さあ、ようやく北海道にたどり着いた私・はやて。もちろん、仕事で行ってましたので、休日で行ける範囲での鉄分補給になりましたが、少しずつご紹介していこうと思います。
まずは、最初の休日に札幌のとある施設に行った際に乗車した「北斗5号」の乗車記です。
やって来たのは苫小牧駅。通過したことはありますが、まさかこの駅を拠点に生活する日が来るとは・・・。
少し廃れた感じのコンクリート駅舎ですね。
お隣の高齢者福祉施設の方が立派に見えます。地方都市の駅前って、どこもこんな感じですよね。
駅の看板も、どことなく古さを感じる字のフォントです。
2階に上がると空きテナントが。というより、この区画は何もありませんね。
この先は駅前の商業施設まで連絡通路が続いていたそうですが、その店舗は閉店し通路も撤去されてぶつ切り状態になっています。
駅構内では唯一の飲食店。ここで駅弁も買えます。
北海道のキオスクもセブンなんですね。ちょっとしたお土産も置いてありました。
自動きっぷうりば・・・これも今は見ない表記です。駅舎完成時からあるのかな?
苫小牧から乗車するのは、函館からやってくる「北斗5号」です。1時間も掛からないので、自由席で向かいます。
反対側ホームには「団体列車」の案内。なんでしょうね?
あと、苫小牧駅は方面別にはホームは分かれていないようです。鵡川方面の日高本線だけは1番のりば固定ですが。
3,4番ホームから留置線を。北海道の気動車も、いつの間にかDECMOばっかりになりましたね。
で、先ほどの「団体列車」とは、こちらの国鉄色のキハ40系3連でした。お別れイベントか何かですかね?よくわかりませんでした。
なお、苫小牧市のゆるキャラ「トマチョップ」も出向中です。
貨物が通過していきました。室蘭本線は旅客列車より貨物列車の方が多かったですね。時には10分間隔で走行していたり・・・
で、乗車する「北斗5号」ですが、偶然にも9月末で引退したキハ281系でした。運用を調べてなかったのですが、偶然にも乗ることができました。
ステンレス製の車体は、どことなく我が故郷のHOT7000系を彷彿とさせます。
車内は結構混んでおり、8割方席が埋まっていました。やっぱ、旅行需要戻って来ましたね。別日に函館まで北斗に乗った際は、指定席は常に△マークでしたしね。
天井が青い最近の北海道の特急とは違い、90年代を感じさせる天井です。
排管が若干出っ張ってますね。それでも、HOT7000系に比べれば小さめです。
座席はグレードアップ席ではなく、一昔前のもの。簡易のフットレストもあります。
列車は苫小牧の貨物ターミナルを通過し・・・
しばらくすると日高本線が別れていきます。
沼ノ端を過ぎると、今度は室蘭本線から千歳線へと転線。というか、室蘭本線よりも千歳線の方が「本線」って感じですけどね。(笑)
千歳線と室蘭本線はしばらく並走し、千歳線がオーバークロスするかたちで離れていきます。
南千歳手前までは森の中や酪農地帯を走行。そんな中、大橋俊夫さんが「まもなく、南千歳です」とイケボで言うので「えっ?ホントにここが空港が近い駅?」と思ってしまいますね。
列車は新千歳空港からの支線と合流し、南千歳駅構内へ。
南千歳で降りる方はいらっしゃいましたが、さすがに乗車はありませんでした。さすがに皆エアポートに乗りますよね。
千歳付近では高架を走行。
北広島を過ぎると、今(ちょっと悪い方で)話題の「エスコンフィールド北海道」が見えてきました。9月末の時点ですが、見た目はほぼほぼ完成してる感じ。周辺工事の方がメインな感じでした。
上野幌付近で札幌の市街地へ入ります。
デッキの感じも古さを感じます。機能的で無機質ですね。
乗車時間が短く、名残惜しいですが降車することにします。
この後の行程の関係で、札幌の一つ手前の停車駅・新札幌で下車します。「新」とは付くものの、駅はだいぶ古びている感じです。
苫小牧ではほとんど写真が撮れなかったので、ここで撮っておきます。プラグドアは四国2000系やHOT7000系と同じ。90年代初頭の振り子式気動車標準でしょうか。
北海道の車両の高い運転台は、独特のかっこよさがありますね。
上の方はだいぶ傷んできてますね・・・。まあ、30年選手ですからね・・・
ああ、もう行くのね・・・。2回しか乗れませんでしたが、お疲れ様でした。そしてありがとう、キハ281系!
ここからは普通列車に乗り換えて目的地へ向かいます。