阪急電車で暮らす毎日

阪急電車で暮らす毎日

2000年から19年間「Trainのページ」と言う阪急に偏ったホームページを運営していました。現在は関西を離れていますが、自宅運転台・車掌台など阪急電車に囲まれて暮らす毎日です。

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でんちょく電機さんから登場した

BVE(BVE trainsim)で使える

阪急の運転に最適なワンハンドルマスコン

 

今回は阪急オタク目線で細かく見てみます。

まずは正面から。

T字のハンドル部分と、その右側が再現されています。

T字の横幅は約26cm。実物のサイズが分かりませんが

2~3割小さいかな?

本来の大きさだと巨大すぎるので雰囲気を残しつつ

良い感じにデフォルメされています。

 

ちゃんと刻みがついています。阪急と同じ

P(加速)は5ステップ、B(ブレーキ)6ステップ+非常

ハンドルは結構固め。

 

側面から。

ハンドルの角度は所有している資料と照らし合わせると

ホボ一致。小型化のためカム軸部分は小さくデフォルメ

されていますが、角度は忠実なのであれば

(実車のハンドルを握った事はありませんが)

実車に近い運転感覚が得られるのでは?と推測。

 

オプションで電機笛(BVE上で作動します)を

付けて頂きました。

マスコンキーの穴はダミーですが、キー自体を差すことは可能。

・・・

次回は機能面について書いてみようと思います。

 

 

阪急のシミュレータと言えば、90年代に販売されていた「発車よし!」ですが

それ以降、新しいものは発売されていません。

が、近年は有志の方々によって作成されたBVE(BVE trainsim)

が充実してきており、阪急電車の運転も楽しむことが可能になりました。

阪急でBVEを楽しむためのワードを3つ挙げておきます。

(勝手にリンクするのもアレなので・・・)

 

・BVE(BVE trainsim)

 鉄道運転シミュレータのフリーウェアを公開

・複巻電動機

 阪急の路線データ・車両データを公開

・でんちょく電機

 3Dプリントでマスコン・ブレーキ弁などを製作

 

そして・・・でんちょく電機さんから

阪急の運転に最適なコントローラーが登場しました!

思わず買っちゃいました。

 

2200/6300系から最新の1000/1300系まで

約50年続くワンハンドルタイプですね。

画像は1000系(C#1003)運転台

 

形式・時代により細かい差異はあるものの、

基本的な部分は同じ形をしており、コントローラーも

共通部分を再現しています。

・・・

阪急オタク目線で見ていこうと思いますが

詳細は1回では書ききれないので、次回!

 

前回のブログでは阪急全線のダイヤ改正について触れましたが

能勢電鉄も同日にダイヤが改正されます。

こちらも、衝撃の内容で

 

・「川西能勢口⇔妙見口」の直通系統をほぼ廃止

 (ほぼ、川西能勢口⇔日生中央系統のみに)

・平日朝&夜間中心に減便

 

のようです。笹部~妙見口の利用者の方々にとっては

以前の妙見急行廃止のレベルとは桁違いの衝撃です。

(当時の考察はリブログ参照)

趣味的にも全線開業以来本線である妙見口方面が

支線レベルの扱いになるのは残念でなりません。

 

ただ、能勢電鉄さんのここ数年の決算報告を見ると

鉄道事業が危機的な状況である事が伺えます。

 

<鉄道事業の損益>

2017年度 3.2億 黒字

2018年度 3.1億 黒字

2019年度 1.3億 黒字

2020年度 2.7億【赤字】

2021年度 2.9億【赤字】

 

規模の大きくない能勢電鉄さんだからこそ

2期連続の赤字に対して手を打たざるを得ない

状況になってしまった・・・

という所でしょうか。

 

まずは利用が回復し、黒字化される事を

切に願います。。。