留萌本線を乗り尽くす①~2022年3月~ | 山陰人のボヤ紀行

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特急ライラックに乗り、深川に到着しました。ここからは廃線最有力候補(?)になっている留萌本線の列車に乗車します。

 

 

 

北海道ではお馴染みのキハ54系が待っていました。行き先表示は何故か白幕です。

また、こちらのホームだけ乗り場に雪(しかもアイスバーン状態・・・)があり、何だかこの線の行く先を案じているかのような状況でした。

 

 

サボも差し込まれてないですね。

 

 

 

 

座席は簡易リクライニングのクロスシートになっており、釧網本線や花咲線で乗ったのと同じ仕様です。

 

 

 

もちろん冷房はありません。扇風機がJNR仕様なのも同じ。

 

 

 

砂川を発車するとすぐに函館本線と別れ、

 

 

 

人家も少なくなります。比較的雪は少なめ。

 

 

 

駅舎もほぼ雪に埋まっています。ここは北一已駅。「きたいちやん」と初見では絶対に読めません。

 

 

 

車窓には深川留萌自動車道の盛土区間が見えます。ただでさえ、沿線の過疎化が進んでいる上、あちらがある以上、鉄道を利用する人は皆無に等しいのでしょうね・・・

 

 

 

かな~り古い駅舎が健在の秩父別駅。何名か地元の方の降車がありました。

 

 

 

国鉄時代は「国鉄西通り」だったのでしょうか?

 

 

 

札沼線の「沼」の方、石狩沼田でも乗降がありました。なお、何日か前に根室辺りで見かけた同業者が乗り込んできまして、世間は狭いものだと痛感いたしました。(笑)

 

ただ、乗降があったのは秩父別と石狩沼田のみ。留萌市が「廃止やむなし」の姿勢に対して、秩父別町や沼田町が「存続を模索」している理由が、なんとなく分かった気がします。

 

 

 

雪がだいぶ増えてきましたね。

 

 

 

 

真布駅は板張りの朝礼台ホームです。律儀に雪搔きされてました。「まっぷ」ということで、地図好きの方にとっては聖地でしょうか?

 

 

 

 

恵比島駅の本当の駅舎は貨車改造のものですが・・・

 

 

 

 

NHKの連続テレビ小説「すずらん」で「明日萌駅」とし登場したロケのセットがそのまま残っています。(いくら掛かったんだろ?)

 

一応申し訳程度に「えびしま」の表記もありますが、幾寅(幌舞)同様に、完全に乗っ取られていますね。(笑)

 

「すずらん」は私も結構見ていましたよ。遠野なぎこさんが、あんな方だとは思ってもいませんでしたが。(笑)

 

 

 

恵比島からは峠を越えるため、Ωカーブやトンネルが連続します。

 

 

 

 

峠を越えると、その名の通り「峠下」駅に着きます。深川~留萌間で唯一の交換可能駅です。

(この時は交換列車はなかったです)

 

 

向こうの国道をバスが走っていきます。札幌に行く高速バスもあるようですし、益々留萌本線は厳しいですね。

 

 

 

徐々に建物が増えてきました。

 

 

 

深川から約1時間、終点の留萌に到着です。

 

 

 

さて、留萌の街を散策・・・といいたいところですが、時間の都合上、同じ列車で折り返します・・・