アンケート紹介『学習・発達支援員養成講座第6回』特性に応じた支援 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

 

広島で多様性が認められる教育を目指して

インクルーシブ教育の普及活動をしている

NPO日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

 

一昨日、第3期学習・発達支援員養成講座は6回目で

「特性に応じた支援」について学ぶため

星槎国際高等学校広島学習センターに集まっていました。

 

午前は広島国際大学の伊藤啓介先生が

「子どもの行動理解と考え方、対応の仕方」について

お話くださいました。

 

 

では、伊藤先生の講座アンケートを紹介します。

 

・困った行動は本人が困っているサインというのは

わかっていたつもりだったけれど、

発熱や鼻汁というほど本人ではどうしようもないものなのかと

改めて捉え方を見直すことが大事だと思った。
【児童デイサービス】

・リアルなお話を聞けて良かった。
本人が楽になる方法を考えていく。
周りでチームを組むことが大切。
こだわりはなくしてはいけない、利用する。
行動には意味がある。
まずは観察・記録→分析。
【保護者】

・学び直しができました。
不適切行動をすることに対して、何が原因なのか、

根っこに何があるのかをしっかり見ていきたいと思います。
「やめて」ではなく、「どうしてほしい」「どうすればいいか」を

知らせる関わりを心がけたいと思います。
【保育士・学童指導員・学習支援員】

・具体的な例がたくさんありとても分かりやすく置き換えて理解が深まりました。
後半が大急ぎになってしまいましたが、ADHDや自閉症の子ども達への

対応について現場の様子もよくわかりました。
実際の子ども達への対応の仕方、保護者への対応の仕方など

具体的にうかがうことができ、ご褒美制度もやらない方がいいと思っていましたが、

今日のお話をうかがって適切な行動を増やすために

適切なやり方で行っていくことの方が効果的ということも再確認できました。
【教員】

・長い経験とたくさんの臨床に基づいてのお話は聞いていても

「そうなんだ!」と腑に落ちることができました。
話の中に例えばという話があると想像しやすいです。
ありがとうございました。
発達障害に関して初心者の私には、この1年で関わった子どもが

どの種類の障害があるのかがまだわかりませんでしたが、

今日のお話は、この子はこれだなと理解しやすかったです。
【施設職員】

・「子どもの障害・個性を理解すること」について先生が

「発達障害も持っているけれどその子の個性も持っている。

パーソナリティがそれぞれ違う。それをこちらが理解すること」と

お話された時はっとさせられました。
「○○という発達障害がある」という見方でなく、

いかに1人ひとりが持っている個性に気づき、

個性をつぶさずに伸ばすことが大切であるかが学べた。
本人が楽になる方法を考えること。
そのためには日々の観察・記録をつけることの大切さが理解できました。
より多くの我が子の個性、子ども達の個性に気付ける目、

観察する目を今後とも養いしっかり身につけたいと思う。
ADHD、自閉症スペクトラムの行動の特徴について、

先生のご経験からのお話を交えてよりイメージがつかみやすく、

より細かくお話して下さったのでとても学びやすかったです。
今春から中学校の通常学級と特別支援学級で我が子も学ぶこととなります。
特別支援コーディネーターの先生との打ち合わせ等がまだ残っています。
今回の講座で学んだことによりずいぶん見通しが立ちました。
小学校で先日、就学移行についての記録も一部いただきました。
まだ書き加えして頂けるようなので「観察・記録」から

変化した点を出し合って中学につなげたいと思います。
講座の初めに「支援といっても本人が気づいていなければならない。

支援される人、支援する人の両者が自己理解することが大切」というお話を伺いました。
今まさに支援を受けて温かく丁寧に育った子ども達がどうなっていくか

私自身も疑問に思っていたことでありました。
今後とも様々な角度から学ばせていただければと思います。
【施設職員・社会福祉士・精神保健福祉士・保護者】

・長年の豊富なご経験と研究に基づく講義でとても有意義でした。
「いいところメガネを付けることが必要」ということ、常に心しておかないと…と思います。
かなり細かく観察してデータを重ね対策を講じる…これは大変なことだと思います。
講座の前の中谷先生のお話がとても良かったです。
【塾講師】

