フィギュアスケート競技会は
世界選手権代表が選出される時期になると
宇宙点がでる国があることも知られています。
高得点をナショナル大会で
つけることで、その後に行われる
チャンピオンシップでジャッジたちに
「高い点数をつけて大丈夫ですよ」
とアピールをしていく目的が明確にあり
それは、実際に少なからず
チャンピオンシップに
「実績」というカタチで
採点に影響しています。
日本では、あえて辛口に
点数をつけることで
世界で勝つためには
もっと努力しなければいけないと
そういった考えをもつ
ジャッジが少なくなく
さらに、そう指導する選手の対象が
限定されているように
感じられることも
少なからずあります。
そういう不条理さの中で
「どうしてなのか」
と選手が疑問をあげることさえ
「不敬」だとさえ思われていました。
それはフィギュスケートのもつ歴史が
少なからず関係しています。
ですが時代は変化しクリーンではない
フィギュアスケート競技会から
ファンの足は遠のいています。
個人的に、競技会だけではなく
アイスショーもチェックしています。
国内はもちろんですが
時間があれば海外のアイスショーも
どのようなスケーターで
どのような演出なのか
チケットの料金や売れ行きなども
チェックしています。
試合やアイスショーはもちろんですが
全米選手権、カナダ選手権
ヨーロッパ選手権の空席の多さに
驚愕を感じています。
世界中からフィギュアスケートへの
関心が急激に薄れている
といっても過言ではありません。
欧米での不人気の決定打となっているのは
ロシアのウクライナ侵攻が
少なからず影響があると思います。
ソチオリンピック以降は
ヨーロッパでのフィギュアスケート人気は
女子はロシア女子の華やかさ。
そして男子では羽生選手と
ハビの同門TOP対決が注目され
会場へと人を集めました。
また日本から世界中から
羽生選手を応援する
多くのファンが詰め掛けました。
本気で戦う、本気で高めあう
フィギュアスケートの
スポーツとしての魅力と
まるで劇場で見ているような
芸術を感じられることができる
そういう場所がかつて氷上に
確かにありました。
フィギュアスケートは
芸術と技術の融合
音楽と物語が一体となって
見ているうちに
感情を揺さぶられる
そんな瞬間が確かにありました。
そして羽生結弦の存在は
フィギュスケート男子シングルの
概念を一変したといえます。
男らしいチャンピオンが好まれていた
男子シングルの世界に
アジア人であり
中性的でありながら
誰よりも男らしさを持ち
それでいながら少年のような純粋さを
心に抱き続けている
少年のような容姿でありながら
誰よりも難しい要素に挑戦し続ける
そして、その稀有さは技術だけでは
ありませんでした。
髪の毛一本から爪先まで
音楽を体で動きで表現する芸術性
さらには多くの観客の感情と
コネクトすることに長けていました。
その上、日本人離れした
小さな顔、長い手足をもち
反比例するように
鍛え上げられた上腕、太もも
まるでフィギュアスケートの神がいて
理想のカタチを詰め込んで
作ったような存在でした。
ヨーロッパ人にもいない
アジア人にもいない
そんな唯一無二の存在
そんなスケーターが全力で努力して
全力で演技する姿を見たら
よそ見などできなくなるのは
当然かもしれません
私たちは羽生結弦をしってしまいました。
それは、本当に幸せなことです。
スターは作り出すものではなく
自らからの努力と
その結晶による煌めきで
人々を魅了するのだと
私たちは知っているのです
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羽生選手へのお誕生日メッセージ公開中 →ソース
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