咳止めがないことの弊害 | アスリートな薬剤師のリトリートブログ

アスリートな薬剤師のリトリートブログ

岡山県備前市「いんべ薬局」勤務。スポーツファーマシストの資格を持ち、アンチ・ドーピング活動に力を入れております。
現実社会からのリトリート(避難所)としてブログをつづります。
トレイルランニング、マラソン、アンチ・ドーピング情報などを書いていきます。

相変わらず風邪が流行っています。

そうでなくてもお医者さんが

よく処方せんに書くのが

咳の時の貼り薬。

 

現在飲み薬としての咳止めが

全国的に品薄であることは

ニュースにもなっているので

知っている方は多いことかと・・・

 

これが一般的な患者さんには

まったく問題ないのですが

アスリートにとっては

えらい問題に発展する可能性を

含んでいるのです。

飲み薬の咳止めがないので

仕方なく貼り薬で代用する医師も

もちろんおられます。

 

その時にアンチ・ドーピングの

知識がないお医者さんだったら

アスリートであろうが

貼り薬を出してしまうんですよね。

 

過去に何度も経験があります。

アスリートから問い合わせがきて

「この薬だいじょうぶですか~?」

って写真を見ると貼り薬。

ということが過去に何度もありました。

使う前なら大丈夫です。

 

ただし

この貼り薬は常に禁止されているので

試合前にだけ使わなければいい

ってものではないんですよね。

 

ですから万が一誤って使った場合は

対処方法が非常に難しくなります。

使う前に相談してくれ~・・・

このケースは各競技団体や指導者や

関係者によって対応が様々ですから

僕としては出場辞退が望ましいと

思うのですが

その辺は

僕が口出しすることではありません。

もしも聞かれたら

「辞退してください」

と言うと思います。

ドーピング検査対象になり得る

アスリートの皆様!

お気をつけください。

 

いつも応援ありがとうございます!

よろしければポチッとお願いします(^^)

↓  ↓  ↓

にほんブログ村 その他スポーツブログ トレイルランニングへ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村