長崎までの在来線特急「かもめ号」に惜別乗車してきましたので、その様子をご紹介いたします。
出発は博多駅の4番のりばから、「かもめ91号」に乗車します。「91」の号数が示すように、この列車は繁忙期のみ運転の臨時列車ですね。
6両、ということで「白かもめ」こと885系での運行です。丸っこいかわいらしい車体が特徴的ですね。
かもめのマークがなんとなくベンツっぽく感じるのは私だけでしょうか・・・?(笑)
デザインに全く古さは感じませんが、登場から20年ほど経っていますので、少しボロが出てきている模様。まあ、ただでさえ白色ですからちょっとした汚れも目立ちますよね・・・
意外と指定席車は混んでましたので、自由席を利用することにします。座席変わらないしね。
以前は共通運用にもかかわらず、「かもめ」「ソニック」それぞれのロゴが入っていたために「ソニックかもめ」や「かもめソニック」という現象が発生してましたね。九州新幹線全通後は「AROUND THE KYUSYU」のロゴに変わりました。
座席は布製のシート。以前は革張りのシートでしたが、劣化には耐えきれず交換されました。
革製は高級感がある一方、滑りやすくて体勢が安定しなかったので、布製の方がいいですね。
ただ、少々枕が厚すぎて、頭の部分だけ前に出される感覚があります。
相変わらず貧弱なアームレストです。
テーブルはインアームタイプ。うーん、ちょっと小さいですね。
デッキにはKAMOMEロゴが。
こういった遊びのスペースがあるのがJR九州らしいですね。繁忙期で立ち席になる時にはここですね。
自販機は・・・多分全検の時にしか撤去しないんでしょうね・・・
長崎色一杯のプチギャラリーです。
ドアの横には暖色系のライトが配置されてます。ちょっと夜のお店っぽい・・・
車内に入る扉はガラス戸になっていますが、和紙のようなデザインが入ってます。
列車は博多を発車し、20分ほどで鳥栖へ。我が駅前不動産スタジアムを左手に見ながら、長崎本線へと進んでいきます。