・伊藤先生の親しみやすい雰囲気や九州なまりがとても素敵でした。
長期にわたって臨床され、それに基づいた発達障害の子への対応を

具体例を挙げて話して下さり2時間引き込まれながら受講させていただきました。
ありがとうございました。
またぜひ先生のお話を聴講させていただきたいと思っています。
観察~記録~分析~介入と分かりやすい説明でとても為になりました。
【保育士】

・久しぶりの講座でとても緊張しました。
知識がない上、欠席も続き自分を情けなく思っております。
そんな私でも先生のお話はとても分かりやすく

明日から実践できることだったので大変勉強になりました。
ありがとうございました。
観察・記録の大切さを再認識いたしました。
仕事では学校に提出するための半分義務的なものとして書いておりました。
今日の講座を聞いて子どもがステップアップするための重要なものだとお聞きし、

より具体的に記録を細かく記していこうと思いました。
【普通学級補助員】

・今までの講座で学んだことの復習にもなり、より分かるようになった。
実際に臨床での例がたくさんあったのでイメージもできより分かりやすかった。
良く観察し記録をし分析をする、そしてそのための解決策を考える

手順がどれだけ大切なのかもよく分かった。
適切な行動と不適切な行動への対応の手順もより理解することができた。
あとはそれを自分が対応の手順を身につけ実践できるかが課題になりそうだ。
もっと先生の話を聞いて勉強したいと思いました。
楽しかったです。
【塾講師】

・これまで発達障害に関する本を読んできたが、

どう対応すればよいのか一般的なことに軽く触れるだけのものが多く、

1人ひとりにどう対応していったらいいのか行き詰っていた。
どのように観察し対応していけばよいのか分かったのでとても参考になり助かりました。
【教員】

・とても温かい空気と言葉が詰まったお話で力を抜いて優しい気持ちで聞けました。
発達障害のお話がこういう空気の中で聞け、

学べるということはとても素晴らしいことだなと思いました。
「障害」という概念がゆるくほどけていく感覚でした。
【施設職員】

・とても具体的だったので、また持ち帰って色々と工夫してみます。
話の止まらない子に対して「水を持っている人が話すよ」という

具体的な方法はとても参考になりました。
【放課後児童クラブ臨時支援員】

・現在伊藤先生のペアレントトレーニングについての講習を他で受講しています。
保護者へのお話とは違い支援員へのお話を聞け良かったです。
全てどういう場合が考えられるかという経験の中での具体例があることで、

記録のやり方がより分かりやすくイメージできました。
今までの講座は頭にしみこませて自分の行動を変えていく感じでしたが、

今回は子どもをよく観察することから始まり、

具体的に1つひとつレジュメと照らし合わせて考えて記入したり

記録するという宿題を実際にやっていく必要を強く感じることができ威力を感じました。
【塾講師】

・講師の方がたくさんの例を挙げながら説明して下さったので

「なるほど」と感じることが多かった。
観察・記録がしやすい課題や行動を決め具体的な数字にして

記録を重ねていくことによって子どもの行動が分析できることが納得できた。
【特別支援学級指導員】

・実例が色々聞けたのでとても分かりやすかったです。
問題行動を減らすための方法が明確に分かったので、

今日講座を受けていて頭に浮かんだ子どもたちにさっそく使っていきたいです。
今抱えている悩みに対しての内容がたくさんありました。
記録がとても大切なのが改めてわかりました。
スタッフが一貫した対応をするためにも、

申し送りもとても大切なので今後はさらに意識して取り組んでいきたいです。
記録をとる際のコツを身につけたいです。
【児童デイサービス・保育士】

・子どもさんや親にも温かく接してこられたんだろうなというお人柄が感じられる先生でした。
スライドにある内容だけでなく途中で先生の頭の中に浮かんだお話がもっと聞きたかったです。
記録に取ることなく記憶に残しておくことが多かったので、具体的に残しておきたいと思いました。
【教育の絆プロジェクトコーディネーター】

