第2期 学習・発達支援員養成講座 広島で開始 その前のエピソード | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

広島で発達障害への正しい理解と
インクルーシブ教育をお伝えしている
日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

さて、昨日は広島市内で
第2期の学習・発達支援員養成講座を
開始いたしました。

その前にエピソードがあります。

10月1日(日)の夜
NPOエッジの藤堂栄子先生からFBメッセンジャーに
下記のようなメッセージが私のところに届きました。

「広島についています。
明朝何時ごろに着けばいいですか?」

うん?何のことか分からない私は
すぐに藤堂先生に電話をして聞いてみると、
何やら私が10月2日(日)に藤堂先生に
講演依頼をしていたというではありませんか!

うわわわわわわわわ~。
どうしよう?
私はいつ講師依頼をしたのだろう?
藤堂先生は10月2日は予定が入っているって
言っていたような気が、、、
どうしてだろう?
なに?なに?なに?が起こっているの?

とにかく10月2日に講師依頼をした記憶がない、、、
更には、全く何のやり取りも打ち合わせもせず
講座日を迎える等、私には考えられない。

ひょっとして私の脳はおかしくなっているのだろうか?
私、大丈夫か?と思いながら、、、
急いで、次の日の講座を再構成していました。

そんな中、星槎大学の三森睦子先生と
藤堂先生と私とで作られた3人の
FBグループメッセンジャー中で、

三森先生が「えっ?明日は川崎ですよ」と
メッセージを送られた辺りから
だんだん謎が解け始めます。

そう、10月2日(日)は川崎での学習支援員養成講座が
藤堂先生には入っていたのです。
それも、文科省の田中裕一先生、厚労省の日詰正文先生、
睡眠と発達の中井昭夫先生をお迎えして。

どうやら、エッジの藤堂先生、
本当は東京にいないといけなかったようなのですが
どこかで何かの行き違いが起きて
広島に2泊3日でお越しになられていたのでした。

その原因は次の通りで、私に原因があります。

私は10月2日にシンガポールから藤堂先生の息子さんの
藤堂高直さんを講師にお呼びしていました。

それで、お母様(藤堂先生)と息子さん(藤堂高直さん)と
私の3人で作られたFBのグループメッセンジャーで
10月2日の講座についてやり取りしていました。

そのやり取りの中で私が書いた一文が
お母様の藤堂先生に誤解を与えてしまったようなのです。

その一文がこちらです↓

「お母様だけでなく息子さんにも広島まで
お越し頂くことになり、スタッフ一同、本当に喜んでいます。
心よりお礼申し上げます。」

この私の文が曖昧だったのがいけなかったようです。
こう書けば良かったのです↓

「息子さんには10月2日に広島へお越し頂き、
お母様には来年1月22日に広島へお越し頂くことになり
スタッフ一同、本当に喜んでいます。
心よりお礼申し上げます」

こう書けば、誤解が生じて
藤堂先生が広島までお越しになることはなかったのです。
本当に申し訳ないことをしました。

昨夜、藤堂先生と私は
2人でお好み焼きを食べながら、、、

これからは行き違いが生じないように
具体的に伝えるということと、
確認し合うことを忘れないようにしないといけないと
話したのでありました。

私はいつも自閉症スペクトラム支援の基本は
「具体的に、肯定的に、ストレートに」とお伝えしているのに、
私がこんなことではいけませんね。

「具体的ではない表現」をしていたことを深く反省し、
2度とこんなことが起きないように
【具体的に】を実行していこうと思います。

皆さ~ん、
コミュニケーションはかなり【具体的に】が重要ですよ~。

でも、今回のミスコミュニケーションでは
広島の参加者からもスタッフからも、
私は喜んでもらえたのであります

ミスコミュニケーションに感謝しています。


左から私、藤堂高直さん、藤堂栄子先生