こんにちは。
日本文化を伝えているお教室の先生、小売店、販路拡大したい商店の方へ。
外国人観光客の集客をゼロから3倍にし、今あるビジネスに+αの売り上げを作る
「最初の第一歩」インバウンド・アドバイスをしております、倉中梨恵です。
トリップアドバイザーの京都の「教室&ワークショップ」カテゴリーでランキング1位でいらっしゃる、ハルクッキングクラスさんにお邪魔してきました。
ハルクッキングクラスさんは、外国人の方が日本の調味料の種類や使い方を学ぶことを中心としたレッスンをされているので、通常、日本人の生徒さんは受付ておられません。
本当に、外国人の方に特化したお料理教室なのです。
今回は、日本人の珍しい参加者として、フィリピンとオーストラリアからお越しの外国人5名様と一緒にレッスンを受けてきました
まず、神戸ビーフについて、それから昆布やカツオ、お味噌などの調味料について、説明があります。
神戸ビーフについては、私も知らないことが多かったので、勉強になりました。
ネットでどの今食べようとしてる牛の父母や祖父母、誕生日までわかってしまいます
きんぴら。
ふわっふわのだし巻き卵。
実は卵焼きを焼くのが苦手な私は、外国人の方にお任せして作ってもらいました
フィリピンお母さんは、初めてのはずなのに、先生の手ほどきで、とってもふわふわに仕上げてくださいました
煮物。
完成
昆布とカツオでとっただしをベースに、品数もたくさんできました。
神戸ビーフは、ジューシーで、でも上品な口どけの脂でした。
どれも美味しかったです。
お料理のおいしさに加え、私がなによりいいなーと思ったのは、
ご家族で、町家で経営されていて、あたたかい、アットホームな雰囲気が伝わってきたこと。
お料理をしている間も、そのあたたかい家庭の雰囲気に癒される感じがしました。
ご飯を一緒に食べながら、外国人のお客様に
「どうやってこのクラスを見つけましたか?」
とインタビューしてみると、ご家族の紹介や、トリップアドバイザーという答えが返ってきました。
ハルクッキングさんは、本当に、口コミとガイドブックのみで広がっていて、パンフレットも存在せず、コンベンションビューローにも入っておられない・・・etc。
ちょっと・・衝撃でした。
他の京都の体験施設は、魅力的な体験を提供されているお店も、京都市のコンベンションビューローや観光協会等に入り、海外出張や東京出張で営業を必死に頑張っておられるところも多いので、その落差に驚きました!
なぜなのか?
ハルクッキングさんは、まだインバウンドという言葉さえも知られていなかった時代(7年前くらい)から、トリップアドバイザーに登録をされていたとのこと。
何でもそうですが、先行者利益は、とてつもないものです。
京都には、外国人観光客向けの様々な体験施設があるので、後発組としてお店をオープンした私からすると、先行者がたくさんいる中では、どうしようもないのでは?と思うことが、ありました。今でも、正直あります。
しかし、少し時間はかかるかもしれませんが、後発組でも、先行者のコピーではないし、むしろ、今どこも提供していないサービスを提供したくて、お店をオープンしている人も多いです。
必ずそのお店にしかない特徴があります。
例えば、団体など多くのお客様を相手にショーをすることが得意な人もいれば、反対に、プライベートな雰囲気で個人対応が得意な人もいますね。
あなたのやりたいこと、得意なこと、好きなことを実現していくのがベストだと思います!
私は、少しでもそれを実現するお手伝いができれば、と思っています。
「後発組」といっても、インバウンドの業界は、まだまだこれから伸びしろのある業界なので、
可能性は十分あります。
あったかい家庭の雰囲気の中で癒され、不得意だと思うことを、無理してする必要はない、長所を伸展すればいいんだな~、と思った一日でした