こんにちは inasshy です。
「がんの治療をしたけれど、再発して
今後治療をうけるはめになってしまった。」
「がんが再発して、もう何回も治療に明け暮れている。」
「がんになったけど、治療のあと再発が心配だ。」
こんなことを心配しているあなたに、耳よりな情報を
お教えします。
胃がんだけでなく、すべてのがんになって、
進行がんと診断された人は、治療後も
転移や再発の可能性があります。
厚生労働省の2014年の統計によると
死因の第一位はがんで28.9%です。
男性なら2人に一人、女性なら3人に一人が
がんでなくなることになります。
だからがんは最も身近な死因といえます。
じたばたしてもしょうがないと構えるのが
一番いいのかも知れません。
ただ一度がんになった人が、転移・再発がんに
なると、進行がはやくて、再起は難しいのが
現実です。
多くの場合はやせ衰えてなくなります。
家族の介護もかかせません。
気持ちは元気でいても、現実は甘くないことは
最近の芸能人ががんで亡くなる前に、会見をして
その時の顔は、がりがりになっていることで
わかります。
さてがんの治療をしてから、この転移・再発を防ぐ方法に
「免疫力を上げる」というものがあります。
これには前に説明した「フコイダン」と
今日紹介する「βグルカン」というものがあります。
グルカンはしいたけのグルカンや大麦のグルカンが
ありますが、大麦グルカンの方が効果が大きいという
結果が出ています。
βグルカンがどのようにして、免疫力を上げるかを
説明した図を示します。
丸でかこんだ数字の順に説明します。
① βグルカンを摂ると、小腸で吸収され
白血球の一つのマクロファージに活力を与えます。
② このマクロファージは体内に入り込んだ異物を食べるとともに
インターロイキン12(IL12)という物質を
出します。
③ リンパ球の一つであるT細胞は、このIL12で
TH1に変わります。
④ TH1はインターフェロンγ(ILγ)という物質を出します。
⑤ ILγはリンパ球の一つのNK細胞を活性化します。
⑥ 活性化したNK細胞はILγをだし、さらにNK細胞が
活性化ます。
⑦ 活性化したNK細胞はがん細胞など、異物を攻撃してくれます。
マクロファージも攻撃していますが、NK細胞はその援軍として
働いてくれます。
こうして、免疫力が上がれば、がん細胞が少ないうちに
がんを退治してくれるため、転移・再発がなくなるというわけです。
病院で定期的検査をしていても、がんが発見されるのは
直径1cmを越えたものだけです。
1個の再発がんが直径1cmになるには、5年近くかかります。
この間私たちは何も気づかず、生活をしているわけです。
この5年に何をするかで、その後の人生が変わってきます。
何もしなければ、再発する可能性が高くなります。
あとは運に任せるだけです。
じたばたしてもしょうがありませんが、健康を長く保って
人生を豊かに、有意義に過ごしたい人なら、
免疫力を高める方法を毎日の食事に取り入れて
実行されては、いかがでしょうか。
その一つが今日お話しした大麦から作られる
βグルカンです。 これを日常とれば、ひそかに
増殖するがん細胞を殺して、がんから縁をきれるように
なれるのです。