態がありますよ。特に太平洋側。
どのチャンネルを見ても「エ~シ~」としつこくたたみかけてくる。
同じコマーシャルを、何度も何度も何度も何度も 流す意味は?
こんな非常時にコマーシャルをはさむ意味はあるのか?
何日も絶え間なく続く余震と原発に怯える今の自分達にとって、番組を
途切れさせるコマーシャルなど妨害以外の何物でもない。
業界と言われるところで、お偉いさん達がいろいろ決めた事がこの事態
に繋がっているのだろうが、こんな時くらい金の事は無視して、本当の
被災者や被災地のためになる番組の構成を考えられないのか?
“え~し~” に脳みそが汚染されそうだ。