・子どもの姿が具体的に伝わってくる。
どうして負の連鎖が起こってしまうのか、

今日は先生のお話からその様子がよくわかりました。
日々の記録が支援者にも助けになることが理解できました。
2時間の講座があっという間に過ぎます。
どの先生方も熱意が伝わります。
毎度子どもの支援について私ももっと子どもの様子を見れるようになりたいと感じます。
今日は記録の大切さを学びました。
継続して気づきを記せるように頑張りたいです。

・時間をもう少し長く、詳しく聞きたいです。
観察・記録が大事だということがよくわかりました。
【児童デイサービス】

・より細かい内容で理解しやすかった。
先生のやわらかな言葉遣いがとても聞きやすかった。
今後の自身の支援指導に生かしていきたいです。
毎回具体例がある事はありがたいです。
【放課後児童支援員】

・子どもとの関わりの中で具体的な言葉で肯定的に表現して伝えること、

日々気を付けていても忙しさに追われるとおろそかになりがちな所を反省しました。
私自身が落ち着いて客観的に観察して記録をとることをあらためて大切だなと感じました。
【看護師】

・公的な研修で発達障害等に関わるものを学んだことは何回もあります。
けれど行動分析学を知ったのは学校の外でした。
またペアレントトレーニングについても1度研修しましたが、

やはり自分の物にはなっておらず、すべてが確認・発見・さらに深まる、という経験でした。
語る方が異なると私に入ってくるものも違うと思いました。
ありがとうございました。
【臨時教員】

・行動療法はとても興味があり取り組んでみたいなと思ってはいたのですが

なかなか行動に移せず今に至ります。
今日の講座で改めて観察・記録することの大切さ、

そして効果的であるということが分かったので、

親子で楽に楽しく生きていくべく取り組んでみたいと思います。
【保護者】

・先生の講座は3回目でした。
ようやくフィットしつつあるところです。
まず観察することが大切であると再認識しました。
頭で色々分かっているつもりでも現場に入ると目先のことにとらわれ、

意識が足りていないとまたまた感じました。
訓練が足りないようですが気が付いたところから始めていこうと思います。
【児童デイサービス】

・応用行動分析を基にした内容で、

1度折れてしまった自分を振り返る良いきっかけとなりそうです。
自分を強化する(観察し記録し評価する)ことで立ち直る一助になればと思いました。
いつもながら細やかな心遣いで助かっております。
【当事者】

・利用者家族に対しても、関わるスタッフに対しても苦労を認めることが

まずは大切だということを再認識しました。
アセスメント・観察・記録頑張ります。
【児童デイサービス・移動支援サービス・看護師】

・子どもの観察・記録の取り方の具体が分かりました。
好ましくない行動の前後を見るということ、

子どもの良い行動も見てほめるということが参考になりました。
一方で好ましくない行動を起こす背景を探る作業が難しいと思います。
そういったところも詳しく聞けたらいいなと思いました。
【教員】

・もっと先生な具体的なお話を聞きたかったです。
たくさんの子どもたちに出会い、楽しい・嬉しいが共有できる大人になりたいと思う。
子ども達の行動には理由があり、それを理解することが大切だと改めて感じた。
勝手な思い込みではなく観察・記録を時を逃さずとり

分析することができる大人にならなくてはと思う。
【保護者】

・具体的に事例を示して下さって良かったが、

行動記録の仕方や目標設定の仕方が具体的に分からなかったので

そこを詳しく教えていただきたかった。
それがまだつかめていないのですみません。
この講座しか参加していないのに…。
何度聞いても分からないことが出てくる。
何度聞いてもそうだったなと確認できるから、

また良いところに目を向けるということに焦点化していこうと再確認した。
発達障害の理解はけっこう進んできているが対応が難しい。
個によって違うのでそれこそ理解ができていないから

対応もできないのかもしれないけど、対応についてもっと知りたいと思った。
【教員】

 

