快速ノサップ号乗車記(釧路→根室)~2022年3月~ | 山陰人のボヤ紀行

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引退間近のキハ283系に乗り釧路までやってきました。

 

 

 

ここからは根室本線をさらに先へと進みます。乗車するのは快速ノサップ根室行きです。

 

 

 

やって来たのはキハ54系。バースデイきっぷユーザーの私にとっては、松山界隈でよく見る系統ですが、北海道では寒冷地仕様の500番台が活躍しています。

 

 

四国の同系列にはないデッキがあるのが特徴です。

 

 

 

 

車内はこんな感じでリクライニングシートと車端部にロングシートという構成。18きっぷ期間ということもあり、「同業者」が結構いてリクライニングシートに座れませんでした・・・

 

 

こちらの系列でもサボは活躍中。というか、ダイヤ改正以降はキハ54系しかサボのある車両はなくなりますね。

 

 

 

 

車内にはJNRマークの扇風機があったり・・・

 

 

灰皿の後があったりと、国鉄末期の香りがプンプンしてきますね。

 

 

列車は釧路の市街地(武佐駅あたり)を抜けると、携帯の電波が入らないような区間に突入します。

 

 

 

 

ひたすらに何もない、荒野を鹿よけの汽笛を鳴らしながら進んでいきます。

時折、ホントに鹿が現われたのですが、さすがにとっさのことなのでカメラには収められず・・・

 

 

ようやく山の中を抜けて太平洋が見えてきました。

 

 

 

花咲線区間では比較的乗降の多い港町・厚岸に到着。ここは牡蠣が有名ですね。後は、スピードスケートの佐藤綾乃選手の出身地でもあります。

 

 

 

ここでリクライニングシートが空きました!早速移動します。足元は狭いですが、普通列車ですからそこは我慢。

この座席はキハ183系の廃車発生品だそう。

 

 

 

こちらにも灰皿が。開かないようにはなってましたが。リクライニングは体重を掛けないと元に戻っちゃうやつです。

 

 

 

 

そういえば、この車両の換気は手動です。レバーで動かすアナログスタイル。

 

 

 

おぉ、すげえ!湾内が凍ってる!とおもったら、ここは厚岸湖のようです。(笑)

海とつながっているので湾みたいなもんですが・・・

 

 

 

 

浜中町内の茶内、浜中の各駅には「ルパン三世」のイラストが描かれています。茶内駅では次元大介を発見!

 

 

 

かつての標津線分岐駅である厚床に停車。ホームにはその証が残っていました。

 

 

 

 

北海道はホントに駅周辺以外は人家が一切ない区間が多いですね。そりゃ、ここで利益出そうとしても無理だわな・・・

 

雪の上にも、鹿らしき足跡しか確認できません。(笑)

 

 

 

 

落石駅付近でちらっと太平洋が覗きますが、それ以外の区間は山の中を走行します。この辺りも積雪量は少ないですね。

 

 

妙に駅名標がキレイな落石駅。ここにはトーチカ跡があるそうで、戦争モノの映画好きな私には興味がそそられるスポットです。

 

 

 

釧路で出て2時間余り、ようやく根室の市街地が見えてきました。線路はぐるりと市街地を回って、根室駅に向かいます。

 

 

 

最後にリクライニングシートをパチリ。

 

 

 

東の果て・根室に着きました。ついにここまで来てしまいましたね・・・

 

 

 

訪れたのは3月上旬ということで、寒さを覚悟してきたのですが、到着時の気温はなんとプラスの7℃!山陰と変わらんやん・・・(笑)

 

 

 

駅舎はコンパクトです。そして、ウミネコの声がよく聞こえます。港町に来た感がバシバシ感じられます。(笑)

 

 

ここからはバスに乗り換え、乗ってきた列車名の由来でもある日本最東端の納沙布岬へ向かいます!