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【卓球】政界・宇宙・日本文学・極道・他
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ちはやぶる 神の誓ひの違はずは 

親の敵に 逢ふ瀬結ばん 【曽我十郎祐成】 

「曽我十郎祐成」(すけなり)は

恋人「虎」のもとへ行き・・・

仇討ちの本心を打ち明けた

 

「虎」は今生の別れを予感した

「虎」も「曽我十郎」へ返歌した

 

【愛する曽我十郎様との別れの悲しさを

誰に訴えればいいのでしょうか

板葺きの屋根の隙間から漏れてくる

月の光を誰と見よ、と言うのでしょうか】

 
 

 

【仮に私を嫌っていたとしても 

いやいや、恋してくれているのだから

貴方は私を忘れる事はないでしょう

私だって死んでも貴方を思い続けています】

 

「曽我十郎祐成」と「虎」は・・・・・

何時・・・・・

何処・・・・・で

どのようにして出会ったのか・・・

 

兄「十郎」は弟「五郎」を連れて

「北条時政」の館へ行き、元服を果たす、

「五郎」はここで元服を果たし

「曽我五郎時致」と名乗る・・・

だが母親は「五郎」の元服を望んでいなかった、

なんと母親は「五郎」を勘当した!

 

「十郎」「五郎」の曽我兄弟は・・・

これを機に行動を共にするようになった!

「十郎」は父の仇「工藤佑経」の情報を得るために

<小田原・平塚市・大磯町>等々の

宿場を渡り歩く日々だった!

 

そして大磯の宿で「虎」に出会った!

「虎」の父親は【平治の乱】で追われた

高名な武士であった!・・・・・

その父親と<平塚>の宿の「夜叉王」という

遊女の間に誕生した娘が「虎」だった・・・

寅の年の寅の日の寅の刻に生まれたので

【三虎御前】あるいは【大磯の虎】と呼ばれた・・・・・

だが高名な武士である父親が無くなり・・・・・

「虎」は大磯の遊女の幼女として引き取られ・・・・・
そこで成長していった・・・・・

 

そして上記した・・・

「曽我十郎祐成」と運命の出会いとなる

「十郎」20歳「虎」17歳の春だった!

終生添い遂げようと誓うも・・・・・

「十郎はすぐにその場を去り仇討ちへ・・・

 

 

たった一度の契りの日に懐妊・・・

その日に「十郎」は仇討ちに向かい・・・

帰らぬ人となった!

こんな悲劇が待っていようとは・・・・・

17歳の「虎」には余りに過酷で非情な運命だった!

 

「虎」は噂では・・・尼僧(禅宗尼)と名乗り・・・

「十郎」との遺児を抱え終生添い遂げる・・・

との「十郎」との約束を貫いた!

 

曽我物語

簡単な復習と予習です、

富士の裾野で時の将軍「源頼朝」が鷹狩り・・

という事で【富士山】が出れば・・・

日本人にとっては超目出度い事・・・

なので私らのような田舎歌舞伎にしろ・・・

プロの本歌舞伎にしろ・・・

新春公演に相応しい演目となっている・・・

若手人気歌舞伎役者「尾上松也」も

「曽我五郎」役を演じている

 
 
 
下記は・・・・・
「市川海老蔵」と「尾上菊之助」が演じた<曽我兄弟>・・・
「小林朝比奈」は(中村橋之助)が演じた
 
 
 
さて・・・<主なる登場人物>は下記を参照(プロの大歌舞伎)より
 
 
 
を参照して・・・私共の<真玉歌舞伎>に戻ります
 
 

改めまして・・・

曽我物語

簡単な復習と予習・・・

 

父を討たれて十八年の艱難辛苦

(かんなんしんく)に耐え


遂に・・・父の仇(かたき)工藤と対面した・・・

兄(十郎・夕貴)弟(五郎・馬場会長)↓・・・・・

 

鎌倉幕府を開いた「源頼朝」・・・の幕下・・・

臣下第一に位置する「工藤祐経」(すけつね)・・・

巻狩の総奉行も拝命した・・・

要するに征夷大将軍になった「源頼朝」に

重用される「工藤左衛門祐経」なのだ!

