9月に乗車した36ぷらす3の乗車記、おそらくこれが最後になります。
浦上を過ぎると旧線(長与経由)とは別れ、新線の方へ。景色的には旧線の方がいいのですが、如何せんこちらは「電車」ですから無理ですね・・・。
「特急」とはいいながら「特には急がない」ですので、このように運転停車も数多くあります。現川でも運転停車がございました。
この辺りでお弁当が配布されます。個室の場合はお重で提供されますが、こちらは風呂敷に包んで提供されます。
お弁当は時間的にはまだ早いので、少し時間が経ってから食べることにします。
諫早では「かもめ29号」と行き違いです。
諫早を過ぎると有明海沿いに出てきます。この日は台風が接近中でしたので、穏やかな有明海もこの荒れよう。まあ、ある意味珍しい景色を見れたのではないでしょうか。
817系がこの区間を走ることもなくなりましたね・・・
さて、このあたりでお弁当をいただくことにします。
包みを開けるとお品書きが。品目、めちゃめちゃ多いですね。(笑)
開けるとこんな感じ。実は2段になっていまして、上段がおかず、下段がご飯系がメインとなっています。
思ったより鯛めしの量が多く、お腹いっぱいになりました。ヒラメの昆布締めとか、お酒がいくらでもイケるアイテムですね。(笑)
徐々に日が暮れてきて、外を写すのが難しくなってきました・・・
その代わり、車内がムーディーな雰囲気になるのでいいですね。夜間運行でないと出せない雰囲気です。
途中の肥前浜でおもてなしを兼ねた運転停車です。15分ほどの停車です。
一応、簡易委託の駅のようです。
時刻表はこんな感じ。新幹線開通後も、ここまでは電化区間として残ります。日中はガッツリ運行間隔があいてますね・・・
ライトアップされたレトロな駅名板がいい感じ。
車体は漆黒の闇と同化しています。
いいお家を覗いているみたいですね。(笑)
なお、肥前浜駅は普通列車の停車部分しかホームが嵩上げされてないので、6両編成の36ぷらす3はこのように大きな段差ができてしまいます。なので、後ろの方の扉は開きません。
肥前浜駅には「HAMA BAR」という立ち飲み屋さんがあり、この36ぷらす3の停車に合わせて日本酒やお土産品などを販売していました。写真を撮り忘れましたが、私も日本酒を1杯いただきました。
なお、普段はお昼も開けられてるそう。(夜の営業は週末のみ)
ぜひ今度は途中下車で寄りたいものです。
当時はまだ肥前山口だった現:江北駅を過ぎ・・・
佐賀駅でも後続に道を譲るために10分ほど停車します。
「みどり28号」に道を譲ります。ハイパーサルーンの783系でした。
783系も早30年選手。そろそろ引退も考えられるお年頃ですね。
佐賀駅からは乗車できませんが、発車案内には「36ぷらす3」の表記もあります。
佐賀だと「呼子の朝市でも」になるんすね。余談ですが、CMで「ここ鳥取砂丘でも!」と今田美桜ちゃんが言ってますが、ぶっちゃけ鳥取砂丘に住んでる人はいませんので、地元民にはなんの意味もないんですよね。(笑)
列車は、我らが駅前不動産スタジアムを過ぎ・・・
南福岡でも運転停車をしながら・・・・
長崎から3時間半かけて、博多に到着です。「かもめ」の倍ぐらいの時間ですね。
長崎ルート、運行終了してしまいましたが、引き続き同じ長崎県内の佐世保ルートで運行されてますので、そちらの方にもぜひ乗ってみたいですね。
で、台風が接近する中無事に博多まで運行された「36ぷらす3」ですが、翌日搭乗予定だった福岡→出雲の飛行機は欠航、さらに山陽新幹線は夕方まで運休、さらにさらに、特急やくもや高速バスに至っては終日計画運休・・・泣
結局、「夕方の飛行機を待つしかないね!」という結論に至りまして、急遽お宿を取って博多に泊まる事にしました。さて、明日はどうなるやら・・・