
起業⑧「インバスケット研究で見えた二つの真実」
おはようございます。
インバスケット研究所の
鳥原隆志です。
今日も
「起業」
についてお話ししましょう。
最初からご覧いただける方は
以下のブログからお願いします。
https://ameblo.jp/inbasket55/entry-12961033590.html
さて、インバスケットを研究していると
とんでもないことが二つ分かりました。
まず一つ目はインバスケットの評価です。
当時のダイエーの
インバスケットの評価は
かなり無理がある方法で
行われていました。
インバスケットの評価を理解している
専門家が人事部などの担当者に
簡単なレクチャーを行い
その方たちがチェックリストで
100名以上の回答を短時間で
採点していくのです。
「この回答は問題発見ができている」
「この受験者は明確な判断ができている」
このような形で評価をする
わけですから
当然一人当たりの回答をじっくり
分析することはできません。
そして評価するアセッサー
によって同じ回答でも評価が
変わってしまいます。
私の回答もおそらく5分くらいで
さっと読まれて
あの2行のコメントが出てきたのでしょう。
そうであれば
あれだけの時間と労力を
かけて書いた回答は必要ありません。
この課題は後々私が
独自のインバスケット採点技術である
「スコアリング」
を開発するきっかけになります。
そしてもう一つの
インバスケットの研究テーマ
「完全な模範解答」
についても答えが見えだしました。
「完全な模範解答は存在しない」
という結論に行きついたのです。
このブログは私の起業に至る
きっかけに焦点を絞っている
ので正解がないという部分は
あまり書きません。
気になる方はTICの動画でも
紹介していますので
こちらをご覧ください。
研究した結果
インバスケットは、他のテストと異なり
完全な模範回答は存在しません。
では何を評価するのかというと
コンピテンシーと呼ばれる
高い成果を出す管理職が
とる行動パターンです。
例えば部下の扱い方も
このように指示をすれば
機嫌よく高い結果を出して
くれるというセリフがあれば
とても楽ですよね。
でもそんなものはありません。
その人の性格やスキル、
そしてその時の環境によって
変わります。
ただコンピテンシーは
1950年代から研究されて
いまだ研究が進んでいる分野です。
私はとんでもない学問に
首を突っ込んでしまったのです。
しかし、これがわからないと
そのコンピテンシーを測定する
インバスケット問題が作れません。
そこで私はあるお店に行ったのです。
起業⑦「90分の答案に、たった2行の評価」
おはようございます。
インバスケット研究所の
鳥原隆志です。
さて今日も
「起業」
についてお話ししましょう。
インバスケットの研究を始めた
私は手当たり次第に海外の論文や
書籍などを集めました。
何を知りたかったのかを
整理するとこうです。
1.インバスケットの完全な模範解答
2.インバスケットの評価の仕組み
この二つです。
まず模範解答については
昇格試験勉強をしている時期から
知りたかった謎です。
どのような回答を書けば
満点が取れるのかを知れれば
教材を作ることも
教えることもできます。
そして評価の仕組みです。
これについては
今の教材を販売するうえでは
まだ必要ではありませんでした。
しかし、私の中でインバスケットに
不信感が募る部分だったので
知りたかったのです。
なぜ納得いかなかったのか理由を
お話ししましょう。
それは昇格試験のインバスケット
分析結果を上司から渡された
時のことです。
そこには
「合格」
と書かれていました。
そしてそのあとのフィードバック
コメントが私の不信感を爆発させた
のです。
それは、
「あなたは問題発見力は優れているが
判断力にやや課題が残る」
と書かれた2行ほどのものでした。
90分もかけて書いた回答に
対してのフィードバックにしては
あまりの粗末で粗すぎだと感じたのです。
自分自身が将来経営者になるための
課題がわかる詳細な分析結果が
出るだろうと思っていた私は
本当にインバスケットは能力を
評価できる試験なのかとさえ思いました。
そもそも私はこのインバスケットに
惨敗ともいえる出来なさを感じて
いるにも関わらず合格したところから
謎は始まっているのです。
この二つの答えはすぐに出るだろうと
思っていました。
しかし、そこはまさに
金が出ない鉱山のように
深く深く掘り進めていく道の
入り口だったのです。
そして調べていて分かった
のは私のさらに奮起させる結果
だったのです。
起業⑥「500円で知った、商売の怖さ」
おはようございます。
インバスケット研究所の
鳥原隆志です。
今日はお子様向けの
読解力講座を豊洲で開催
します。
子供たちと一緒に
学んでいきたいです。
さて、今日も
「離脱」
についてお話ししましょう。
最初の問題の価格は
1冊500円です。
この価格はちょっと問題が
ありました。
それはどうやって売り上げを
回収するかということです。
対面なら現金でいいのですが
郵送で現金は送れません。
現金書留などにすると
相手に負担をかけてしまいます。
宅配便に代わりに代金を
回収してもらうシステムを
使おうと思いましたが
個人なのでなかなか導入できません。
500円だと手数料の方が
高くつきます。
ですので
郵便切手や郵便為替などを
使ってやり取りしたと思います。
でもその悩みはすぐに解消しました。
それより大きな問題が
起きたからです。
それはクレームです。
「購入したものの誤字が
数か所ある不良品だった」
このような連絡が
購入者からあったのです。
さらにはこのような問い合わせが
ありました。
「自分が受ける問題より
簡単すぎて役に立たない」
「答えがついていない」
「選択式の問題だと思ったが
形式が違う」
無料の頃には一度も言われなかった
ことが高確率でクレームとして
押し寄せます。
私からすると、この価格は
発送経費であり利益はありません。
しかし、購入される方からすると
500円であっても代金を払っているので
消費者の権利を主張できるわけです。
お金をお客様から
もらうということは
利益があろうとなかろうと商売であり、
商売とはシビアで怖いものなのです。
私は一旦問題集の発送をやめました。
好意でやっていることであり
それを恨まれるなら
やっている意味がありません。
ここでやめてしまおう、
とも考えました。
しかし、はじめて自分で作ったものが
売れたのは事実です。
やり方を変えると
ひょっとして収入につながるかも
と考えました。
そこでインバスケットの
勉強から研究の道に
入っていったのです。








