英語の読み書きはできるし、日常会話のヒアリングもある程度はできるけれど・・
自分が話すとなるとなかなか言葉が出ない。
アウトプットが苦手という方は、日本人に非常に多いのではないでしょうか。
私も、今では外国人との会話=仕事になっていますが、
英語の茶道体験教室で働いた以前は、アウトプットに自信はありませんでした。
「国際交流サロン」をきっかけに、いつの間にか、英会話を自信を持ってできるようになった理由は・・・
①毎日決まった「オリジナルシナリオ」を何度も反復・発声することにより、英語の基本文法が脳に自然とインプットされた。
私の国際交流サロンでは、話すこと、話す順番、質問への答え方まで、全部決まっています。
あらかじめシナリオを準備しているのです。
1日5セッションあれば、5回同じことを何度も何度も繰り返し話します。
最初は、シナリオ暗記だけで精一杯かもしませんが、繰り返していたら、嫌でも、寝てても、英語が口から出るようになります。
すると不思議なことに、基本ができてくると、
シナリオで準備していなかった会話も、いつの間にか口から出るようになっています。
②外国人のお客様に喜んでいただける「コンテンツ」を持っていることで、自信が持てるように。
私の国際交流サロンでは、茶道・華道・着付けです。
英語のテストでは、sがついていないとか、ちょっとしたミスで×になってしまいますが、
実際の会話では、多少の細かな間違いがあったとしても、意味が通じます。
簡単な文法だけで、会話は成立するのです。
そして、目の前の外国人のお客様が喜んでくださるのを見ると、自信が持てるようになりました。
逆に、日本人の方が、着物が着崩れしていたからなってないとか、細かいところを指摘されることが多い気がします。
×を探しに来たかのような?減点方式思考の人、日本人の方が多いように感じています。
要するに、大事なのは、コンテンツを持っていて、それを伝えられればよいということ。
留学に行ったのに、外国人の友達ができずにすぐ帰国したり、日本人とばかり仲良くなる人もいるそうですが、
「コンテンツ」を一つ持っていれば、きっと話題作りや解決の糸口になります。
茶道とか、すぐには身に付けられない??と思う方もおられると思いますが、
伝統文化でなくても、大丈夫です。
「日本」を伝えられるコンテンツは、私たちの日常生活の中にもあります。
③自分の得意なコンテンツに限定した環境で、外国人の言い回しをマネし、即実践。
外国人の質問が聞き取れないなら、聞き返したら、外国人のお客様がゆっくり質問してくださいます。
そして、あなたが言いたいことはなるほど「これこれこういうことね?」と確認してくださったりします。
その言い回しを覚えておけば、次のお客様に説明するときに、そのまま使えます。
そうすると、次のお客様は、「あなたの英語、わかりやすい」と言ってくださいます。
当然ですよね、ネイティブの方の言い回しをそのままマネしたのですから。
そして、国際交流サロンのよい所は、マネを即実践に移せることです。
ある特定のコンテンツに限定した環境を作るので、同じフレーズを実践する機会がすぐに来ます。
日本にいながらでも、お金をいただきながら、英語を学べる環境は、作れます