56. え~し~ | 憂さ憂さうさぎ

憂さ憂さうさぎ

世の中は憂さだらけ!
はき出す場所のない憂さを、ここで晴らしてみましょうか。

電気が復旧し、テレビが見られるようになってから、ずっと思っていた事

がある。

『このコマーシャルは、これほど頻繁に放送する必要があるのか?』

この時期、全てのコマーシャルの後に流れる 「エ~シ~」

自分が覚えている物だけでもざっとこんな感じ。

◎挨拶するだけで友達ふえるね。

     ぽぽぽぽ~んでおなじみ

◎子宮頚がん乳がん検診を受けましょう。

◎心は見えなくても心遣いは見える。

◎忘れないでください。あなたの手で伝えられることがたくさんあります。

◎読んだ分だけ知層になる。

◎ここには、極限の状態があります。

うろ覚えなものも多々ありますが。

さて、ここで自分が思った事。

【ここには、極限の状態があります。】

東日本にも極限の状態がありますよ。特に太平洋側。

どのチャンネルを見ても「エ~シ~」としつこくたたみかけてくる。

同じコマーシャルを、何度も何度も何度も何度も 流す意味は?

こんな非常時にコマーシャルをはさむ意味はあるのか?

何日も絶え間なく続く余震と原発に怯える今の自分達にとって、番組を

途切れさせるコマーシャルなど妨害以外の何物でもない。

業界と言われるところで、お偉いさん達がいろいろ決めた事がこの事態

に繋がっているのだろうが、こんな時くらい金の事は無視して、本当の

被災者や被災地のためになる番組の構成を考えられないのか?

“え~し~” に脳みそが汚染されそうだ。