屁理屈コラム…準高齢者は６５歳～、高齢者は７５歳から、超高齢者は９０歳～…準～超～25年もある

屁理屈コラム…準高齢者は６５歳から、高齢者は７５歳から、超高齢者は９０歳からと三段階…準～超になるまで２５年もある。奇妙な野菜発見!「ターサイ（搨菜）」

奇妙な野菜発見!「ターサイ（搨菜）」
生まれて初めて見る野菜だが、これが６８円(税込み)とお安い。白菜と同じ仲間だが料理法はチンゲンサイと同じになる。軽く炒めて味ぽんで味付けして葛で仕上げた。葉っぱより白い茎がシャキシャキしてかなり美味に仕上がった。横幅がなんと３７cm

屁理屈コラム…高齢者は７５歳から

この政府の発表にこれは年金支給の年齢を引き上げる大作戦だと思ったのは私だけではないでしょう。これより先に国民総活躍ということをいっていたが、これも７５歳まで働けるから年金はその後でという布石だったのであろう。

私ら団塊の世代は仕事一筋で日本の高度成長期には今でいう過剰残業は当たり前で徹夜の仕事も珍しくはなかった。それに休みも月２日程度で働いた。これは将来６０歳になったら年金が入る、そうすれば楽な生活ができるという国民と政府の約束があったからです。その当時は実際に夫婦が公務員として働いていた人たちの年金は月に直すと夫婦で３０万～５０万円の夫婦もいました。

ところが我々が年金の資格がもらえる少し前には６５歳と支給年齢が引き上げられて国民と政府の約束が反故にされました。こういう苦い経験をした私たちはこの政府のいう国民総活躍というのは７５歳まで働けるから年金支給年齢を段階的に引き上げられて７５歳からとなると思っています。

こんなカタイ話はさておき、準高齢者の私が長高齢者になるまでまだ２０年以上もあります。つまり、２０年間もあればその気になれば何でもできます。たとえば英会話、中国語、韓国語を今から習えば１０年でペラペラにしゃべれると思う。また「そうだ作家になろう」と勉強してもこれも１０年で立派な小説や絵が描けるでしょう。と、思う。

しかし、これらの第一歩がなかなでません。私ももう２０年も前から外国語を習おうと決心していたがまだその一歩はでていない。まだある、私は落語が好きで落語の台本や漫才の台本を書こうと決心していたがこれもまた一歩がでていない。しかるに時間はたっぷりあってもだ…これで仕事が忙しい人たちは理屈ではわかっていても現実はできないことになる。

国民総活躍とはいうがこれはなにも会社や工場、商店で働いて賃金をもらうことだけではないが、政府は来るべき人口減少による人手不足を補うために再び労働者になれといっていることと同じになる。つまり、国民はもっと働いて企業を喜ばせということになる。

私たちが思う国民総活躍とは仕事以外のことで、また退職した後の仕事以外の活躍のことで賃金を目的にしたものではない。たとえば何かをしたい「夢」を政府や行政が資金面でも精神面でも支えてくれるというシステムになる。６５歳から超高齢といわれる９０歳までの２５年間をどう楽しく過ごしてそれが社会の役に立って、なおかつ、名誉にもなりさらに収入にもなるというパラダイスのような国家になることです。

この高齢者がパラダイスのような生活をすれば現在働いている若い人も将来の不安が払しょくできてのびのび働けると思う。そう、我々の団塊の世代も将来こんな生活を夢見て戦後の復興を果たして今の日本があるのです。

なんていう屁理屈を垂れていますが、連載中の「伏見稲荷大社の物語」８４話がまだ書けていないのでこのコラムでお茶を濁したのです。次回は書きます。

…画像は、イオンの無料ライブのポスター
出演は、かみじょうたけし・風穴あけるズ