*相互理解への道* 大人の発達障害を活かす編 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

発達障害は子どものことだと思っている人が多いようですが、
子どもはいずれ大人になるわけで、大人にも発達障害はあります。

しかし、現在、大人になっている人達は、
皆、普通に(理解や支援なく)育ってきているので、
誤学習をしていたり、
叱責を繰り返し受けて、
育っていたりします。

まれに、周りとは違うところを、
ちょっと変わった個性として受け入れてもらって
温かく育ってきている人もいるようですが、
そういった人はまれです。

彼らは「学校時代は何とかやっていけたけれど
就職してからつまづきました」と言う人が多いように思います。

「何かうまくいかないな~」と思いながらも、
自身のことを普通だと思って生きていることが多く、
周りに自身のやり方(周りにとっては分かりにくい、
やりにくいやり方)を押しつけてしまったり、
(自分を守るために)攻撃的になってしまったり、
自身を押し殺して我慢して周りに必死で合わせていたり、
感情コントロールがうまくいかず周りを怒鳴りちらしたり、
仕事がうまくいかないとすぐに泣く等、、、
いろいろ不具合が出てくることが多いようです。

また、脳機能の働き方から、
人との距離感がつかみにくいため
上下関係をうまく理解できず
上司に命令をするなど
(あれこれ上司にお願いをして
上司を忙しくさせてしまうなど)があります。

※決して、本人に悪気はありません。
気づかないだけなのです。

そのため「なれなれしい」「ずうずうしい」等と誤解を受け、
周りとの関係が崩れてしまい、
ひきこもっている人達も多くいるのが現状です。

大人の発達障害を理解し、その障害を活かせるよう、
両者ともに理解をすすめていく必要がありますので、
おススメの本を紹介します。

両者が共に支え合って、
よりよく生きるためのヒントが満載です。
ぜひ、読んでみてください

「大人の発達障害」をうまく生きる、うまく活かす
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