当院の入口には自販機かある。
 
 
 
これは大家が
 
 
 
住民の我々に何の音沙汰もなく
 
 
 
勝手に設置したものである。
 
 
 
今、ニュースでも問題になっているように
 
 
 
奈良県で住民に何の知らせもせず
 
 
 
市が土地を突然売りに出し
 
 
 
それを葬儀屋が買い
 
 
 
跡地に葬儀場が出来る予定とかで
 
 
 
住民がかなり怒っているシーンをテレビで見た。
 
 
 
みなさん、ご存知だろうか?
 
 
 
私もぶっちゃけ何の知らせもなくて
 
 
 
勝手に自販機を設置した大家の態度に
 
 
 
最初の頃は
 
 
 
いかばかりか腹がたったものである。
 
 
 
理由は患者さんが車で当院に来てくれた時に
 
 
 
大型車に乗ってみえた時に自販機があるために
 
 
 
入り口部分がかなり狭くなり通り抜けることが難しくなったからだ。
 
 
 
小型車なら、なんら問題ないのだが・・・
 
 
 
それでも運転のものすごく上手い人は
 
 
 
大型車に乗っていても
 
 
 
困った様子ひとつなくどこにも当てずに通過する。
 
 
 
どうやら当院の隣りにある通路は
 
 
 
運転技術を試すための
 
 
 
バロメ―タ的役割をになっているみたいだ。
 
 
 
勝手に設置するなんてまったくけしからん。
 
 
 
と私は思っているようで実はもう気にしていない。
 
 
 
怒りがおさまって終始穏やかで平穏な気分になってしまった。
 
 
 
というのも今の状態でも
 
 
 
まんざら悪くないと思えてきたからだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
当院の自販機のゴミ箱ほど色んな物が混ざって
 
 
 
捨てられているゴミ箱は他にはないのではと思う。
 
 
 
他の自販機からの空き缶が混ざってきて
 
 
 
捨てられているのはまだ致し方ないと言えるかもしれないが、
 
 
 
当院の自販機のゴミ箱はというと桃の缶詰めから始まり、
 
 
 
みかん、パイナップル
 
 
 
ジャンルを越えてサバ缶、いわし缶、
 
 
 
挙げ句の果ては極めつけにワインのあのでかいボトルまで。
 
 
 
まるでドラえもんのポケットのようなゴミ箱である。
 
 
 
定期的に来ては自販機を掃除している兄ちゃんはエラいと思う。
 
 
 
想像もしていない多種類の缶やら瓶が自分の所の空き缶と混ざって
 
 
 
捨てられている訳だから。
 
 
 
掃除を嫌そうにしている時の兄ちゃんの背中。
 
 
 
実に哀愁が漂ってる。
 
 
 
会社に戻ったらもっと嫌そうな・・・
 
 
 
もっと面倒くさそうな顔して分別してるんだろうな。きっと。
 
 
 
「何で俺がこんなことまでしなくちゃいけないんだ」と言わんばかりの顔して。
 
 
 
ちょっと前までは私の顔を見ると
 
 
 
明るく会釈してくれたのだが
 
 
 
最近はどこか体調でも悪いのか私と目も合わせてくれやしない。
 
 
 
まぁ人にはそれぞれそれなりの事情というものがあると思うので、
 
 
 
ここであえて私なんかが、でしゃばって
 
 
 
今ある悩みを聞いてやって信頼のおける話し相手になったとしても
 
 
 
兄ちゃんからしたら余計なお世話だと思われそうだから、
 
 
 
ここはそっとしておいてやろうと思っている。
 
 
 
「元気出せよ。兄ちゃん。(私と血はつながっているわけではない。)
 
 
 
若い頃の苦労は買ってでもしろと言われるくらいだから。
 
 
 
お勤めご苦労様。
 
 
 
俺は陰ながらどんな嵐が吹き荒れようとも
 
 
 
どんな困難が待ち構えていたとしても
 
 
 
君の味方だし、
 
 
 
君を心底応援してるからな。」
 
 
 
と、そっと兄ちゃんの後ろ姿に聞こえないほどの小声で
 
 
 
ささやいている有り様だ。
 
 
 
なんでそんなとんでもないものまで
 
 
 
自販機のゴミ箱に捨てられているのを
 
 
 
私が知っているのかという事に関しては
 
 
 
今世紀最大の謎ではある。
 
 
 
 
 
gomibako
 

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