私の目の前に規則正しく整列した大量のピンクの玉が現れた。一粒一粒はっきりと確認できるので粒子というには大きすぎる(*1)。

ピンクと言ったが幾分紫がかっている。但し、これは明るさの関係かもしれない。玉は発光しておらず完全な球体をしていた。それはアクリルケースを思わせる四角い透明の入れ物に入っており、それが何百個と整然と積まれていた(*2)。その透明な四角い箱のすべてにピンクの玉が何百かそれ以上入っている。よく見るとピンクの玉が詰まった箱は中心部に孔の空いたやや平たい透明の円柱状の箱に入っていた。円柱状の箱にはまだ少し余裕があったが既に大部分が玉の入った箱で埋まっていた。
実に不可思議な光景であった。


昨年であるがこれに関係すると思われる出来事があった。10月だからちょうど一年前である。その日、私のアジナーチャクラのスクリーンに草の生えた地面が現れた。当時、アジナーチャクラのスクリーンにはセピア色の壁がよく現れていたがたまにこういったものも現れていたのである。

地面をよく見るとアリの巣に似た穴が空いていた。地面の上にはやはり液体の層があるようで穴の周りの砂粒が揺れていた。その液体の層から目を離すとその上には粒子の渦巻があった。これもこの空間に必ず目にするものである。
私は再び穴に意識を向けた。すると私は意図することなく穴に向かって進み始めた。私は感覚で穴の斜め上20センチくらいのところで止まった。穴を間近で観察できる絶好の場所である。指示通りに私がその穴を見ているとどこからかピンクの小さな丸い玉が何十個も現れて揺れ動きながら次々にその穴に吸い込まれていった。
今回現れた玉はこの時の玉と同じであった。このピンクの玉は何であろう。玉が穴に吸い込まれるのは渦巻(らせん運動)によるものである。そういえば去年の1月にはピンクの渦巻が現れたことがあった。私はピンクの渦巻を構成する粒子が穴に流れ込む様子を見ていたのだろうか。

今年の7月にはこういう事もあった。
私の目の前にピンクの大きなリングが現れた。それは生きているかのように形を変化させていた。すると突然、分裂して2つのリングになった。分裂はしたがお互いのリングは数か所、紐で繋がっていた。紐はリングを構成しているものと同じであった。この円柱の枠のような物体は依然、揺れ動いていた。そして球状に形を変えて紐の玉を形づくったかと思うと紐の数がどんどんと増えていきバッキーボールのような形になった。その時、球体の内部には無数の小さな粒子があった。

バッキーボールのようなこの物体は揺れ動きながら更にキメの細かい紐の球体に変化していくようであったが残念ながらここで映像がフェイドアウトしてしまった。映像は5分以上続いたと思う。通常であれば十数秒でフェイドアウトしてしまうのだがこれは異例の長さだった。私が時間を意識してしまったのがフェイドアウトの理由だ。完成形が見たかった。
私はピンクのリングが球体を形づくっていく過程を見ているようだったが、この球体がピンクの玉なのであろうか。球体の中にあった黒っぽい粒子の存在も気になる。

ピンクの玉が詰まった箱が入った透明の円柱状のケースであるが、これは球状チャクラを構成しているもので発光するプラーナ粒子で満たされた透明の凸レンズ型のエネルギー場と同じものであろう。ピンクの玉が穴に流れ込んでいるのはチャクラがこれを取り込んでいるからでこの取り込んだ玉が円柱状のエネルギー場に保管されているのかもしれない。
ところでピンクは第12チャクラの色だがこれと関係があるのだろうか。チャクラは多次元構造をしているので発光するプラーナ粒子の存在する次元と異なっているのかもしれない。

 

こうした好奇心を刺激する体験は理屈で考えずただそれを楽しむことが肝要である。

(*1)ピンクの玉について一粒一粒がはっきりと確認できるので粒子というには大きすぎるといったが玉を見ている私自身のサイズ(視点)がわからないので何とも言えないのだが私に玉の形状を見せているということに意味がある。

(*2)四角い箱が積まれている様子を見たとき、以前にトンネルを出た先で見たブロックがイメージで浮かんだ。おそらく両者は関係している。詳細は「ワームホール」参照。