 

午後からは京都からICTを使った支援のエキスパート

京都市教育委員会総合育成支援課専門主事の高松崇先生にお越し頂きました。

 

ではアンケートを紹介します。

 

・使ってみたい、この子にはどうだろうと思う場面がたくさんありました。
ありがとうございます。
子ども達に楽しく学べる方法を提供できるようになりたいです。
【児童デイサービス】

・我が子のことですが高松先生の講座をきっかけに

学校でiPadを使って読み上げ教科書を使うところまでたどり着きました。
今日も帰ってアプリを子どもに教えてあげたいと思います。
ありがとうございました。
【看護師】

・ICTを使った支援について学べました。
「その子の壁は何なのか?」その壁を越えさせてあげられるためには「まず観察を!」
最近のICTを使った方法を実際に使用しながら学べて良かった。
我が子も香川大学の坂井先生からiPadを使用した学習支援を活用することで

「勉強分からんけれどこれなら僕でもできる」とずいぶん自信となった。
おかげで毎日自ら早起きし休まず登校できるようになった。
この講座を学べて良かったです。
指一本で色々体験でき、学べる。
iPadの「機能代替アプローチ」のおかげで就労をした時にも

読み書き支援として利用できることについて教えていただけた。
ありがとうございました。
この講座により我が子含めて将来生きていく手立てになる

色んな手法を学べたことによりずいぶんと安心できました。
自宅や特別支援など学習に使えるiPadの使い方講習とても良かったです。
ぜひまた学習したいです。
【施設職員・社会福祉士・精神保健福祉士・保護者】

・困っている原因に応じて支援方法を考えていく。
ICTを効果的に活用する必要性。
よくわかりました。
【教員】

・全く新しい分野で新鮮でした。
iPadを支援の手段にするやり方を知らなかったので

これからいろいろ勉強したいと思います。
ダウン症の人の仕事の紹介は感動でした。
見方を変えると全く違った世界が広がると分かりました。
これから先の子どもが生きていく上で

少しでも生きやすい手段の一つとして考える機会を得ました。
使い方でとても重要なツールになると実感しました。
そしてなんでもタブレットを使えばよいというのではなく、

目的を考え使い方を知らないといけないということも分かりました。
【児童デイサービス】

・時間があっという間に過ぎた。
支援は手伝うことではない。
支えて自立に向けること。
来来年度の4月からデジタル(iPad)が学校で認められる。
画期的だと思った。
その子の壁が何なのかを見極める。
社会が変わることで壁が壁でなくなる。
【保護者】

・読み書きに困難のある子がどのように見えているのか

体験できたこと、またICTをいかに使うべきかを

考えるきっかけになったことが良かったです。
目標とする力がつけられるようにICTを気を付けて使っていこうと思いました。
【教員】

・支援の考え方、また教具(自助具)やアプリを

教えていただきとても参考になりました。
我が子も軽度の発達障害があります。
中学の学習ではノートをとるのが中心でそれが無理なのです。
同時に2つの作業をすることが難しい、

音に過敏、知的に高いので見落としていました。
現在不登校から抜け出し始めたところ。
色々話してみようと思いました。
もちろん職場でも情報提供したいと思いました。
【臨時教員】

・iPadやiPhoneは大人にとって便利なもので

子ども達にとってはlineやゲーム等の遊びだけだと思っていた。
今回アプリで障害がある子ども達の味方になってくれるものが多種あることに驚いた。
アプリも善し悪しがあるようなので今後知識を付けていきたい。
【普通学級補助員・保護者】

・アナログで生きているので、新しい情報を得ることなく

ここまで進化しているとは知りませんでした。
それだけでもありがたいです。
すごく面白かったです。
便利な世の中になりました。
アナログを基本に困難なことは便利なデジタルに頼る。
子ども達の不便さを解消するには

