今年の23日は「感謝祭」

 

感謝祭の料理の定番は、やっぱり

ターキー

ですよね。

 

 ローストターキーを作り、付け合わせも準備します。

 

 今年は、大阪の下宿で一人ぽっちなので作りませんが、以前に作った時の写真を見て自分を慰めます。

 

 最近は日本国内でもターキーを入手しやすくなって嬉しい限りです。

 チキンと違い、ターキーは油が少ないので、さっぱりとした感じになります。チキンよりも、少し野生臭いと感じる人も多いですが、私自身は(健康の為にも)脂分が少ないターキーブレストが好みです。

 

 うちでは、焼く時間を短くするために、ターキーの中に詰め物をしません。

 伝統的なローストターキーは、中に詰め物を入れる「スタッフドターキー」にするのですが、そうすると焼く時間が二倍ほどかかります。8㎏のターキーで8時間かかると言われています。

 中まで十分に火を通すのに時間が掛ります。

 

材料:

 ・ターキー(7~12ポンド:約3.2~5.5㎏ほど)(オーブンに入る大きさまで)

 ・塩(500g~1㎏)、ハチミツ(500gほど)、胡椒、クローブ、バジル、ローレル、お好みのハーブ類 を水1~2Lほどに居れる。

 

①この液に、1時間~2時間(バケツや洗面器で)漬け込み、時々裏返したりして全面に付け液をしみこませる。

 漬ける途中で、表面に漬け液を掛けたりして、良くなじませる。

 

②オーブンを180℃ほどに余熱。

③天板にオリーブオイルを大匙2~5杯ほど塗り、中央にターキーを載せる。周囲には、ローズマリー、ディル、月桂樹の葉などお好みのハーブ類を撒いておく。

 (お好みで)ターキーのお腹の中に、セロリ、パセリの茎、ローズマリー、月桂樹などを縛ってまとめたブーケガルニを入れると香りがよくなります。

 

 焼いていると表面が乾いてくるので、時々、漬け汁を振りかけ(表面に塗る感じ)て焼く。

 

④手羽先などに焦げ目がついてきたら、表面(特に上半分)をアルミホイルで覆って、直接熱風がかからないようにし、焦げが進みにくいようにします。

 オーブンの庫内を160℃程度に下げ、さらに中まで火を通します。

 この時点で、付け合わせに使う人参、ジャガイモ、玉ねぎなどの1/4切りなどを天板の周囲に置いておくと、ターキーの汁を吸った美味しい焼き物ができる。さらに、野菜からも美味しい出汁が出ます。

 

⑤このまま、1時間~2時間焼く

 時々、漬け汁を掛けても良い(かけすぎると塩辛くなるので注意する)し、(天板に出た)焼き汁をスプーン等でターキー表面にかけます。

 

 胸肉の中の方の温度が80~90℃を超えるくらいまで熱が通っていればOK。

 

焼き時間の目安は、4㎏で2時間半位でしょうか。

6㎏で3時間半位はかかると思います。

付け合わせは、

・マッシュドポテト: 茹でたジャガイモを潰したもの。お好みで、バター、ミルク、白胡椒などを練りこむ。おろしニンニクを練りこんでも美味しい。

・茹でブロッコリ: 茹でというより、サッと熱湯を通した位の方が歯触りが良い

・ニンジン:ブイヨンで茹でたもの(お好みで)

・茹でアスパラガス:茹ですぎないように注意

等々、お好みのものを添えて頂いてください。

ターキーの天板で一緒に焼いた野菜類も、出汁を吸っていてとても美味しく頂けます。

 天板に残った焼き汁を集め、濾して、少し煮詰めるとターキーを食べる時の付けダレ(グレイビー)になります。

 

 お皿に、ターキーの肉と付け合わせをとりわけ頂きます。

 

ターキーの腿(特に下腿)は、筋が多いので、あまり美味しくありません。主に食べる部分は胸肉です。