こんにちは inasshy です。
「がんの治療をしたけれど、再発して
今後治療をうけるはめになってしまった。」
「がんが再発して、もう何回も治療に明け暮れている。」
「がんになったけど、治療のあと再発が心配だ。」
こんなことを心配しているあなたに、耳よりな情報を
お教えします。
さて「がん」とは一体なんでしょうか?
きっと、いろいろ調べられたことでしょう。
遺伝子が変化したものが、増えたというのは
正しいですが、なぜ変化したのでしょうか?
私たちの体を作っている細胞の一つ一つには
約30憶対の塩基がつらなるDNAの鎖があります。
このDNAの鎖はつねに新陳代謝で複製されています。
でも複製過程でミスが起こることはあります。
それが細胞の変異になるのですが、ミスを
作る原因には活性酸素が考えられます。
活性酸素が塩基から水素を奪って、
塩基をかえてしまうからです。
活性酸素は人のかなりの疾患の原因と
なっていますが、がんもその一つですね。
普通は細胞変異がおこっても、DNAを修復する酵素が
なおしてくれます。
毎日数千個も異常細胞が生まれる状態でも
がんにならないのは、この修復酵素が働いて
くれるからなんですね。
人類が進化の過程で獲得した能力とおもいます。
でもいつもこの酵素が十分働いてくれる
わけではありません。
栄養不足があると修復酵素の働きが悪くなり、
修復されなかった細胞が生き残るわけです。
この生き残った細胞は、リンパ球で退治される
のですが、それをすり抜ける細胞もあります。
こうしてやっと生き残った変異細胞は、やがて変異度を
高めて増殖することになります。
でも1個の細胞が2個になるのに、4ケ月かかります。
1年でやっと8個になります。 それが徐々に
増殖をくりかえして、15年ほどたつと
直径1~2cmにまで成長します。
がん細胞はエネルギーを大量に消費するため、
ここまでくるには、特別に血管も作っています。
この大きさになって、やっと医療で検出できる
ようになります。
それまでの15年間は持ち主の許可なく、
勝手に育っていたわけです。
直径1cmのがんが直径20cmになるには
あと5年です。
こうなってはがんが体のエネルギーを
食いつくして、持ち主の命も奪ってしまいます。
野球でいえば、7回ぐらいで発見されて、
あと2回でどう挽回するかという立場に
おかれる状態です。
やっと最新の医療でがんを取り除いたとしても、
進行がんになっていれば、がん細胞は周囲に
広がっています。
寛解したとか、再発の危険性はなくなったと
医者から言われたところで、転移したがんは
ひそかに増殖をしている可能性があります。
この転移したがん細胞の数が少ないうちに
免疫で退治できればいいのですが、
有効な対策をおこなっていないと、
再発が現実に起こってしまいます。
いったん再発してしまうと、このがんは悪性度が
高いため、現在の医療では有効な治療手段がありません。
結局患者は治療をあきらめることしかありません。
それで再発防止の方法が知りたいわけですが、
これがなかなか手に入らないのが現実ではないでしょうか。
病院では再発防止の方法を教えてもらえません。
なぜなら病院は治療が目的で
予防の知識はないからです。
結局マスコミや本、人づてに知識を得るというのが
現状でしょうか。
本当はきちんと生理学に基づいた
まともな対策が必要なんですが、
本物に出会うチャンスは少ないようです。
続きは次回に書きましょう。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。