大人がそのツールを知っておく必要があると実感しました。
【施設職員】

・iPad・iPhoneをもっと上手に使いこなすだけで支援の幅が広がると思いました。
また聞きたいと思います。
今後学校の中にiPadが入ってきますが、

生徒個人に対して本人に必要なものを紹介してあげるだけでも

本人の学習の行き詰まりが解消されるかもしれないな…と思います。
【教員】

・否応なく進むICTの波、教育にも普通に取り入れられつつあるのに

あまり知らなかったので、一気に知識が増えてとてもありがたかったです。
就学前にゲームをやり過ぎることの弊害とそれは何故なのかよく分かりました。
ADHDではなく後天性なのに見抜けずに

指導を間違われることは避けるべきだと思います。
就学前だけでなくそれ以降もモバイル機器に依存することは

自分も含めて問題があると思うので、

望ましい利用を呼び掛けていきたいと思います。
【塾講師】

・支援といっても本当にその子に必要な支援というものを

見極めるということは大切だなと思いました。
実際息子にタブレットを使わせているのですが、

今はゲーム(アプリ)をするためのものみたいになっていますが、

自分の弱さを助けるサポートグッズの1つとして

今日教えていただいたアプリや機能を提案してみたいなと思いました。
ICTの有意義な使い方を知ることができて良かったです。
【保護者】

・デジタルをうまく使う方法。
その子の困りごとに合った使い方。
タブレットの指一本でできる!!を増やすことができる。
その子の世界を広げることができる。
困りごとを少なくすることができる。
なんて便利な道具なのだろう…。
忘れてはいけないことは困りごとをしっかり見極めてICTの支援を使うこと。
私には新しい知識だったので先生の言葉だと遅れている状態なので

まだ頭の中の整理がついていません。
【塾講師】

・どうすればいいのと考えること、

困ることも多いが違う方向へ頭をシフトする。
目からウロコでした。
一緒にクリアする代替手段を探す努力をしたいと思います。
【児童デイサービス・移動支援サービス・看護師】

・アナログ人間の私はICTと聞くと「難しそう」「不安」「慣れるまで面倒くさそう」と

思っていましたが便利さを知るとどんどん活用しないともったいない!!と思えました。
先生のテンポのいい講義、元気が出ました。
やってみたい!と思えたのは自分にとって嬉しい進歩です。
【施設職員】

・読める・書けるというスキルは目指されるべきものですが、

子どもに負担が多い時にはICTを

積極的に使うことが良いのかなと思い拝聴させて頂きました。
しかしどちらが主かというその判断は専門家にも相談が必要で、

検査など客観的に子どもを理解する視点も大切だと再確認できたと思います。
楽しく学べる材料が盛りだくさんで勉強になりました。
今日は他の方のレポートを紹介していただきましたが

心があつくなるメッセージがとても込められていて感動しました。
中谷先生の冒頭で紹介していただいたキャロルグレイの文章の作り方がとても気になりました。
また機会があれば教わりたいです。
【学生】

・子どもがゲームに費やす時間ばかりを気にしてその実態を見ていなかった。
本来子ども時代に経験すべき大切な時間が奪われているということに改めて気づかされた。
鉛筆のにぎりもちや行でじっくり読めないなどゲームの影響は本当に深刻。
自分の子どもが親になる時代には一体どういうことになっているのだろうか…。
一方、iPadなどデジタルの便利さにも驚いた。
使い分けられるように最新の情報にも敏感でいたいと思った。
【放課後児童クラブ臨時支援員】

・発達障害はしつけや家庭環境のせいではない、

と言い切るものへのもやもやの正体が分かってすっきりしました。
生まれつき発達障害なのか、

後天的にそれらしいのかということが分かりやすく理解できました。
仕事でもディスプレイやタブレットが導入され、

指導に生かすところでしたので本当に参考になりました。
子どもだけでなく自分の苦手のサポートもあわせて

子どものよさを伸ばす使い方を考えていきたいと思います。
【塾講師】

・いろいろなアプリの紹介が中心になるのかと思っていましたが

「子どもをよく観察して気付くことが大事」という

伊藤先生のお話と重なるのだなと感心しました。
支援する側が子どもにどんな力を付けさせたいのかという

ビジョンをしっかり持っている必要があると感じました。
【特別支援学級指導員】

・自分が古い人間だと痛感した。
まずは自分も文明の機器が使いこなせるようになりたいです。
後天的な読み書き困難をきちんと見極める力が自分に必要だと思った。
その子に応じた支援ができ、学ぶことが楽しいと感じられる支援がしたいと思う。
【保護者】

