ひとり立ち⑤「一人になるために独立したのに、人を雇うことになった理由」
おはようございます。
インバスケット研究所の
鳥原隆志です。
さて今日も
「ひとり立ち」
についてお話ししましょう。
最初からこのシリーズを
お読みいただける方は以下のブログからです
https://ameblo.jp/inbasket55/entry-12961033590.html
さて不思議な現象が
おきだしたのは独立して数か月
過ぎたころです。
なぜか持て余していた時間が
なくなってきました。
業務量が増えたのです。
業務量が増えたといっても
注文が増えたわけでは
ありません。
いわゆる雑務が増えたのです。
特に名刺の注文や
サイトのサーバー更新、
印刷機のトナー交換から
官公庁の書類作成など
小さな仕事ですが増えてきます。
特に頭を悩ましたのが
経理業務でした。
帳簿をつける、税金関係の
手続きなどは
慣れないせいもあり時間を奪われます。
今までいた大きな会社だったら
その部門に依頼をすれば
出来たことを一人社長だと
全て自分がやらなければならないのです。
独立したら逆に
インバスケット教材の開発スピードが
遅くなっていきます。
とうとう私はスタッフの採用を
検討しました。
実はここが事業の将来の分かれ目
だったと思います。
そもそも私が独立をした理由は
自分だけで仕事をしたかったからです。
今までのダイエー人生で
多くの人と常に仕事をして
調整や根回し、軋轢の苦しみから
逃れたかったからです。
それは誰かを採用することにより
意味を失います。
ただ当時の私はそれがわかって
いませんでした。
「一人だけ採用するなら
ほぼ今までと変わらない」
こう考えていたのです。
でもそれは大間違いです。
0と1は全く違います。
一人でも採用すると
それは5人、10人と一緒に
仕事をするのとそれほど変わりません。
ただ、この時に採用する判断を
しなかったら
当社はおそらくまだ個人向け教材の
通信販売のみを行っていたでしょう。
一人の力には限界があるからです。
ともかく一番安い求人広告会社の
営業さんに来てもらい
原稿を作り出しました。
当時は紙媒体が主流でした。
街の情報誌の小さな求人枠に
当社の名前が載ったのです。
私はいい人を選ぼうと
わくわくしてその掲載日を
待っていました。
この続きは明日お話ししましょう。
ひとり立ち④「従業員1人、デスク5台の事務所」
おはようございます。
インバスケット研究所の
鳥原隆志です。
今日も
「ひとり立ち」
についてお話ししましょう。
アスクルから待望の
デスクや椅子が届き
ひとりで組み立てます。
丸一日かかって出来上がった
事務所がこちらです。
少し事務所らしくなりました。
ちなみに手前は映っていませんが
デスクが5台あります。
ちなみにこの時点での
従業員は私一人です。
そして来客もありません。
つまり意味のない事務所が
出来上がったのです。
この後、どなたかから聞いたことが
あります。
”人数以上の机を並べ
オフィスを作る起業家は
大企業出身者だけだ”
まさにその通りです。
大企業病の後遺症が
まだ私の中にあったのですね。
ちなみに配ることもないのに
名刺やなぜか名札も作りました。
中身ではなく形にこだわった
張りぼてを作っていたのですね。
で、このオフィスが出来上がって
私の孤独がなくなったのか?
いえ、増しました。
誰もいないデスク
使われない来客スペース
余計寂しさは増します。
それを紛らわしてくれたのは
飛び込み営業の方です。
誰でもいいから話したいと
いうことで来客スペースで
雑談をします。
飛び込み営業の方は
お茶を出されることはあまり
ないとのことで躊躇されていた
ほどです。
でも次第にその余裕は
なくなるほどの
恐ろしい業務量が
降りかかってくるのです。
続きは明日お話ししましょう。
ひとり立ち③「アスクルで家具も買えなかった会社」
おはようございます。
インバスケット研究所の
鳥原隆志です。
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さて本日も
「ひとり立ち」
についてお話しします。
独立してから
人と話す機会がずいぶん減りました。
事務所でも
独り言が増えたような気がします。
事務所もビルの10階で
空きテナントも多いせいか
とても静かです。
1階から誰かがエレベーターで
上がってくるのがわかりました。
エレベーターの動く音が
事務所に響くのです。
あまりの寂しさに
わたしは事務所の改造を
計画しました。
机や観葉植物などを配置し
きれいなオフィスを作ろうと
思ったのです。
もちろん従業員は
私だけで増やすつもりも
ありませんでしたが
あまりの事務所の広さが
一層の寂しさを引き立てるのです。
そこで、アスクルさんに
机や観葉植物を注文しました。
ところがアスクルさんから
連絡があり納品できないというのです。
理由を電話口の相手は
言いにくそうに伝えます。
「最初のお取引なので
もっと小額からのご注文で
お願いします」
個人のアスクルの取引では
この程度の金額は使っていましたが
法人になると信用がゼロなので
少額の文具などからしか
購入できないのです。
口頭で会社の概要などを
説明しても無駄でした。
アスクルから商品も買えない
会社なのかと私は呆然としました。
銀行口座を開くときも同じです。
個人の口座を開くときは
景品をもらえるほどの待遇でしたが
法人はやたら書類を出して
ようやく認められるのです。
もちろん銀行の営業の方が
来るということはあり得ません。
逆にこちらからお店に出向き
依頼をするのです。
この頃から私は
どうしたら会社の信用を
いち早く作り上げることが
出来るのかと考えだしました。
ともかく、アスクルの
家具は前金で支払いようやく納品
してもらいました。