(当時の天皇は後鳥羽上皇)

それを祝うおおぜいの大名たちで溢れる

工藤館に現われたのは・・・・・

ある人物によく似た二人の若者だった!

 

【一臈職(いちろうしょく】

「工藤祐経」は「源頼朝」の信任厚く、

数多の大名の筆頭の地位である<一臈職>を賜り、

富士の裾野で行なわれる・・

巻狩の総奉行まで仰せつかった。

その祝いの宴に大名たちがつめかけ、

大磯の廓からも虎(とら)と少将(しょうしょう)ら、

全盛の遊女たちが花を添えている。

「梶原景時」(かじわらかげとき)景高(かげたか)親子を始め

皆々から勧められて、工藤は高座(特別席)に着座する。

 

【仇敵との対面】

その祝いの場に、「朝比奈三郎」の取りなしで、

「曽我十郎祐成」(すけなり)と

「曽我五郎時致」(ときむね)の兄弟が

「工藤祐経」に会いにやってくる

二人は・・・・・

「工藤祐経」を父の「河津三郎」を討った仇敵として、

十八年間付け狙ってきて・・・・・

ようやく「工藤祐経」に対面することができたのだ

「工藤祐経」は兄弟を見て、

誰かに似ていると言う・・・・・

 

以上までが動画の❶でした

 
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ではここより動画❷と❸の荒筋に入ります

父「河津三郎祐泰、すけやす」<曽我兄弟の父親>の仇

「工藤祐経、すけつね」の面前に出た

<曽我兄弟>・・・・・

 

「工藤祐経、すけつね」の「誰やらに似ている」という言葉・・・

続けて・・

「似たは 似たは 誰やらに、我と一家の因み(ちなみ)ある

河津三郎祐泰(すけやす)<曽我兄弟の父親>に」

遠い親戚の関係なのであった!

 

兄弟は驚く・・・「な~んと」

「工藤」は続ける・・・

 

「思い・・・出だせば・・・お~それよ・・・・」と

「曽我兄弟」の父親「河津三郎祐泰(すけやす)の

殺害の様子を語り始めた・・・・・

 

実行犯は隣に控える

「近江小藤太」と「八幡三郎」の放った弓矢であった!

万武不動(ばんぶふどう)と恐れられた

「曽我兄弟」の父親も・・・

急所を弓矢で射抜かれており絶命した

その場で工藤を討とうとはやる弟「五郎」・・・

それをイサメル兄「十郎」・・・・

 

さらに「工藤」は畳みかけるように・・・

「生素浪人の分際で敵討ちとはシャラクセー」と

「曽我兄弟」がブチ切れるような言葉をはいた・・・

 

その❷はここで終了

 

その❸・・・・・「工藤祐経」は兄弟に・・・

紛失している宝剣・・・

友切丸(ともきりまる)が見つかるまでは、

仇討(あだうち)はできないと申し渡す。

「五郎」が切歯扼腕(せっしやくわん)するところへ、

「曽我兄弟」の家来 「鬼王新左衛門」が

友切丸を手に持って現れる!

 

 

<真玉歌舞伎>では中学生が演じている

 
 

狩場の切手

「工藤祐経」は勇む「曽我兄弟」に

「仇討ちは時節を待て」と言い、

巻狩の狩場の通行切手を与えて、

再会を約束する。

 

総奉行の大事な役目を終えたら、

「曽我兄弟」に会おうという・・・

「工藤祐経」の思いが込められている

「工藤祐経」と「曽我兄弟」は

狩場での再会を約して別れるのだった。

 

動画その❷↓

 

 

 

 

以上で❷の終演になります。

 

続いて

動画その❸↓