渋川駅前でぶらぶらした後、駅に戻ってきました。
2番のりばで待っていると、特急草津2号が入線してきました。車両は3月のダイヤ改正で定期運用から離脱した651系です。
列車名も「草津・四万」になりましたしね。
ヘッドマーク代わりの前面のLEDは、登場当時としては斬新だったのでしょうね。
常磐線の「ひたち」として運用されていた時に比べると、オレンジのラインが入ったぐらいでしょうか。
製造から30年強、少し傷みが目立ちますね。
ドアの窓も特徴的です。九州の885系もこんなドアですね。
今や数少なくなった幕式の方向幕も健在。幕に指定席と書いてあるのも中々見ませんね。
デッキです。うん、だいぶ汚れとる。(笑)
床面は初期のころからそのままです。
連結部もシンプルですね。ドアも化粧板が貼られておらず、無機質な印象。
黄色と言い、青色と言い、原色系を使っているのはバブルの香りを感じますが・・・
座席はこんな感じ。今の座席にはない、厚みのある重厚な座席です。
後ろから見ると、若干座席の背が低いです。これはこの時代に登場した列車全般に言えますが。。。
天井の明かりもバリバリの蛍光灯です。車内LED表示機に時刻が付いているのも時代を感じます。
でも、平成元年にLED表示機ってあったんですね。あっ、783系にもあったか。(笑)
シートピッチは普通ですが、座席の下が空いていないので少々狭く感じます。
テーブルの色、座席の色、車内全車をカバーするご案内、ここだけ見ていると500系に見えます。(笑)
列車は渋川を発車。そこそこのスピードを出しつつ、進んでいきます。
初めて651系に乗ったのですが、結構変速する時の「ガクン」という衝撃が来ますね。この辺は、最近の車両が技術の進歩により改善されたからでしょうが、そのせいか余計に感じます。
列車は新前橋に到着。県庁がある前橋は両毛線の駅ですので、こちらで乗り換えです。「本線」上にない前橋駅、少々地味です。(山口駅もそうですが・・・)
ここで1杯いただきます。渋川駅のニューデイズに「鉄道開業150年」ラベルのエビスがあったので、こちらで乾杯!
続いて高崎に到着。この列車は上野行きですが、半分ぐらいの方はここで下車されました。まあ、新幹線に乗り換えた方が早いですし、乗継割引も効きますしね。
私は651系を堪能したいので(というか、渋川から乗ってまだ20分)、このまま上野まで乗ります。
高崎では上信電鉄の色んな列車が見えます。
おっ、元JR107系がいました。JR時代のままの塗装ですね。
阪神のジェットカーにしか見えない・・・(笑)
だいぶ空席が増えた車内ですが、高崎アリーナの横を通過し、上野へと向かいます。
ちなみに、今回使用したきっぷはこちら。「えきねっとトクだ値40」でお安く乗ることができました。
なお、渋川より先から乗らないと「トクだ値」の設定がなかったので、渋川から乗車した次第です。