MISAKO先生のVIVA!発達凸凹~s!では
こだわりの注意点についてお話しました。
今日話した内容は以下です
自閉症の人達の「こだわり」は放っておいてもOKなものと
放っておくと大変なことになるものがありますよ~。
現時点で、本人も周りもそんなに困っていないからといって
自閉症の特徴の「こだわり」を放っておくと、
大変なことになってしまうこともあるんです。
自閉症の人達のこだわりというのは、
意地を張って自分の主張や態度を
とにかく変えない方向へ行ってしまいがちになります。
そうすると、人間関係をうまく築くことができなくなって、
新しいことを学ぶチャンスを逃してしまうのです。
また、社会の中でうまくやっていく方法や
いい関係を保つためのコミュニケーションの仕方等を
学ぶ機会を失っていくことになってしまい、
学ぶ機会を失っていくことになってしまい、
次第に発達が偏っていきます。
自閉症の特徴の「こだわり」は、
そのうちおさまるだろうと思って放っておくと、
たいてい本人や周りの人達を困らせることになってしまうことが
多いように思います。
たいてい本人や周りの人達を困らせることになってしまうことが
多いように思います。
平均的な発達をしている人達の場合は、
一時、「ちょっとこだわっちゃった~」といった感じで、
そのこだわりから、どんどん幅が広がっていって
そこから、人との繋がりもできて
生活に楽しさが出てくるという感じです。
生活に楽しさが出てくるという感じです。
しかし、自閉症の人達はその「こだわり」から
趣味が広がっていって、人脈もできて、、、
といったように発展することがあまりないように思います。
といったように発展することがあまりないように思います。
ただ、自閉症の人達のこだわりが全部
困ったものではないのですね。
困ったものではないのですね。
見方を変えると、几帳面だし、持続力だってあるし、
とことん追求することができるわけです。
これらは誰もが真似できることではありませんから
この良い面を活かしていけるようにしていきたいものです。
この良い面を活かしていけるようにしていきたいものです。
自閉症の人はたいてい初めてのことに対して
不安を(一般の人達の何百倍も)感じているようで、
なかなか一歩を踏み出すというか、挑戦するというか、
やりたがらないというか、逃げるというか、
いろいろな抵抗をしてきます。
不安を(一般の人達の何百倍も)感じているようで、
なかなか一歩を踏み出すというか、挑戦するというか、
やりたがらないというか、逃げるというか、
いろいろな抵抗をしてきます。
だから、周りにいる私達は
やさしく安心させてあげられるような態度と
具体的に丁寧にゆっくりのんびり伝えることが大事です。
やさしく安心させてあげられるような態度と
具体的に丁寧にゆっくりのんびり伝えることが大事です。
そして、あたたかい気持ちをもって
何度か一緒にやっているうちに
何度か一緒にやっているうちに
自閉症の人の不安が少しずつ減っていくのです。
怒っている人と一緒にやっても
安心できない上、不安は募るばかりですから
やはり安心できるように、やさしい(あたたかい)対応が必要です。
安心できない上、不安は募るばかりですから
やはり安心できるように、やさしい(あたたかい)対応が必要です。
それから、ちょっとづつ、
スモールステップで、
スモールステップで、
「こんなやり方もあるよ~」
「これはね、こんなふうに使うともっと面白くなるよ~」と、
いろいろ見せてあげて、本人に気づかせてあげるのもいいですね。
そうすると「こだわっていること」をやりながらも、
ちょっと「それやってみようかな?」と思えたり、
「本当だ!おもしろい!」って気づいたり、
見方に変化が出てくるのです。
ちょっと「それやってみようかな?」と思えたり、
「本当だ!おもしろい!」って気づいたり、
見方に変化が出てくるのです。
やはり、人との関わりの中で、
いろんな楽しい体験をしていくと
本人が自信を持てるようになっていきます。
自閉症の人達だけでなく誰でも
苦しい体験の中で自信を持つことは無理なのですね。
いろんな楽しい体験をしていくと
本人が自信を持てるようになっていきます。
自閉症の人達だけでなく誰でも
苦しい体験の中で自信を持つことは無理なのですね。
楽しい体験があれば、人との関係にも、
少しずつ自信をもっていけるようになるので、
不安から変えられないし、始められないし、
止められなかった自閉症の人達が、
不安から変えられないし、始められないし、
止められなかった自閉症の人達が、
自分から変わってみよう、始めてみよう、
やめよっかな?とも
思えるようになっていくのですね。
やめよっかな?とも
思えるようになっていくのですね。