【インバスケット】鳥原隆志 公式ブログ
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ひとり立ち⑭「炎上研修の最後に、救われた一言」

おはようございます。

 

インバスケット研究所の

鳥原隆志です。

 

◆お知らせ◆

昨日TICでは

動画を公開しました。

 

 

 

ぜひ、仕事で使う語彙力を

伸ばしてください!

 

 

さて本日も

「ひとり立ち」

についてお話ししましょう。

 

初めての炎上研修が終わり

私が出口に向かった時に

私を呼び止めたのは

大柄な営業部長でした。

 

いかにもラグビーマンのような

体格から見下ろされ

私は何を言われるのか

とびくっとしました。

 

 

しかし、彼と正面から向き合い

話す言葉をしっかり聞きました。

 

すでにかなりの批判に近い

質問を受けていたので

案外、何を言われても

それほどダメージは受けない

耐性がついていたのかもしれません。

 

「先生な、この研修

 面白かったわ」

 

私はクレームを覚悟

していましたので

あっけにとられました。

 

一瞬、面白くなかった

と言ったのを聞き間違ったかと

思ったほどです。

 

「社長に仕事の進め方が

 できていないと怒られるんやけど

 その理由がようわかった」

 

彼ははにかみながらそう言いました。

 

そして最後こう言ったのです。

 

「まあ、少しやり方変えてみます」

 

私はこの言葉を聞いて

全身に電気が走りました。

 

初めて知らない人の人生を変えた

という感動と驚き。

そして自分が役に立ったという

取り戻した誇り。

苦労が報われた嬉しさ。

 

私はそのような様々な

感情を抱えながら

大阪駅に向かってそのビルを

後にしたのです。

 

 

それにしても何十年も信じて

やってきた仕事のやり方や

判断の仕方を

たった一日で変えることができる

このインバスケットの力は

計り知れないものがあります。

 

でも私のインバスケットの使い方

が悪く初登壇は散々な結果になりました。

 

こうして私の初登壇は

嫌な汗の感覚と

受講者の攻撃的な質問攻め、

そしてベテラン部長の

はにかむ笑顔で幕を閉じました。

 

そして後日、振り返りを行うために

再びその企業に出向きました。

 

ビルに入るときに

「これが最後かな」

と思っていました。

 

しかしその企業の幹部から

意外な申し出を受けたのです。

 

明日はその申し出の内容を

お話ししましょう。

 

 

 

ひとり立ち⑬「「それはおかしくないですか?」から始まった悪夢」

おはようございます。

 

インバスケット研究所の

鳥原隆志です。

 

◆ご報告◆

増刷が決まりました。

6回目の増刷で

累計2万5千部になりました。

皆様のご支援のおかげです。

ありがとうございました。

 

さて本日も

「ひとり立ち」

についてお話ししましょう。

 

この研修の当日は

前夜の寝不足もあり

恐ろしいほどの不安でした。

 

 

こんな時に会社だと

仲間がいて周りに相談できます。

 

しかし、そのような

不安は社長ですからこぼせません。

 

なにしろこの登壇が失敗したら

誰かが私の上司として

お詫びをしてくれるわけでも

ありません。

 

社長には上司はいないからです。

 

重い足取りながら

早めに研修室に入り

初めての登壇の準備をしました。

 

 

すると受講生の方が

続々と入ってこられました。

 

当時私は30代後半、

ほとんどの方が私より年上です。

 

スタートは比較的スムーズでした。

 

インバスケット問題をやってもらい

そして私が解説を始めます。

 

その時です。

私から向かって右前列に

座っている受講生から

声が上がります。

 

「それはおかしくないですか?」

 

それはどの案件を優先順位が高いのか

を解説しているときです。

 

私は今回使った問題は

スーパーを題材としているので

その経験を踏まえて

このような案件は優先順位が高く

なると説明したのです。

 

ところが受講者は全く別の業界

の方々です。

スーパーの常識は彼らから見ると

非常識です。

 

私はここで負けては研修が

失敗し大クレームになると

なんとか彼を説得しようと

解説を続けます。

 

しかし、その受講生が黙ると

別の受講者から指摘に近い

質問があらゆる方向から飛んできました。

 

炎上してしまったのです。

 

この付近からは記憶があまり

ありません。

 

覚えているのはただただ時間が

早く過ぎて事務所に戻りたいと

願いながら時計を頻繁に見たことです。

 

ほとんど防戦一方の講義になり

シャツからはきっと絞れば

でてくるほど汗だくになりました。

 

そしてようやく終了時間の17時になり

終了を宣言しました。

私は荷物をカバンに放り込み

逃げるように講師席から

出口に一目散に向かいました。

 

出口が目の前に迫ったときに

後ろから肩をたたかれました。

 

後ろを振り向くと

私より一回りほど大きい男性が

私をにらんでいました。

 

続きは明日お話ししましょう。

 

 

ひとり立ち⑫「人前で話せない私が、講師になる前夜」

おはようございます。

 

インバスケット研究所の

鳥原隆志です。

 

本日も

「ひとり立ち」

についてお話ししましょう。

 

さて、クレームのお話から

研修の依頼を受けた私ですが

お受けできない理由は

実は私の内面にありました。

 

実は私は大勢の前で

話すことに対し強い

コンプレックスを持っていたからです。

 

それはダイエーの新入社員研修の

際に全員の前で発表を指名され

滑舌の悪さを大笑いされたからです。

 

 

その出来事以来、

私は社内の会議や

朝礼でも人前で話すのは

避けていました。

 

その私が見ず知らずの方の前で

インバスケットを教えるというのは

絶対避けたい仕事に思えたのです。

 

でも今回は通常の依頼では

ありません。

半分クレーム処理のようなものです。

 

そして、先にブログに掲載した

横田講師が私を研修講師を体験

させてくれたこともあり

勉強会を実施することになりました。

 

 

ただ講師料はいただきませんでした。

買ってもらった教材費だけです。

 

理由は、うまくいく自信は

ありませんでしたので

これで講師料までもらうと

大クレームになると思ったのです。

 

そして勉強会までの間

私はその研修の準備に没頭しました。

 

 

自分で言っておきながら

全ての案件に対して

自分なりの正解を作り上げて

どんな質問にも答えられるように

しておいたのです。

 

そのノートは私の唯一の

研修の頼みの綱だったわけです。

 

そのノートと研修で使う教材を

もって研修会場に向かいました。

 

続きは明日お話ししましょう。

 

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