ウポポイ(民族共生象徴空間)訪問記②~2021年7月~ | 山陰人のボヤ紀行

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前回の続きです・・・

 

 

 

 

さてさて、アイヌ民族博物館の建物内へと入っていきます。なお、展示観覧にはオンライン予約が必要なので忘れずに。

 

 

1階はミュージアムショップです。食品系やアイヌ民族の伝統工芸品など様々なグッズが売られていましたよ。エントランス前のお土産物屋さんよりも種類が豊富なので、チケットを購入されている方はこちらの方がおススメ。

 

 

 

では、2階の展示室へ向かいます。左下に見えているゲートでスマホ画面のQRコードを読み取ってもらい、中に入ります。

 

 

エスカレーターを上がると、ホールが1面ガラス張りになっており、眼下にはこのような景色が広がっておりました。

 

 

 

 

VR画像でアイヌの方々がお迎えしてくれます。

 

 

 

 

 

展示室の様子はこのような感じ。展示品をいっぱい並べて順路通りめぐる、といった形ではなく、プロジェクターや音声を使って1つ1つのものを細かく紹介していくようなスタイルです。天井も高く、閉塞感がないのがいいですね。

 

 

東京証券取引所みたい。(笑)

 

 

 

徹底的にこだわってるなと感じたのはここ。消火栓なんてアイヌ語があるんかいな。(笑)

 

 

外に出てポロト湖沿いに来ました。「ポロト」とは「大きい沼」という意味だそうですが、実態は周囲4キロほどの小さい湖です。(隣にあるポント沼より大きいから、という話です。)

 

とにかく水がきれいで、その気になれば泳げそうです。(多分、泳いだら怒られる・・・)

 

 

 

湖の前にはこのようなステージもあります。時間帯によっては「アイヌ古式舞踊」やムックリ(口琴)の演奏などの伝統芸能が行われるようですよ。

 

 

奥の方に行くと、チセ(家屋)群が再現され、アイヌの伝統的な生活空間を体感できるエリアがあります。それぞれ、中に入ることが出来ます。

 

 

 

 

建物の中はこのような感じ。

一番下の写真の窓は、カムイ(神格を有する高位の霊的存在)入ってくる窓だそうです。そうか、特急カムイって、相当神々しい名前だったんですね。

 

 

 

園内は歩いているだけで癒されますね。団体客の方もいらっしゃいましたが、広い敷地内なのでそんなに人が多い感じはしなかったです。

 

 

体験学習棟の横には、星野リゾートの「界ポロト」が絶賛建設中でした。年明けの開業だったかな?全室レイクビューだそうです。

 

 

 

1時間半ほどの滞在を終え、白老駅に戻ります。丁度貨物が通過中でした。

 

 

 

しかし、青空にとっても映える駅舎ですね。キレイに改装されてます。

 

 

 

 

特急列車の詳細が表示されるディスプレイを装備されるぐらい、この駅が推されてることがよくわかります。(笑)

 

 

正直、アイヌ文化をほとんど知らなかったのですが、少しではありますが知識を得ることが出来たかなと思います。園内の景色も癒されますし、また北海道に来た際は足を運びたいと思いました。(白老に来ることはもうないかも、という前言は撤回します!笑)

 

この後は再び特急北斗に乗車し、函館を目指します!