教育長からのいじめに関する緊急メッセージ | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

すばらしいメッセージが広島県教育委員会から出ました。

私たちは,みなさん一人一人が「かけがえのない人」として大切にされ,安心して学校生活を送り,自分を伸ばすことができる楽しい学校にしたいと思っています。

そうしたみなさんの学校で,「いじめ」は絶対に許されません。

いじめられている人へ。
あなたは,決して一人ではありません。
つらい思いを一人で抱かえ込まないでください。
どんなことがあっても,自分の命を絶ってはいけません。
安心して先生やまわりの大人に相談してください。

いじめている人へ。
いじめをすぐに止やめてください。
あなたの言葉や態度が,相手の心を傷つけて苦しめています。
あなたの心も傷ついているのかもしれませんが,あなたの命が大切な命であるように,相手の命も大切な命なのです。

いじめを見てはやし立たてている人へ。
いじめをはやし立ててはいけません。
いじめを直接行っていなくても,はやし立たてることは,いじめです。
いじめている人と同おなじように,人として絶対にしてはいけないことなのです。

いじめを見て見みぬふりをしている人へ。
声を出だして,いじめをすぐに止とめてください。
どんなに心の中で,いけないことだと思っていても,何もしなければ,いじめを許していることと同じです。「いけないことは,いけない。」と言える勇気を持ってください。
いじめている人に直接言えなくても,先生やまわりの大人に必ず相談してください。

みなさんには,「いじめ」を絶対にしない人, 許さない人になってほしいと願っています。
私たちは,「いじめ」を絶対に許しません。いじめられている子どもたちを絶対に守り通します。

みなさんの力で「いじめ」のない楽しい学校をつくりましょう。

平成24年8月28日
広島県教育委員会
教育長 下崎 邦明


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