成田エクスプレスで千葉駅に先回り。乗り換えて銚子に向かいます。
乗車するのは「特急しおさい3号」です。「八日市場周り」だの「八街周り」だの書いてありますが、初見では「どこに行くの?」とチンプンカンプンな地名です。そもそも、「やちまた」は初見では読めません。(笑)
ニューデイズがあったので、アルコールという名のガソリンを補給しておきます。
この209系を見ると「千葉に来た」感がします。元々、「コスト半分、寿命半分」で設計された車両、さすがに老朽化してる感は否めません。
乗車位置表示は「特急」のみ。何なら、一部剥がれちゃってますね。
やって来たのは、今年のダイヤ改正で定期運用が消滅する255系。なんか「水族館にいそうな顔」をしてるように思えるのは私だけ?
房総の菜の花カラーと海の色を配した側面。
車内は結構空いていました。3割ほどの乗車率だったかな?
シートは青を基調としたモケットです。
腰部より下~座面は紫色。そして、何故かセンターアームレストがありません。私鉄特急ではしばしば見ますが、JR特急では珍しいです。
車内LED表示機は、シンプルな1行タイプの3色LED。デジタル時計が平成初期感を漂わせます。
カーテンはロールスクリーン。カーテンじゃないんですね。
一応、フットレストと呼んでいいのか、簡易的なバーが足元にあります。
私の目線で一枚撮ってみると・・・座席の背が低い!平均身長の私でも、頭半分ぐらい出ちゃいます。四国のキハ185系とかと同じ感覚です。同世代(いや少し先輩)の651系とかよりも低い感じがします。
背面テーブルの設備はなく、アームレストから出てくる小型のテーブルのみ。PC作業はおろか、駅弁でさえも食べづらい・・・
さて、列車は千葉駅を発車。千葉らしい、モノレールの高架を見ながら速度を上げていきます。
高い建物はものの3~4分でなくなり、戸建て住宅が目立つように。
房総地区の特急にも全席指定席化の波がやってくるようです。比較的自由席需要が大きい房総特急、この改正でどうなるか。
そして、何気に気になるのが成田エクスプレスで使用されているE259系が「しおさい」の運用に入ること。そんなにNEXの車両余ってるのか?と問うてみたいですが、車両設備的には「グレードアップ」なので、歓迎されることでしょう。
なお、今乗っている255系は9両ですが、改正後はE257系の5両orNEXの6両になるようですね。結構な減車のように感じますが・・・この乗車率では減らしても問題なさそうです。
10分ぐらい走れば、このようなのどかな景色に。
佐倉では成田行きの普通列車と緩急接続。どうでもいいですが、「さくら」と書いてあると、乃木の遠藤さくらちゃんを思い出してしまう私は、完全な乃木オタです。(笑)
佐倉を過ぎると、更に長閑に。ここからは単線になり、列車の揺れ具合もローカル線ぽくなりました。
まあまあな秘境駅・南酒々井を通過し、列車はどんどん東へと進んでいきます。