クリスマスディナー
毎年、12月24 or 25日には、クリスマスディナーを作る.
今年は、色々な事情が重なってしまい、家族がそれぞれバラバラなので、無しになってしまった.
懐かしむために、2020年のクリスマスディナーを思い出してみた.
この時は、結婚(再婚)2年目で、息子は高校3年生.
例年、感謝祭かハロウィンのどちらかで、ローストターキーを作るので、クリスマスは牛肉かチキンにする事が多い.
2020年は、少し奮発して、ビーフ🥩にしてみた.
行きつけの肉屋さんで和牛ロースを2kg程の塊で切り出してもらった.
肉の塊が崩れないように、肉の周囲を凧糸で縛って形を整える.
表面に塩、胡椒、クローブ、ナッツメグなどのシーズニングをまぶし、オリーブオイルにたっぷりのスライスニンニクを入れた油で表面に焦げ目がつくように焼いて収縮させる.
これによって、ローストした時、肉汁が外にこぼれ出にくくなり、仕上がりがジューシーになる.
全部の表面に焦げ目をつけ、焼き縮めたら、肉を天板に載せ、オーブンで焼く.
香りをつけるため、月桂樹の葉や、セロリ、ローズマリーなどを天板に一緒に載せる.
途中から、付け合わせにできるように、タマネギやジャガイモ、にんじんなども一緒に焼いても良い.
肉の中心温度が60℃を超えて、2分経ったらオーブンから出し、アルミホイルで包んで、オーブンの上に載せるか、火を落としたオーブン内など、比較的暖かい場所で30分ほど休ませる.
これで肉は出来上がり.
肉を休ませている間に、天板の(或いは、別鍋で火を通した)野菜を付け合わせ用にカット、天板に出た肉汁を赤ワインで洗い、それを煮詰めて、ソースを作る.
付け合わせを盛り付け、プレートを準備.
付け合わせは、オーブンで牛肉の出汁を吸った人参、ピーマン、茹でジャガイモ(小吹芋)、茹でた芽キャベツ、白アスパラガス.
最後に、ローストビーフを盛り付けて出来上がり.
プレートは、一年に一回しか使わないクリスマス専用のプレートに盛り付けた.
デザートは、以前はタワーケーキを作ったりしたが、
2020年は、定番のブッシュドノエル(のつもりのケーキ)を作った.
ロールケーキの外側に、ココアを入れた茶色のクリームを樹皮のようにして飾り、切り株(枝)をくっつけるやつ.
高校生の息子と二人で、樹皮状にみえるようにフォークでひっかいてみた(ちょっと荒くなってしまった).
結構、ゴワゴワになってしまったが、お味は美味しい.
(ロールケーキの中は、黄桃とバナナを巻き込んだバニラクリームが一杯いれてある)
2020年のクリスマスディナーでした.
【翌日以降】
ローストビーフの余りは、翌日、コールドビーフとして、サンドイッチやサラダに入れて頂いた.
さらに、周囲の火が通りすぎた部分や、端のぶぶんなどは、ミンサーでミンチに挽いて、メアリーポピンズのお料理レシピ(本)に載っている羊飼いのパイ(ミートパイ)にして頂いた.
年末まで、ビーフ漬けになって楽しかった.
今年は、なし。残念