しおかぜ5号で松山に到着。少し乗り換え時間がありましたので、松山駅内外を散策。
ローカル感漂う松山駅。この風景も、数年で見納めとなる予定です。まあ、メインは伊予鉄の松山市駅とはいえ、四国イチの人口を誇る松山市の玄関として相応しい駅に生まれ変わるのも楽しみです。
駅横にあったバッティングセンター、昨年来た時にはもう営業を終了していましたが、建物自体が解体されていました。何か新しい建物が建つんですかね?
やれば、できるっ!(笑)
駅構内へ戻り、跨線橋を渡って島式ホームへ。
伊予灘ものがたりはこちらのホームから発車するので、このような暖簾がありました。
乗車するのは伊予市行きの7000系1両編成の普通列車。土曜の昼間で1両・・・これで事足りる松山界隈、JR四国さん大丈夫でしょうか・・・?
反対側を見ると、絶賛高架橋の建設中。
列車の乗車率は若干立ち客が出る程度。1両で「適正な座席供給量」というのが寂しい・・・
列車は5分ほど走ると松山中央公園が見えてきました。
市坪駅で下車。坊っちゃんスタジアムの最寄り駅です。
ここで私の別の趣味活動。坊っちゃんスタジアムに併設されている「のぼーるミュージアム」へと向かいます。
公園内には正岡子規が詠んだ句が。ベースボールを野球に翻訳したとして有名な子規ですが、「野球」と訳したのは別の人だとか。(笑)
(打者とか走者は子規の訳らしいですが・・・)
愛媛野球界のレジェンドといえば近藤兵太郎。占領下時代の台湾の嘉義農林を甲子園準優勝に導いた方としても有名ですね。
ヤクルトスワローズファンの私としては、ここは秋季キャンプの地。2015年の優勝の石碑がありました。(まさかこの時は今年優勝するとは思わず・・・笑)
そしてこの球場は私が大ファンの古田敦也氏の2000安打達成の地でもあります。
学生時代は古田選手の下敷きにシャーペンを使っていましたね。
さあ、ミュージアム内に入ります。愛媛県が「まん防」だったのでしばらく休館していたようですが、この日から営業再開されていました。基本的に、土日祝日のみの開放だそうです。無料で入れるのが素晴らしい!
中に入ってまず目が行ったのがこの写真。そう、あの「奇跡のバックホーム」の本塁突入のシーンです。(知らない方はyoutubeにもupされているので御覧ください。マジで鳥肌が立ちます。)
おそらく、同じプレーをやれと言われても二度とできないようなプレーでしたね。また、何十年か経って両校が再試合をしたのも感動的です。
で、愛媛県勢の最近の優勝が2004年の済美高校。創部3年目で初出場初優勝の偉業を成し遂げました。冒頭のポスターに載っていたティモンディの2人の母校ですね。J-POP風の校歌は話題にもなりました。
入口のモニターでは昨夏の独自大会のVTRが流れていました。特に3年生たちは春も夏も中止になったので無念だったでしょうね・・・。
昔のグローブ、めっちゃ取りにくそう・・・(笑)
一応、ちょっとだけ野球をかじっている私ですが、これでは板で捕球しているようなもんです。そりゃ皆手を添えますよね。
2013年大学日本代表の寄せ書きには、のちにプロ入りする選手がたくさん!
ヤマヤス、吉田正尚、大瀬良、梅野、藤岡裕大などなど・・・
一番奥のシアターでは名シーンの映像が流れていました。
おっと、唐突に甲子園のベンチ。
高校野球バージョンの展示館を出て、プロ野球側に向かいます。マエケンがお出迎え。
2012年のオールスターゲームの様子。こっちはセ・リーグ。
こっちはパ・リーグ。斎藤佑樹、出てたんやね。(笑)
その前にも2002年にオールスターは開催されています。サンヨーオールスターゲーム、という響きが懐かしい。
パ・リーグのメンバー。今ではこの世代が監督・コーチ世代です。
つば様、こちらにも顔を出されていたんですね。(笑)
長年秋季キャンプ地として使用しているスワローズ。以前は岩村選手や藤井投手など、愛媛出身選手が多かった印象。
寄贈するなんて、古田さん懐が深いな・・・
いぶし銀・水口栄二選手のユニフォームとバット。そうか、松山商出身ですもんね。
松山では来年オールスターゲームが開催予定。ぜひその時には来たいですね。
坊っちゃんスタジアムでは秋の愛媛大会が開催中でした。ホントは見たかったのですが、この後の行程があるので断念。
公園内には武道館や水泳場もあります。とても広い公園です。
せっかくのなで、スワローズ仕様の自販機で飲み物を買い、市坪駅へと戻ります。