・苦手な分野なのでこれを機に関わっていけるようにしたいです。
すぐに使える(使ってみたい)アプリがありました。
事業所でタブレットを購入して、どう使おうか、

どのアプリを使えば子どもの支援につながるのかが

分からなかったのでとても参考になりました。
【児童デイサービス・保育士】

・もはや「私の常識は非常識。当たり前ではない」ということを実体験しました。
ICTを使う場合、目的・ゴールを明確にして

その子の壁が何なのかをしっかり観察してつけるべき力を

適切な方法で支援できるように取り組みたいです。
【教育の絆プロジェクトコーディネーター】

・たくさんの情報を得ることができました。
アセスメント、その子の困りは何なのかをしっかり見ていくことは大切だと思った。
出来ないことを助けるのではなく

「どうしたらできる」を見極めることが大切だと感じました。
うまくICTを使って学べる環境ができればと思います。
【保育士・学童指導員・学習支援員】

・色々なアプリを使い方やそれをどのような支援に

使うかということを分かりやすく教えて下さった。
興味あるアプリを教えて下さってとてもありがたかったです。
やはりアセスメントの仕方が私にとっては

難しいなと思うのでこれからもよろしくお願いします。
また受講させてください。
【教員】

・タブレット等を使い学習することで困難さが解決できるのであれば…

とても効果的なことが具体的によく分かりました。
ただタブレット等を取り入れるのではなく

その子にとってどのように活用されるのか、

活用することによってその先どうつなげていくのか

よく検討すべきだというのがよく分かりました。
学習の為だけでなく就労や自活に向けて助けになることが大切だと感じました。
【保育士】

・世の中、進んでいるなと感じた。
その子の壁は何なのか観察をすることの大切さを

午前の講座との関連がありより分かりやすかったです。
上手に機器を使いこなせたら嬉しいです。
【児童デイサービス】

・障害は社会の中にある。
困っていることがなくなると障害は個性になる。
理想の言葉。
でもその前に自立して個性!と胸を張れる自分になりたいです。
今まで苦手でスルーできればしたいと思っていた

ICTですが興味を持ってチャレンジしてみたくなりました。
【当事者】

・たくさんのアプリを教えていただきました。
たくさんのアプリの中から目の前にいる生徒に合う

アプリはどれなのか見つけ出すのは難しかったですが、

これから出あう生徒のために自分が様々な引出しを持っていくのにためになる講座でした。
子どもの困った行動やつまずき、その事象が分かっても、

その原因を探ったり解決策を見つける方法が分からないことがあります。
【教員】

・iPadを使った講義、楽しかったです。
便利ではあるものの見極め(iPadを使うかどうか)の

必要性もあることは話でも自分自身も感じた。
【放課後児童支援員】

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以上、アンケートの紹介でした。

 

さて、高松先生はとてもアクティブな方で

年間130箇所以上の支援学校や療育施設、病院など

タブレット端末の活用研修に回っていらっしゃいます。

 

だから、講座中もほとんど動いていらっしゃいます。

しかし、こんな貴重な写真が1枚ありました。

なんと!高松先生が座っていらっしゃるのです・笑

 

 

この写真は恐らく、講座が終わって高松先生が帰り支度をされようとした瞬間、

受講生から質問があった時のものではないかと…思います。

 

伊藤啓介先生、高松崇先生、この度も大変お世話になり

本当にありがとうございました。深く感謝いたします。

 

次回は「関わり方」についての講座で

感覚統合や二次障害となった子ども達への対応、

怒りのコントロールについてお伝えします。

詳細はこちらです→公開講座「学習・発達支援員養成講座」

 

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