飛翔する不死鳥というようなもの

以前にも紹介しましたが、2023年3月2日に野村萬斎さんがGIFTについてお話しされていたことを文字起こししました。よかったらご覧ください

　　　　　　　一部抜粋してご紹介

野村萬斎さん：

羽生結弦さんのGIFT 東京ドームで

拝見させていただきました。

もちろん、２時間３０分

３時間近くまでやっていたかな‥
ショーの中で一人のスケーターが
ずっと滑り続けるという

体力的にも、そんな

あり得ない話ですよ。

なので、言葉で綴る部分という

ものが多かったんですけれどね

やっぱり、その言葉を集めていくと
本当に、ちょっと手前味噌ながら

似たようなことを考える方

なんだとちょっと思ったりしてね。

やっぱり日月（じつげつ）
太陽と月の話とか

それから最初は不死鳥で

出ていらっしゃいましたけど
これ東北の震災のこととか
そういうことが彼の思いの中に

あるんだろうと思います

飛翔する不死鳥というようなものを

イメージされていましたけれど

生きることっていうことの
苦しさ難しさ

を常にまとっているという…

今の解釈ですと

行動的な言葉をもちながら
当然、人間として苦しみ

そして成長していく
そして悟りに近づいていく　

彼はそういう意味で

言葉と体と行動力をもちながら
まさに進んでいる

現代のハムレットだなと思いました。

一部抜粋終わり

飛翔する不死鳥というようなもの

震災から立ち直るイメージとして

飛翔する不死鳥を演じられた。

GIFTにはまだまだ深い思いがあり

詰めきれなかった祈りがRE_PRAY

へと続いているように感じています

たくさんの方に見ていただき

喜んでもらうことが

自分の原点だと話されていた羽生選手

赤色の衣装が多いのも

何か理由があるのもしれません。

能登半島地震で被災された方々が

いつかまた不死鳥のように

立ち上がることができますように

そう願うチビゆづなのでした

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