こんにちは inassy です。
「がんの治療をしたけれど、再発して
今後治療をうけるはめになってしまった。」
「がんが再発して、もう何回も治療に明け暮れている。」
「がんになったけど、治療のあと再発が心配だ。」
こんなことを心配しているあなたに、耳よりな情報を
お教えします。
どこのがんであれ、進行がんで治療を
受けた人は、再発のおそれがあります。
それが何年先にくるか分かりませんが、
転移や再発があるのが、がんの怖いところです。
今の検査では、余程大きくならないと
がんが検出できません。
検査に頼るのではなく、がんにならないよう
予防する方が確実です。
その予防は免疫力を高めることですが、
免疫力はリンパ球のひとつである
NK細胞を活性化さればいいのです。
誰でもNK細胞は沢山持っていますが、
活性化しているかというと、年齢が高くなると
ほとんど活性化していないようになります。
下のグラフは年齢別の免疫力と
がん発症率を示しています。
40歳ともなるとNK細胞は20%しか働いてくれません。
60歳ではそれが10%にまで下がります。
これでは免疫力がほとんどないと言ってもいいですね。
そのNK細胞を活性化させるひとつに
フコイダンというものがあります。
これはがごめ昆布に含まれている成分です。
フコイダンにはUフコイダン、Fフコイダン、Gフコイダンと
3種類あります。
もっともいいのはUフコイダンです。
がごめ昆布以外の昆布やヒジキにはUフコイダンは
ありません。
がごめ昆布は利尻島でしかとれないようで、
利尻島の強い海流に昆布がもまれるから
Uフコイダンができるという説があります。
さてこのUフコイダンがどういうメカニズムで
NK細胞を活性化させるのかを説明します。
読むのが面倒な時は、青字のところまで
スクロールしてください。
まず全体図を示します。
ちょっと大きくなりました。
説明は図の○数字の順番にします。
白血球の中にはマクロファージという細胞がいて
体内に入った異物を攻撃しています。
① フコイダンはマクロファージを活性化します。
② するとマクロファージはインターロイキン12(IL12)と
いう物質を出します。
リンパ球の一つであるT細胞(Th0)は
③ IL12によりTh1というものに変わります。
このTh1は異物となる細胞を攻撃してくれます。
④ 次にTh1はインターフェロンγ(IFNγ)を出します。
⑤ するとIFNγにより、NK細胞が活性化します。
⑥ 活性化したNK細胞は、さらにIFNγを出します。
⑦ こうしてNK細胞の活性化が進むと、活性化した
NK細胞は血管やリンパ管を通って、がん細胞に
到達し、がん細胞を攻撃してくれます。
もちろん最初にいたマクロファージも、がん細胞を
攻撃しますが、攻撃する細胞が多い方が戦果が
大きくなります。
これがフコイダンを摂ると、免疫力が上がるという
メカニズムです。
ここまでスキップした後はあと少しです。
だからせっせとがごめ昆布を探して、食材に
しなくてはなりません。
でもがごめ昆布はなかなか手に入りにくいのは
事実です。 それに量がたくさん摂れないのが
難点です。
わかめやモズクにもフコイダンが入っていますが、
Uフコイダンではなく、NK細胞をあまり活性化することはできません。
結局サプリに頼るしかないですかね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。