第３９代「鳥取県知事」 「石破二郎」
「田中角栄」とは盟友の関係にあった
この「石破次郎」氏が亡くなった
鳥取県知事の要職にあった氏を
鳥取県民葬として県は執り行った
続いて国会議員を集めての
「友人葬」が執り行われ
葬儀委員長に「田中角栄」がなった
「田中角栄」は県民葬を上回る
弔問客を集め周囲を驚かせた
長男の「石破茂」は目白の「田中」邸を
訪れ葬儀のお礼を述べた
「君はお父さんの後を継承するのか」
「私は銀行員としてやっていきます」
「田中」はここで「石破茂」を説き伏せた
「石破茂」も承諾した国会議員「石破茂」誕生
「田中」も面倒をみてやった
「田中」→「金丸」→「小沢」ライン
「石破茂」はこの後「小沢」が立ち上げた
「新進党」まで・・・長らく「田中」の意思に
付き添ってきた・・・が
やがて「小沢」と袂を分かつことになる
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①時間を守る ①悪口を言わない
これが終始一貫した「田中角栄」の持論だった
「田中角栄」は大蔵大臣を辞任して
「自由民主党・幹事長」の要職にいた
秘書が社会党委員長「河上丈太郎」の
逝去を知らせてきた
「すぐに車を用意しろ」 「はい」
火葬場に尋ねるという驚くべき行動に出た
師走の寒さと雨の中・・・
二時間 立ちずくめで野辺の送りまで行った
「時間を守る」という持論の概念内であったろうか？
社会党の幹部連中から一般党員まで
多くのものが感動し「田中角栄」に最敬礼で
返答を返した
個室に夫人を訪ねた
「田中角栄」は分厚い袋を渡した
（３００万円）という当時のお金がはいっていた
「何か困ったことがあればご相談下さい」
それ以降・・・奥様は隠れ「田中」ファンの
一人として終生「田中」を見守り続けた
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「社会党」幹部会で★★議員は
窮地に立たされていた
「自民党の田中角栄氏とはどのような
関係なのか」と詰問が続いた・・・
「女房が亡くなった際に我が党員ではなく
田中氏が いの一番に駆けつけてくれた
これは党派を超えた プライベートな
問題だ・とやかく言われる筋合いはない」
★★議員は終生「田中角栄」に寄り添った
「金脈問題？実力者には ありと あらゆる所
から献金が来る・・・どのような人物か・団体か
いちいち精査する暇はない その中に怪しげな
献金があり そこを突かれれば 埃のひとつも
出るかも知れない・・・私は田中氏が国民の
血税を食い物にするような人物でない事だけは
断言する」
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「佐藤栄作」退陣後・・・総理大臣の
椅子を巡り
「福田赳夫」
＜角vs福 戦争＞
反田中派の「松野頼三」は
「松野」の愛妻が急逝した当然いの一番に
駆けつけてくれるであろうと思っていた
「福田」が来ない
そこに現れたのは「田中角栄」だった
「松野」は「田中」に近寄り手を握った
頭を下げた・・・「何も言わんでいい」
「松野」はやがて「福田」と疎遠になっていった
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「竹下登」の父の葬儀に「田中」は
なんと飛行機をチャーターして
田中軍団を送り込んだ
「田中角栄」の母「フメ」が亡くなった
党派を超えて 面倒見のいい「田中角栄」
弔問客はあらゆる党派から駆けつけ
四千人弱に及んだ
花輪は千五百本になった
すさまじい数である
ロッキードで逮捕起訴され
表舞台から消えた「田中角栄」であるが
「田中角栄」の恩に報いたい人々で
会場は溢れかえった
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